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奈良の「春日祭」2019年はいつ?由来と歴史とは?

      2019/03/05

日本には、数多くのお祭がありますよね。

規模の大きなものから小さなものまで、すべてを把握するのは難しいほどのお祭がありますが、「春日祭」というお祭りをご存知ですか?

平成10年(1998年)にユネスコ世界遺産に登録された神社で行われるお祭なのですが、どういうものなのでしょうか?

今回は奈良の「春日祭」について調べてみました。

 

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春日祭とは?

読み方は「かすがのまつり」または「かすがさい」です。

春日祭は、奈良県奈良市の春日大社の例祭で、三大勅祭のひとつです。

例祭(れいさい)とは、神社で毎年行われる祭祀(さいし・神や祖先を祀ること)の中で最も重要とされるもののことです。

勅祭(ちょくさい)とは、勅使(ちょくし)が派遣されて行われる祭典のことで、三大勅祭は春日祭のほかに、京都の葵祭、京都の石清水祭があります。

勅使とは、天皇陛下の使者のことで、原則として宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)を担当する掌典職(しょうてんしょく)の職員が使者を務めます。

宮中祭祀とは、皇居内で天皇陛下が、国家と国民の安寧と繁栄を祈ることを目的に行う祭祀のことです。


春日祭2019年はいつ?

毎年3月13日に行われており、2019年は3月13日(水)です。


春日祭の由来と歴史とは?

春日祭は平安時代(794年~1185年)の嘉祥3年(850年)に始まったとされ、春日大社が藤原氏の氏神であったこともあり、藤原氏の祭事として、一族の長や使者が参列したといわれています。

藤原氏とは、藤原鎌足(ふじわらのかまたり・614年~669年)を祖とする代表的な氏族(しぞく・共通の祖先をもつ集団)のひとつで、1200年以上もの間、朝廷に仕える臣下の一大勢力でした。

明治時代以前は、春日祭は毎年2月と11月の最初の申の日に行われていたので「申祭(さるまつり)」とも呼ばれていたそうです。

「申(さる)」は十二支(じゅうにし)のひとつで、十二支は、紀元前1600年ごろから中国で使われている、年月日を表すカレンダーのようなものです。

現在のように数字ではなく、十二支を使って年月日を表現していたと考えるとわかりやすいかもしれませんね。

春日大社が藤原氏の氏神であったこともあり、春日祭は藤原氏のための盛大な祭事という側面があったそうですが、明治18年(1885年)、古い儀式や作法を今に伝える最も重要なお祭りと明治天皇がみなし、国家の安泰と国民の繁栄を祈る祭事として行われるようになり、現在に至ります。

 

また、「春日祭」といえば、京都の春日神社で行われる五穀豊穣と無病息災を祈る秋祭りとしても有名ですが、こちらは奈良の春日大社の「春日祭」とは関係はなく、別のお祭りになります。

因みに京都の春日祭は毎年10月の第二土曜日・日曜日に行われ、2019年は10月12日(土)・13日(日)です。

 

 

春日祭は平安時代から始まった歴史の古いお祭なのですね。

奈良県の春日大社は、全国各地にある「春日神社」の総本山の神社で、「大社」は地域信仰の中心となる格式が高く規模の大きな神社のことを意味しています。

春日大社はユネスコ世界遺産にも登録されており、春日祭は三大勅祭ということで、由緒ある神社での由緒あるお祭といえますよね。

ぜひ一度、春日祭に行ってみたいですね!

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