【会社名の由来】面白い!日本の有名企業 名前の由来一覧

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日本にはたくさんの会社がありますが、誰もが知っている有名企業の中には「なぜそういう会社名にしたのだろう?」と思うものもありますよね。

その由来を知るとたくさんの人が「なるほど!」「面白い!」と思う会社名がたくさんあります。

今回は、そんな面白い日本の企業名の由来についてご紹介します。

 

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目次

面白い!日本の企業名の由来一覧

【アルファベット】

【あ行】

【か行】

【さ行】

【た行】

【な行】

【は行】

【ま行】

【や行】

【ら行】

 

【アルファベット】

DHC

 

化粧品やサプリメントなどの製造販売メーカーである「株式会社DHC」は、設立当初は「大学翻訳センター」という会社名で、大学の研究室向けに翻訳業務サービスを行っていました。

その後、天然成分にこだわった基礎化粧品の製造をするようになり、「大学(D)・翻訳(H)・センター(C)」の頭文字をとってDHCという会社名にしました。

 

NTTドコモ

 

携帯電話の無線通信サービスを提供する株式会社「NTTドコモ」は、Do Communications Over The Mobile Network(移動通信網で実現する、積極的で豊かなコミュニケーション)の頭文字「docomo」が由来となっています。

また、「どこでも」という意味もあり、あらゆる場所や場面でお客様に満足していただきたいという全社員の願いと決意が込められています。

 

TOTOとINAX

 

 

「TOTO」と「INAX」はどちらも衛生陶器をはじめとする住宅設備機器などの製造販売を行っていることから、会社名にまつわる面白い話があります。

2つの会社名を続けて書いて「INAXTOTO」。そして、これを反対から読むと「OTOTXANI」となり、「OTOT X ANI」=「弟×兄」となるので、実は創業者は兄弟だったのだ・・・といわれているようですが、実際に創業者は兄弟ではなく、親戚でもありません。

しかし、INAX(当時は匿名組合伊奈製陶所)はTOTOの創業者である大倉和親が支援したことにより創業されたことからこのような話が生まれたのではないかといわれています。

 

ちなみに「TOTO株式会社」は、創業時の社名である「東洋陶器(Toyo Toki)」の略で、

「株式会社INAX(現 株式会社LIXIL)」は創業者である伊奈長三郎の苗字「INA」と、未知数を意味する「X」を組み合わせたものです。

 

【あ行】

アシックス

 

総合スポーツ用品メーカーである「株式会社アシックス」の会社名は、古代ローマの作家ユウェナリスが唱えた「健全なる精神は健全なる身体にこそ宿る」という言葉が由来となっています。

この言葉はラテン語で「Mens Sana in Corpore Sano」といいますが、「Mens(精神)」を「Anima(生命)」に置き換え、「Anima Sana in Corpore Sano」とし、その頭文字を取って「ASICS」にしたそうです。

 

アスクル

事務用品を中心とするソフトバンクグループ系列の通信販売会社である「アスクル株式会社」の会社名の由来は「明日来る」で、発注すると翌日には商品が届くことを意味しています。

 

イオン

 

流通グループ「イオングループ」を統括する「イオン株式会社」は、ラテン語の「AEON(永遠)」が由来となっています。

お客様への貢献を永遠の使命とし、その使命を果たすなかで永遠に発展と繁栄を続けていくとの願いが込められており、「夢のある未来」という意味もあります。

 

エスビー食品(S&B)

 

エスビー食品株式会社は大正12年(1923年)日賀志屋(ひがしや)として創業し、日本で初めて国産カレー粉を販売した会社とされています(諸説あり)。

国産のカレー粉の製造に成功した日賀志屋は、昭和5年(1930年)にカレー粉を発売することになりましたが、その時の商品名は「ヒドリ印カレー粉」という名前でした。

ヒドリ印は「社運が、日が昇る勢いであるように、また鳥が自由に大空をかけめぐるように、自社製品が津々浦々まで行き渡る」という願いを込め、「太陽」と「鳥」を図案化したもので、ヒドリ印をカレー粉の商標としました。

その翌年には、そのヒドリ印に「太陽(SUN)」と「鳥(BIRD)」の頭文字である「S&B」を併記して商標とし、昭和24年(1949年)に社名を「ヱスビー食品株式会社」としました。

S&Bはスパイス & ハーブ(SPICE & HERB)の略であるともいわれていますが、これは後付の理由のようです。

なお、平成4年(1992年)から対外的には「エスビー食品株式会社」の表記を使用していますが、登記上の商号は旧仮名遣いの「ヱスビー食品株式会社」のままです。

 

関連:「エとヱ」「イとヰ」の違いと使い分けとは?

