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伏見稲荷大社鳥居の数は?歴史や意味とは?お値段はいくら?

      2017/08/13


 

京都の伏見稲荷大社にはたくさんの鳥居があります。

伏見稲荷大社の中でも有名な「千本鳥居」には数えきれないほどの鳥居が並び、多くの人が訪れる観光スポットになっていますよね。

ところで、この鳥居がどれだけの数あるかご存知ですか?

今回は、伏見稲荷大社の鳥居についていろいろ調べてみましょう!

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伏見稲荷大社とは?


 

伏見稲荷大社は、全国に3万社あるといわれる稲荷神社の総本社または総本宮(そうほんぐう)です。

稲荷神社は稲荷神(いなりしん・いなりのかみ)を祀る神社のことをいいます。

稲荷神は、日本における神のひとつで、稲荷大明神(いなりだいみょうじん)、お稲荷様(おいなりさま)、お稲荷さん(おいなりさん)とも呼ばれます。


 

また、伏見稲荷大社の御祭神(ごさいじん・祀られている神様)で、五穀をつかさどる農業神の宇迦之御魂(うかのみたま)は、奈良時代の和銅4年(711年)2月に伊奈利山(いなりやま・京都市東山連峰)へ降臨されたといわれています。

その後、時の流れのなかで多くの人々の篤い信仰心によって「衣食住ノ太祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリ」と崇められ、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、交通安全、諸願成就の神様として全国で広く信仰されるようになりました。

伏見稲荷大社の鳥居の数は?

鳥居の数え方の単位は「基(き)」です。

「一基」「二基」「三基」・・・となります。

伏見稲荷大社の鳥居の数は、人がくぐれる大きなものから、片手で持てるような小さなものまで、1万基あるといわれていますが、正確な数字は伏見稲荷大社も把握していないそうです。

伏見稲荷大社の鳥居といえば、朱色の鳥居がトンネルを作るように立ち並ぶ「千本鳥居」がとても有名です。

「千本鳥居」は、私たち人間のいる世界から、神様のいらっしゃる世界へと続く門として建てられたのが始まりとされ、江戸時代(1603年~1868年)に奉納されたといわれています。

「千本鳥居」はその名前から1000基の鳥居があるのかな?と思いますが、実際は800基ほどといわれています。

1000基には足りませんが、「千本鳥居」の「千本」は正確な数ではなく「数が多いこと」「数えきれないほどあること」を表しているそうです。

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歴史や意味とは?

伏見稲荷大社にある朱色の鳥居は、すべて奉納されたものです。

願い事が「通る」または「通った」というお礼の意味で、鳥居を奉納する習慣が江戸時代に広がりました。

江戸時代では、鳥居は願い事が成就してから奉納していたそうです。

最初は小さな鳥居を奉納し、願い事が叶う(通る)たびに鳥居を大きくして奉納しました。

現在は、願い事を叶えてもらうために奉納したり、記念日や、会社の設立記念などに奉納したり、奉納する理由はさまざまです。

鳥居は、神様の世界と人間の世界の結界の意味があり、朱色は魔除けの色とされ、多くの神社仏閣で用いられています。

鳥居の歴史や由来には諸説あり、はっきりしたことはわかっていません。

外国(インドや中国、イスラエルなど)から伝わったという説、ユダヤ教と関連があるという説、古事記(こじき・712年)の天岩戸説などがあります。


●ユダヤ教と関連があるという説

「トリイ」という発音は、ヘブライ語のアラム方言で「門」を意味します。

また、古代イスラエルの建物の玄関口は、鳥居とそっくりの形をしているそうです。

 

●天岩戸(あまのいわと)説

天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に閉じこもり、国中が真っ暗になったとき、なんとか天照大神に出てきてもらうため、天岩戸の入り口にあった宿木(やどりぎ)に鳥を乗せて鳴かせたという言い伝えがあります。

「宿木に鳥を乗せた=鳥が居る」ことで、それが鳥居の語源になったと言われています。

 

 

また、朱の原材料は水銀で、昔から木材の防腐剤として使われてきました。

伏見稲荷大社では、稲荷神のお力の豊穣を表す色とされています。


鳥居のお値段はいくら?

伏見稲荷大社では、鳥居の奉納をすることができます。

鳥居の大きさや奉納場所によって初穂料(はつほりょう・神仏に奉納する金銭)が異なります。

5号(直径15㎝)・・・175,000円

6号(直径18㎝)・・・383,000円~

7号(直径21㎝)・・・482,000円~

8号(直径24㎝)・・・708,000円~

9号(直径27㎝)・・・826,000円~

10号(直径30㎝)・・・1,302,000円~

伏見稲荷大社はとても広いので、すべての鳥居の数を把握するのは、大変なことなのでしょうね。

伏見稲荷大社の鳥居の数は、2010年に実際に数えた人もいるようです。

その時は、3381基もあったそうですよ。(小さな鳥居は数に入れなかったそうです)

現在はどれくらいあるのでしょうか・・・鳥居は日々、修理をしたり、新しく建てたり撤去されているので、正確な数は誰にもわからないのかもしれませんね。

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