みなさんは、七五三の時に千歳飴を食べましたか?
神社にお参りしたら千歳飴をいただきますし、写真館で記念撮影をすると写真館の人からいただくこともあります。
スーパーなどでも売っていますので、七五三に関係のない年齢の人でも、買って食べることができます。
そんな千歳飴ですが、正しい食べ方があるのでしょうか?
今回は、千歳飴の食べ方について調べてみました!
千歳飴とは?
千歳飴の読み方は「ちとせあめ」です。
「千歳」は「千年」や「長い期間」「長い年月」という意味があります。
鶴や亀、松竹梅などの縁起の良い図柄が書かれた袋に、紅白のそれぞれの色に染められた細く長い飴が入っており、「千歳飴のように細く長く生きてほしい」という願いが込められています。
千歳飴の正しい食べ方とは?
千歳飴の正しい食べ方・・・というものは特にありません。
しかし、千歳飴は子どもがひとりで全部食べるのではなく、家族みんなで子どもの長寿を願いながら食べると良いようです。
千歳飴を折ると縁起が悪い?
千歳飴は細く長いので、そのまま子どもに持たせて食べさせるのはちょっと危険ですし、全部食べようとしても途中で飽きてしまいますよね。
だからといって、長寿を願う千歳飴を折ったり砕いたりしたら良くないのではないか?という不安も生まれます。
しかし、千歳飴を折ったり砕いたりしてはいけないという決まりはありませんし、縁起が悪いということはありません。
安全に、美味しく食べられるように、一口サイズにして家族で食べるのが良いようですね。
食べきれない場合はどうする?
「子どもが甘いもの苦手で、千歳飴を食べない」とか、「途中で飽きて残ってしまった」という場合、神社などでいただいた縁起物の千歳飴を捨てるのは失礼な気がしますよね。
そして、なにより食べ物を捨てるのはもったいないです!
そんな時は、お砂糖代わりとして料理で使ったり、キャラメルにリメイクしたり、プリンやクッキーなどお菓子作りに利用する人もいます。
小さく砕いてビンなどに入れておき、コーヒーや紅茶を飲む時のお砂糖代わりにすることもできますよ。
千歳飴の正しい食べ方は特に決まっていないのですね。
千歳飴をそのまま手に持って食べると手がベタベタになって、子どもはとっても嫌がりますし、親も大変です。
折ったり砕いたりしても問題はありませんし、むしろ、安全のためにも一口サイズにしたほうが良さそうなので、小さくなった千歳飴はタッパーなどに入れて、食べる分だけ取り出すと良いのかもしれませんね。
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