 

エドウイン(EDWIN)

 

デニム素材を中心としたファッションブランドである「株式会社エドウイン」は、「DENIM(デニム)」の「D」と「E」を逆転し、「NIM」を180度回転させ「WIN」とし、「EDWIN」となりました。

「江戸(ED)が勝つ(WIN)」が由来という説もあるそうですが、俗説で公式のものではありません。

 

オリエンタルランド

 

東京ディズニーランド・東京ディズニーシーを中心とする東京ディズニーリゾートを運営する「株式会社オリエンタルランド」は、東洋一のレジャー施設の建設を目指して設立されたため、「東洋の」という意味の英語の「oriental」を用いて「オリエンタルランド」という会社名になりました。

設立当初はバラ園を新設する構想を練っていたそうですよ。

 

オリンパス

 

光学機器や電子機器メーカーである「オリンパス株式会社」は、「高千穂製作所」として創業しました。

「高千穂製作所」という会社名は、日本神話で神々が集う場所とされる宮崎県の高千穂峰が由来となっており、創業当時から体温計や顕微鏡の商標として「オリンパス」を用いていました。

オリンパスの由来はギリシャ神話で神々が住む山といわれている「オリンポス山」す。

その後、カメラの商標にも「オリンパス」を用い、数々のシリーズが誕生したことから、昭和24年(1949年)に「オリンパス光学工業株式会社」に改称され、平成15年(2003年)に現在の「オリンパス株式会社」に改称されました。

 

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【か行】

花王

 

洗剤や化粧品など取り扱う化学メーカーである「花王株式会社」は、石鹸(せっけん)や輸入文房具を販売する会社として設立しました。

明治23年(1890年)に高級化粧石鹸を発売することになり、その時「花王石鹸」という名前を付けたのが会社名の由来となっています。

当時の石鹸は、洗濯用は「洗い石鹸」、化粧石鹸は「顔洗い」と呼ばれており、高級化粧石鹸に「カオ(顔)石鹸」と名付けることとなり、漢字は「香王」「華王」などの候補もある中で「花王」が選ばれました。

 

 

外部リンク:花王ロゴマークの変遷

 

カゴメ

 

飲食品や調味料などを取り扱う総合メーカーである「カゴメ株式会社」は、大正3年(1914年)に「愛知トマトソース製造」として創立し、五芒星を象ったマークを商標登録しようとしました。

しかし、当時は五芒星が大日本帝国陸軍のマークだったため登録ができず、三角形を二つ組み合わせた六芒星のマークで商標登録しました。

 

その六芒星のマークがトマトの収穫で使う籠の目に似ていたことから「カゴメ印」と呼ばれるようになり、昭和38年(1963年)に「カゴメ」という会社名に改称しました。

 

カルビー

 

スナック菓子メーカーである「カルビー株式会社」は、松尾糧食工業株式会社として設立しました。

そして、昭和30年(1955年)に、当時の日本人に不足していたカルシウムの「カル」と、ビタミンB1の「ビー」を組み合わせた「カルビー」に改称しました。

 

カルピス

 

現在はアサヒグループホールディングスの子会社である「カルピス株式会社」は、商品の「カルピス」が会社名になっています。

「カルピス」の語源は、「カル」は牛乳などに含まれるカルシウム、「ピス」は仏教用語の五味(ごみ)の中の「熟酥味(じゅくそみ)」を意味するサンスクリット語の「サルピス」からきています。

 

五味とは、牛や羊の乳を精製する過程の五段階の味のことで、次のようになっています。

1:乳味(にゅうみ)・・・牛乳

2:酪味(らくみ)・・・ヨーグルト

3:生酥味(しょうそみ)・・・生バター

4:熟酥味(じゅくそみ)・・・精製バター

5:醍醐味(だいごみ)・・・チーズ

 

仏教では、牛乳から作られる美味しいものの順番をこのように表し、最高位のものが「醍醐味」、次位のものが「熟酥味」になります。

サンスクリット語で「醍醐味」は「サルピルマンダ」、「熟酥味」は「サルピス」といい、本当は最高位の「サルピルマンダ」から「ピル」を取って「カルピル」とするところでしたが、言いづらいので次位の「サルピス」から「ピス」を取り「カルピス」と命名されたそうです。

 

関連:カルピスの名前の由来と意味とは?カルピスを英語にするとNGワード?

