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狐はなぜ油揚げが好きと言われているのか?その理由と関係は?

      2018/10/04

狐は油揚げ(あぶらあげ)が好きと言われていますよね。

油揚げは、薄切りにした豆腐を油で揚げたもので、お味噌汁の具にしたり、甘辛く煮て、うどんや蕎麦にトッピングしたり、中に酢飯を詰めてお稲荷さんを作ったりしますよね。

私たちが普段の食事でいただいている油揚げを、実際に狐が食べるのでしょうか?

今回は、狐の好物がなぜ油揚げなのか、その理由や関係について調べてみました!

 

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狐は普段どんなものを食べているのか?

野生の狐は、肉食に近い雑食といわれています。

ネズミやウサギ、リス、鳥、蛇やカエルなどを食べ、カブトムシなどの昆虫も食べるようです。

雑食なので肉以外の木の実や果物なども食べますし、人が住んでいるところにもやってきて、栽培している野菜や、残飯などを食べることもあります。

ですので、実際に油揚げを食べることもあるのですが、なぜ好物と言われるのでしょう?

 

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狐はなぜ油揚げが好きと言われているのか?その理由と関係とは?

「狐は油揚げ好き」と言われていますが、この「油揚げ」は、私たちが普段食べている、薄くした豆腐を揚げて作る「油揚げ」ではありません。

 

日本では、古くから農耕をしていましたので、農作物を荒らすネズミは迷惑な存在で、そのネズミを好んで食べる狐は、人々から崇められるようになりました。

地域によっては狐の巣穴の前に、狐の好物であるネズミを油で揚げた「ネズミの油揚げ」を置いていく習慣があったそうです。

なぜわざわざネズミを油で揚げたのかは定かではありませんが、狐は雑食ですので油で揚げたネズミも食べていたのかもしれません。

 

その後、538年に仏教が日本に伝来し、肉食や殺生は良くないという思想が広まり、ネズミを油で揚げた「油揚げ」ではなく、薄切りにした豆腐を油で揚げた「油揚げ」を供えるようになったのだそうです。

 

全国には稲荷(いなり)神社という名前の神社がたくさんありますよね。

稲荷神社は、稲荷神(いなりしん・いなりのかみ)という農業神を祀る神社のことをいいます。

稲荷神は、稲荷大明神(いなりだいみょうじん)、お稲荷様(おいなりさま)、お稲荷さん(おいなりさん)とも呼ばれます。

 

先述したとおり、古来より日本人は、農作物を荒らすネズミを食べてくれる狐を崇めており、農業神を祀る稲荷神社では白狐(びゃっこ)が神の使いとして祀られています。

普通の狐ではなく白狐とされたのは、神様と同じように人の目には見えない存在であることを白で表現したためと言われています。

白狐が祀られている稲荷神社では、狐の好物といわれる油揚げをお供えすることから、油揚げを使った料理を「稲荷(いなり)」と呼ぶようになったのだそうです。

 

 

狐の好物は油揚げというのは、ネズミの油揚げが由来だったのですね。

狐は雑食なので、中には油揚げが大好きな狐もいるかもしれませんが、野性の狐に食べ物を与えると、楽にエサを手に入れられると考え、人に近付いてきてしまうそうです。

そうすると、狐が持っている病気に人間が感染してしまったり、狐が人の住む場所をうろついて交通事故などで死んだりしてしまいます。

狐にとっても、人にとっても、良いことはありませんので、野性の狐を見つけても油揚げをあげよう!などと思わないでくださいね。

 

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