箸の日は8月4日と11月11日どちら?箸供養とは?各地のイベント情報

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箸といえば、ほとんどの日本人が毎日使う生活必需品ですよね。

そんな箸にまつわる「箸の日」という記念日があるそうです。

なぜか8月4日と11月11日のふたつあるのだそうですが、それはなぜなのしょう?

また、箸の日には「箸供養」という行事が行われるですが一体どのような行事なのでしょうか?

各地のイベント情報をご紹介します。

 

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目次

箸の日は8月4日と11月11日のどちら?その由来とは?

 

箸の日は、8月4日と11月11日の2回あるのですが、なぜ年に2回あるのかそれぞれ確認してみましょう。

 

8月4日の箸の日

8月4日の箸の日は、株式会社藤本商會本店(愛知県名古屋市)が制定した記念日です。

藤本商會本店は箸の製造、卸、販売を手掛けていますが、毎日の食事で欠かせない箸への感謝を表すことを目的としてこの記念日を制定しました。

8月4日は「8(は)4(し)」の語呂合わせです。

藤本商會本店は、愛知県豊橋市の龍拈寺(りゅうねんじ)に「箸塚」の石碑を寄贈し、毎年8月4日に使い古された箸を供養する「箸供養」を行っています。

 

外部リンク:株式会社藤本商會本店:箸塚の碑~箸塚をつ<り箸文化継承

 

11月11日の箸の日

11月11日の箸の日は、2015年(平成27年)に韓国で開催された「箸の国際学術シンポジウム」において、箸の文化を研究する日本、中国、韓国の専門家や学者が、箸の世界遺産登録を目指して制定しました。

11月11日の「1111」が、箸が二膳並んでいるように見えることから、この日が選ばれたそうです。

このように箸の日は年に2回ありますが、どちらも「箸の日」です。

どちらも正しく、きちんとした意味があってその日が選ばれたのですね。

 

箸供養とは?

箸供養は、 毎年8月4日の「箸の日」に折れた箸を集めて供養する行事です。

 

普段使っている箸が折れたらそのままゴミとして処分するのではなく、食事のたびにお世話になった箸に感謝し、お焚き上げをして供養します。

寺社によっては郵送などで箸を受け付けているところや、供養する箸を持参すると新しい箸と交換してくれるところもあるようですよ。

 

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「箸の日」各地のイベント情報

箸供養は、先ほど紹介した愛知県豊橋市の龍拈寺(りゅうねんじ)で行われています。

他にも以下の寺社で行われています。

東京都千代田区永田町2丁目10番5号

2024年8月4日(日) 10時30分~11時30分

雨天決行

 

外部リンク:日枝神社「箸感謝祭」

 

箸蔵寺(徳島県)

徳島県三好市池田町州津字蔵谷1006

2024年8月4日(日)

日頃、何気なく使っている箸への感謝の気持ちを込めて、箸蔵寺では、8月4日(箸の日)に箸供養を行っています。

 

外部リンク:箸蔵寺「箸供養」

 

箱根観音福寿院(神奈川県)

 神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋182-5

2024年8月4日(日)

毎年『箸供養』と称して、 普段食事で食べている多くの食物の生命に対して、感謝の念を込め『お箸』をお炊き上げし、ご供養する法要が行われています。

 

外部リンク:箱根観音福寿院「箸供養」

 

前田町神柱公園(宮崎県)

宮崎県都城市 前田町1417−1

2024年8月4日(日)

 

外部リンク:前田町神柱公園「都城箸感謝まつり」

 

 

11月11日は二膳の箸が並んでいるように見えるということですが、一膳の箸だと1月1日ですよね。

1月1日ではなく、11月11日が選ばれた理由は定かではありませんが、一人よりも二人・・・ということなのでしょうか。

箸の日だけではなく、日々、お箸に感謝をして今日の食事も美味しくいただきましょう!

 

関連:箸の起源や歴史、由来や語源とは?使い方のマナーとタブー

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