 

キッコーマン

 

醤油を主とする調味料や加工食品を取り扱う「キッコーマン株式会社」は、千葉県香取市の香取神宮が鎮座する「亀甲山(かめがせやま)」という丘陵の呼び名が会社名の由来となっています。

「亀甲」を「キッコー」と読み、「鶴は千年、亀は萬年」という言葉と組み合わせて「亀甲萬」とし、カタカナで「キッコーマン」という会社名にしました。

 

キヤノン

 

日本の電気機器メーカーである「キヤノン株式会社」は、観音菩薩の慈悲にあやかり世界で最高のカメラを創る夢を実現したいという願いを込め、最初の試作機に「KWANON(カンノン)」と名付けました。

その後、世界で通用するブランドをと考え、「KWANON(カンノン)」と音が似ている、「正典」「標準」「規範」という意味の英語「Canon」が会社名になりました。

日本語表記では「キヤノン」で、「ヤ」は大文字です。

これは、全体の見た目のバランスを考え、美しく見えるようにしたためで、「ャ」の上に空白ができて穴が開いたように感じることを避けるために「ヤ」を大文字で表記しています。

 

外部リンク:キヤノンロゴ

 

キユーピー

マヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカーである「キユーピー株式会社」は、キューピー人形が由来となっており、「キューピー人形のように誰からも愛されるように」との願いが込められているそうです。

会社名の正式な表記は「キューピー」ではなく、「ユ」は大文字で「キユーピー」です。

これは、カタカナで横書きにした時、小文字だと「ユ」だけ凹んでしまって美しくないからというデザイン上の理由から、大文字にしたそうです。

 

関連:【マヨネーズ】日本にはいつからあるの?発祥と歴史とは?海外との違い

 

グリコ

 

食品メーカーである「江崎グリコ株式会社」は、創業者である江崎利一(えざきりいち)の苗字である「江崎」と、動物のエネルギー源として重要な役割を果たす栄養源の「グリコーゲン」の略である「グリコ」が組み合わされています。

お菓子の「グリコ」にはグリコーゲンが入っているそうです。

 

 

グリコといえばゴールインマークが有名ですが、これは江崎利一が子供がかけっこをしてゴールインする姿を見て、「これだ!」とひらめいたのだそうです。

ゴールインマークは時代に合わせて変わってきており、現在のものは7代目なのだそうです。

また、グリコのパッケージに書かれている、一粒300メートルの意味ですが、グリコ 一粒は16 kcalあり、身長165cm、体重55kgの人が分速160mで走ると、1分間に使うエネルギーは8.21kcalになります。

つまりグリコ一粒で1.95 分、約300m走れることになるのだそうです。

 

外部リンク:Glicoのマーク (ゴールインマーク) はどうしてできたのですか?

 

グンゼ

「グンゼ株式会社」は大阪府大阪市に本社を置く男女の下着や肌着を主力とする繊維メーカーで、明治29年(1896年)に設立されました。

「グンゼ」の由来は、旧社名の「郡是製絲株式會社」から来ており、「郡是」は「国の方針である国是」や「会社の方針である社是」と同じ意味で、創業地の何鹿郡(いかるがぐん・現在の京都府綾部市)の地場産業である養蚕業を活性化させることで地域社会に貢献したいという思いから名付けられました。

昭和42年(1967年) 現在の社名である「グンゼ株式会社」に変更されました。

 

コクヨ

 

文房具や事務機器などを製造販売する「コクヨ株式会社」は、「国(故郷)の誉れとなる」という想いが込められた「国誉(こくよ)」が由来となり名付けられました。

 

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【さ行】

サントリー

 

