日本文化研究ブログ – Japan Culture Lab

ジャパン カルチャー ラボ 日本の文化の疑問を簡単にわかりやすく説明します。

*

賽銭の意味って何?いくらがいいの?縁起のいい金額とは?

   

saisenbako

神社や寺院にお参りするとき、みなさんはお賽銭をどれくらい準備していますか?

5円玉や10円玉などの硬貨を賽銭箱へ入れる人が多いようですが、中には「この願いは絶対に聞き届けていただきたいから!」と気合いを込めて1000円札やそれ以上の紙幣を入れる人もいるようです。

さて、お賽銭とは、金額が大きければそれだけご利益があるのでしょうか?

そもそもお賽銭の意味とは?

今回は、お賽銭について調べて行きましょう。

スポンサードリンク


お賽銭の意味とは?

お賽銭とは、神様や仏様に「祈願成就しました」という御礼の気持ちで奉納する金銭のことです。

お賽銭の「賽」には「神様や仏様から受けた福に感謝して祭る」という意味、「銭」には「お金」という意味があります。

日本で貨幣通過が出回り始めたのは室町時代ごろといわれており、それまでお賽銭は金や銀、お米、海や山の幸などが奉納されていました。

庶民にも貨幣通過が出回り、神社や寺院への参詣が浸透しはじめると、金や銀、お米などの物ではなく、金銭が供えられるようになり、お賽銭を納めることが流行します。

そして、自然発生的に賽銭箱が置かれるようになったといわれています。

free-illustration-hatsumoude-woman-irasutoya

お賽銭を奉納し、まずは祈願成就のお礼を神様や仏様にお伝えします。

そのあとに、次のお願い事をするのが正しいお参りの順番だそうです。

そのお願い事が叶ったら、後日忘れずにお礼に参りましょう。


お賽銭はいくらがいいの?

お賽銭は、祈願成就のお礼で奉納するお金です。

以前参拝したときの願い事がかなったことに対するお礼なので、金額は特に決まりがありません。

大きな願い事をしたのならそれなりの大金を、小さな願い事なら相応の金額を・・・と考えるのが一般的ですが、そのとき自分が納めたいと思う金額でいいようです。

一番大切なのは、神様や仏様への感謝の気持ちです。

スポンサードリンク


縁起のいい金額とは?

お賽銭を奉納するとき、多くの人は語呂合わせで金額を決めているようです。

語呂合わせで特に有名なのは「5円玉=ご縁がありますように」ですが、ほかにもいろいろあります。

1972d2721fcaba4d5741fe92400e8c89_s

10円(5円玉2枚)=重ね重ねご縁がありますように

15円(5円玉3枚)=十分ご縁がありますように

20円(5円玉4枚)=よいご縁がありますように

25円(5円玉5枚)=二重にご縁がありますように

40円(5円玉8枚)=末広がりにご縁がありますように

50円(5円玉10枚)=五重のご縁がありますように

55円(5円玉11枚)=いつでもご縁がありますように

105円(5円玉21枚)=十分にご縁がありますように

125円(5円玉25枚)=十二分にご縁がありますように

485円(5円玉97枚)=四方八方からご縁がありますように

ほかにも、21円や31円など、割り切れない数字のお賽銭は、夫婦円満や恋愛継続のお願いをするときに良いといわれています。

また、1万円は「万円」をひっくり返して「円万=円満」ということで万事円満に収まると考えられています。

017

さすがに、5円玉97枚を賽銭箱へ入れている人を見かけたらびっくりしてしまいそうですが・・・これは、すべて5円玉でなければいけないということはないそうです。

複数の硬貨を組み合わせて、良い語呂合わせの金額にするといいようですよ。

しかし、お賽銭に使ってはいけない硬貨もあります。

10円玉や500円玉を使ってはいけません。

10円玉=10=とお=とおえん=遠縁=縁を遠ざけるという意味になる

500円玉=これ以上大きな硬貨(効果)がないという意味になる

そして、65円、75円、85円のお賽銭も避けた方がいいようです。

65円=ろくなご縁がない

75円=なんのご縁もない

85円=やっぱりご縁がない

10円玉と500円玉を使わずに、良い語呂合わせになるよう調整してみましょう。

-shared-img-thumb-PPP_jinjyanohounou_TP_V (1)

お賽銭の金額にも、いろいろな語呂合わせがあることがわかりましたね。

多くの人が「お願い事をするからお賽銭を・・・」と思っているようですが、実は、お願い事が叶ったことへのお礼がお賽銭だったのですね。

また、お賽銭には「神社やお寺を維持するために働いている人たちのためのもの」という考え方もあるそうです。

神様や仏様に仕え、私たちが安心してお参りに行けるようにしてくださっている人たちにも、感謝の気持ちを忘れずにいたいものですね。

スポンサードリンク

 - 未分類