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苦髪楽爪と苦爪楽髪はどちらが本当?科学的根拠はあるのか?

      2019/09/29

私たちの体には、放っておくとどんどん伸びていくものとして「髪」と「爪」があります。

そんな「髪」と「爪」ですが、「いつもより伸びるのが早いな」と思うこともあれば、「いつもより伸びるのが遅いな」と思うこともありませんか?

そういう現象に対して「苦髪楽爪」または「苦爪楽髪」と表現することがあります。

似たような言葉に見えますが、全く逆になっていますよね。

「苦髪楽爪」と「苦爪楽髪」は、どちらが本当なのでしょうか?また、これらの表現には科学的根拠はあるのでしょうか?

今回は「苦髪楽爪」と「苦爪楽髪」について調べてみました!


「苦髪楽爪」とは?

苦髪楽爪の読み方は「くがみらくづめ」です。

苦労が多い時は髪の毛がよく伸び、楽な時は爪がよく伸びるという意味があります。


「苦爪楽髪」とは?

苦爪楽髪の読み方は「くづめらくがみ」です。

苦労が多い時は爪がよく伸び、楽な時は髪の毛がよく伸びるという意味があります。


「苦髪楽爪」と「苦爪楽髪」はどちらが本当?

一般的には「苦労をしているときは忙しく、体が疲れていたり、寝不足になると髪が伸びやすい。楽をしているとき、心配や悩み事がないときは爪が伸びやすい」という意味で「苦髪楽爪」という言葉が使われ、「苦爪楽髪」はその逆の意味で使われます。

また、苦労しているときは髪や爪を切ったりお手入れをする余裕すらなく、伸び放題にしているので苦労をしていないときに髪も爪も比べて伸びているような気がする。

楽な時、楽しい時は髪や爪を切ったりお手入れをする時間すら惜しいので、ついつい髪も爪も伸び放題になってしまうという解釈もあるようです。

 

このように「苦髪楽爪」と「苦爪楽髪」の由来は定かではなく、正反対の意味であっても、どちらも辞書に載っており、本当であるかどうかはわかりませんが、実際に存在する言葉です。

また、「苦髪楽爪」と同じ意味で「楽爪苦髪(らくづめくがみ)」、「苦爪楽髪」と同じ意味で「楽髪苦爪(らくがみくづめ)」という言葉もあり、どれも間違いではありません。


科学的根拠はあるのか?

「苦髪楽爪」と「苦爪楽髪」はどちらも、苦労しているのか楽をしているのかによって「髪」と「爪」の伸び方の早さが違うということを言っていますが、科学的根拠はないようです。

 

しかし、「苦労をしている時=手仕事を頑張っている」=「苦爪楽髪」と考えると、指先を使う時は爪がすり減って伸びる速度が落ちるように感じるのではないか?という意見があるようです。

また、「強いストレスを感じると髪が伸びる速度が遅くなる」=「苦髪楽爪」という意見もあるようですが、残念ながら科学的根拠はありません。

 

 

「苦髪楽爪」と「苦爪楽髪」という言葉がどういうものなのかわかりましたか?

「楽爪苦髪」と「楽髪苦爪」という言葉も登場し、なにがなんだかわからなくなりそうですが、どの言葉も実際に存在する言葉なのですね。

しかし、科学的根拠はないため、迷信と考えてもいいのかもしれません。

髪や爪はお手入れを怠ると不潔に見えてしまう場所ですが、苦労をしているときも、楽をしているときも、髪や爪のお手入れはしっかりしたいですね!



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