12月 冬の行事

【2022年】忘年会はいつ? 忘年会の意味とは?いつから始まったの?


忘年会といえば、年末の風物詩ですよね。

「忘年会は年末の飲み会のこと」と思っている人もいらっしゃるかもしれませんが、本当の意味とはどのようなものでしょうか?

また、忘年会はいつから始まったのでしょうか?

この記事では、今年の忘年会がいつなのかなど、忘年会についてわかりやすく解説します!

 

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忘年会の意味とは?

 読み方は「ぼうねんかい」です。

 忘年会とは、その年の苦労を忘れるために年末に催される宴会や食事会、飲み会のことです。

「一年間の苦労や嫌なこと、大変だったこと、辛かったことなどを忘れて、新たな気持ちで新年を迎えましょう」という意味が込められています。

 


忘年会はいつから始まったの?

 忘年会がいつから始まったかは定かではありませんが、年末に行われていたいろいろな風習が時代ともに変化し、現在のような行事になったと考えられています。

 


忘年会のルーツは鎌倉時代の「年忘れ」

忘年会のルーツは、鎌倉時代(1185年~1333年)に大みそかに行なわれていた「年忘れ(としわすれ)」という行事だといわれています。

「年忘れ」とは、貴族や武士など上流階級の人々が集まって厳かに和歌を詠みあう(連歌)行事で、現在のようにお酒や食事をいただきながら賑やかに過ごすものではありませんでした。

連歌とは、複数人が集まってリレー形式で和歌を詠む、日本に古くからある和歌の様式のひとつです。 

 


現在と同じ意味で登場したのは室町時代の「としわすれ」

 「としわすれ」という言葉が現在と同じ意味で用いられた最古の文献は、「看聞日記(かんもんにっき)」です。

 

看聞日記は、室町時代(1336年~1573年)の皇族、伏見宮貞成親王(ふしみのみやさだふさしんのう)の日記で、14301221日の日記に「先有一献。其後連歌初。会衆如例。夜百韻了一献。及酒盛有乱舞。其興不少歳忘也」と記されています。

 

「年末に催された連歌会がとても盛り上がり、酒を飲んで乱舞する様子がまるで『としわすれ』のようだ」という意味です。

 

当時の貴族や皇族は年末に和歌を詠みあい厳かに過ごしていましたが、盛り上がっている様子を「まるでとしわすれのようだ」と言っていることから、酒を飲んで乱舞する「としわすれ」という現在の忘年会のような行事が、この時すでに存在していたと考えられています。

 


現在のような忘年会が庶民に広まったのは江戸時代の「年忘れ」

看聞日記によって、室町時代に現在の忘年会のような行事が存在していたと考えられていますが、庶民の間でお酒を飲みながら一年の嫌なことを忘れて騒ぐ「年忘れ」が広がっていったのは江戸時代(1603年~1868年)といわれています。

 


「忘年会」という言葉は「古今物忘れ」(1772)に初めて登場

 「忘年会」という言葉は、建部綾足(たけべあやたり・1719年~1774年)の随筆「古今物忘れ(ここんものわすれ・1772年)」にある以下の一文だといわれています。

 

「うき一年を忘れはべらばやとてぞ、忘年会はすなりといふ」

 

「うき(憂き)」とは、つらいこと、心を悩ますこと、などの意味があります。

「一年の憂さ晴らしをするために、忘年会をする」と解釈できますが、建部綾足は「憂き」とは「忠誠をつくすべき君主や親が歳としをとり、老いていくこと」というつもりで書いたのに、いつしか意味が変わってしまったと嘆いていたそうです。

 


「忘年会」が定着したのは明治時代

明治時代、夏目漱石の小説「吾輩は猫である」に「向島の知人の家で忘年会兼合奏会がありまして」という記述があり、このころには「忘年会」が定着していたと考えられています。

忘年会について詳しく書かれていないので、当時の忘年会がどのようなものかはわかりません。

 


昭和から平成初期は会社の恒例行事に

昭和から平成初期にかけて忘年会は会社の恒例行事になりました。

特に戦後から70年代ごろまでは、温泉地に行って泊りがけで行う忘年会旅行や、旅館やホテルの宴会場を貸し切って大規模に行う忘年会などが多くありました。

しかし、平成後期になってからは、若者たちの間で「残業代がでるわけでもないのに強制参加はおかしい」「仕事でもないのに参加したくない」「新人だからと余興を強要されたくない」などの声があがるようになり、強制参加ではなく「参加したい人だけ」という会社や、忘年会自体を行わない会社もあるようです。

 

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2022年の忘年会はいつ?

忘年会

忘年会をいつ行うか、特に決まりはありませんが、12月中に行うことが多いようです。

 

会社の場合、12月下旬は忙しいので中旬に行うところが多く、忘年会のピークは12月中旬といわれています。

また、翌日が休みの日に行うことが多く、12月中旬ごろの金曜日は特に忘年会が多いようです。

2022年の場合、129日(金)・16日(金)が多くなると予想されます。

 

また、ピークを避けて11月下旬や12月上旬に行う会社も少なくありません。

 

また、仕事納めの日に忘年会をする会社もあります。

仕事納め(しごとおさめ)とは、一年の締めくくりの日で、この日にその年の業務を終えることです。

仕事納めの日は1228日が一般的で、午前中に業務を行い、午後は忘年会という会社もあります。

2022年の場合、1228日(水)です。

 

また、親しい友達との忘年会は、年末年始休暇になってからという人も多いですし、年末年始休暇に実家帰省をして、昔からの友達と忘年会をしたり、大みそかに忘年会をしたあとにその流れで新年のカウントダウンをするなど、人それぞれ忘年会の楽しみ方があります。  


 忘年会は、日本で生まれた日本独特の行事です。

欧米では仕事とプライベートを完全に分ける考え方が主流なので、仕事を終えてからの忘年会は考えられないそうです。

日本でも最近は、仕事ではない飲み会や忘年会は参加したくない、不要だという声が多くあり、忘年会の在り方も時代とともに変化していくのかもしれません。

 

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