毎年10月24日は「文鳥の日」という記念日です。
つぶらな瞳、かわいらしい仕草に心を奪われる人も多いと思いますが「文鳥の日」の由来や意味とはどんなものなのでしょうか?
また、なぜ10月24日なのかなどについてわかりやすく解説いたします。
2024年のイベント情報も載せていますので参考になさってくださいね。
文鳥とは?
読み方は「ぶんちょう」です。
スズメ目カエデチョウ科ブンチョウ属の鳥で、スズメの仲間です。
体長はスズメより少し小さい15㎝程ですが、くちばしはスズメよりも大きいです。
「文鳥」の「文」は「文(あや)」のことで、さまざまな形や模様、色合いという意味があります。
その見た目から「体の模様が美しい鳥」という意味で「文鳥」と名付けられました。
文鳥はインドネシアのジャワ島とバリ島が原産で、日本には江戸時代(1603年~1868年)の初期ごろに輸入されるようになったようです。
原種に一番近いのは「ノーマル文鳥」または「並文鳥(なみぶんちょう)」と呼ばれる品種です。
日本で飼育されている中で、桜文鳥(さくらぶんちょう)、白文鳥(しろぶんちょう・はくぶんちょう)など様々な品種が誕生しました。
江戸時代のころから愛玩鳥として親しまれており、浮世絵にも文鳥が描かれています。
現在もペットとして人気があり、多くの人に愛されています。
ヒナのころから育てると「手乗り文鳥」になるほど人懐っこい文鳥に成長します。
「文鳥の日」はなぜ10月24日?由来と意味とは?
「文鳥の日」は、文鳥の飼育本を多数出版している伊藤美代子さんが、江戸時代から愛されてきた文鳥について考える日として、平成17年(2005年)に制定しました。
文鳥の日には、SNSに飼っている文鳥の最高の一枚をUPしたり、文鳥に関する雑学を披露したりして盛り上がっているようですよ。
日付が10月24日である由来は以下のように諸説あります。
●文鳥のヒナが出回る時期であること
●「10=て 2=に 4=しあわせ(手に幸せ)」という語呂合わせ
●「1024」という数字で文鳥のイラストが描けること
イラストは以下のとおりです。
1=くちばし
0=目
2=頭から背中、尾羽にかけて
4=お腹と足
「文鳥の日」2024年のイベント
「文鳥の日」に開催されているイベントをご紹介します。
文鳥まつり16
日時:2024年10月24日(木)~10月28日(月)
時間:11:00~20:00
場所:神奈川県横浜市 横浜モアーズハンズ横浜店屋上特設会場
「文鳥の日」の普及イベントで、文鳥をモチーフとした手作り作品や同人誌などを販売します。
外部リンク:文鳥まつり公式サイト
お江戸文鳥博2024
日時:2024年9月18日(水)~11月4日(月)
時間:11:00~18:00
場所:東京都台東区 ことりカフェ上野本店
10月24日の「文鳥の日」との関連についてはわかりませんが、文鳥づくしのグッズとメニューが販売されます!
外部リンク:お江戸文鳥博2024| ことりカフェ
なら文鳥博2024
日時:2024年9月25日(水)~10月1日(火)
時間:10:00~19:00(最終日は17時まで)
場所:奈良県奈良市 近鉄百貨店奈良店 3階 催会場
10月24日の「文鳥の日」との関連についてはわかりませんが、文鳥グッズだらけのスペシャルなお祭りです!
外部リンク:なら文鳥博2024| ことりカフェ
「文鳥の日」がどういう日かわかりましたね!
文鳥は見た目の美しさ、仕草のかわいらしさ、人懐っこさなどで江戸時代からずっと愛されてきた鳥なのですね。
SNSには文鳥を愛する人たちがたくさんの写真や動画をUPしていて、それを見ているだけで癒されること間違いなしですよ!
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