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「赤の他人」や「真っ赤な嘘」はなぜ赤なの?意味と語源とは?対義語は何?

      2019/07/17


 

「赤の他人」「真っ赤な嘘」は、普段の会話にも登場する言葉として、多くの人が見聞きしたことがあると思います。

色は赤以外にもたくさんあるのに、なぜ「赤」なのでしょうか?

黒や白、緑、青など、他の色ではダメだったのでしょうか?

今回は「赤の他人」と「真っ赤な嘘」について調べてみました!

 


「赤の他人」の意味とは?

明らかな他人、縁もゆかりもない人、無関係な人という意味です。

 

「真っ赤な嘘」の意味とは?

明らかな、嘘全くの嘘、完全なる嘘という意味です。

 

「赤の他人」「真っ赤な嘘」はなぜ赤なの?その語源とは?

「赤(あか)」の語源は「明らかな」という形容詞で、「明らかな他人」「明らかな嘘」から「赤の他人」「真っ赤な嘘」になったという説が有力です。

「赤」は「明らかな」以外にも「間違いなく」「完全に」「全くの」という意味で、「他人」「嘘」を強調するために用いられています。

その他、「赤」を用いる慣用句には「赤っ恥」や「赤裸々」などがありますが、これらの「赤」も同じ意味で用いられています。

また、「赤の他人」の「赤」に関しては、仏教用語が語源という説もあります。

仏教用語で、仏前に供える水のことを「閼伽(あか)」ということから、「赤の他人」は「水のように冷たい・冷めた関係」を表しているといわれています。

 


「赤の他人」の対義語は何?

「赤の他人」の対義語は「身内」や「昵懇(じっこん)の仲」があります。

「身内」は、個人の判断に任される呼び方で、血の繋がりがあってもなくても関係ありません。

親や兄弟姉妹など、血の繋がりのある人だけを「身内」と呼ぶ人もいれば、顔見知り全員を「身内」と呼ぶ人、面識がなくても同じ会社や団体に属する人を「身内」と呼ぶ人もいます。

また、「昵懇」は間柄が親しいことをいい、「昵懇の仲」とは、親しく付き合っている友人など親密な関係をいいます。

「赤の他人」が縁もゆかりもない人を指すのに対して「身内」は血の繋がりだけでなくなんらかの関わりがある人を指し、「昵懇の仲」は親密な関係の人を指します。

 

「真っ赤な嘘」の対義語は何?

「真っ赤な嘘」の対義語は特にないようです。

「赤」という色ははっきりと目立ちますので、明らかなことを強調するために用いられたようですね。

「黒の他人」や「真っ黒な嘘」のように「黒」に置き換えると、とても危険な感じがしませんか?

「白」だと純粋さや潔白さをイメージし、「金」だと豪華さをイメージする人が多いと思いますが、色によって私たちはいろいろなイメージを抱いていて、慣用句にも用いられているのですね。

 

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