ビールや清涼飲料水の製造販売などを行う「サントリーホールディングス株式会社」は、創業して初めて発売したウイスキーに名付けた「サントリー」が会社名の由来となっています。

創業当時に発売していた赤玉ポートワインの赤玉を太陽にみたてて「sun(太陽)」とし、創業者の鳥井信次郎の苗字「とりい」を組み合わせて「サントリー」と名付けられました。

 

資生堂

 

化粧品の製造販売などを行う「株式会社資生堂」は、中国の古典「易経(えききょう)」の一節が由来となっています。

その一節とは「至哉坤元(いたれるかなこんげん) 萬物資生(ばんぶつとりてしょうず)」で、現代日本語にすると「大地の徳はなんと素晴らしいものであろうか。全てのものはここから生まれる」となります。

 

シャープ

 

大阪府堺市に拠点を置く、台湾の鴻海精密工業の傘下の電機メーカーである「SHARP」は、大正4年(1915年)に「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」という金属製繰出鉛筆の商品を発明し、アメリカに輸出して大ヒットしました。

この大ヒット商品の名前を会社名にしました。

 

スタジオジブリ

 

アニメ制作会社である「株式会社スタジオジブリ」の「ジブリ」は、イタリア語でサハラ砂漠に吹く熱風を意味する「ghibli」が由来となっています。

 

ソニー

 

映画や音楽、ゲームのハードウェアなどを取り扱う「ソニー株式会社」は、「SONIC(音)」の語源となったラテン語の「SONUS」と、男児や坊やを意味する「SONNY」が由来となっています。

また、どこの国でもだいたい同じように読めて発音できることが大事ということで「SONY」となったそうです。

 

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【た行】

第三銀行、十六銀行、八十二銀行など

日本の地方銀行には、漢数字が名前に含まれているところが複数あります。

例えば

三重県松阪市の「第三銀行」

新潟県新潟市の「第四銀行」

岐阜県岐阜市の「十六銀行」

長崎県長崎市の「十八銀行」

長野県長野市の「八十二銀行」

香川県高松市の「百十四銀行」

などなど、日本各地にありますが、これらの銀行のルーツは全国に153あった「国立銀行」です。

「国立銀行」といっても「国法によって立てられた銀行」という意味で、法律に基づいて設立された民間の会社です。

設立が許可された順番で銀行名がつけられた名残なんですね。

 

ダイハツ

自動車メーカーである「ダイハツ工業株式会社」は、明治40年(1907年)に大阪で「発動機製造株式会社」という会社名で創立されました。

この頃、東京にも「発動機製造」という会社があり、区別するために「東京の発動機製造=トーハツ」「大阪の発動機製造=ダイハツ」と呼ばれるようになったそうです。

そして、昭和26年(1951年)に「ダイハツ工業株式会社」に改称しました。

 

【な行】

日清食品

 

インスタントラーメンを中心とした食品加工会社である「日清食品株式会社」は、創業者である安藤百福(あんどうももふく)の「日々清らかに豊かな味をつくる」という願いを込め名付けたそうです。

 

任天堂

 

玩具やゲームなどの開発、製造、販売を行う「任天堂株式会社」は、花札の製造会社として創立し、公式には「人事を尽くして天命を待つ」が会社名の由来としていますが、三代目社長は「花札が博打に使われていたことから、『運を天に任せる』というのが本当の由来ではないか」と語っています。

 

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【は行】

パナソニック

電機メーカーである「パナソニック株式会社」の会社名は、昭和30年(1955年)に輸出された高性能スピーカーに使われた「PanaSonic」というロゴが由来となっています。

ギリシャ語で「全ての」という意味の「PAN」と、英語で「音」という意味の「SONIC」を組み合わせた造語です。

創業者である松下幸之助は大正7年(1918年)に松下電気器具製作所を設立し、昭和2年(1927年)に自転車用角型ランプを販売します。

この自転車用角型ランプの商品名が「ナショナル」で、「国民の必需品になってほしい」という願いが込められています。

昭和41年(1966年)、国内向けの製品には「NATIONAL」というロゴを、海外向けの製品には「PANASONIC」というロゴが付けらました。

そして、平成20年(2008年)に全世界で「Panasonic」に統一し、会社名も「パナソニック株式会社」に改称しました。

 

バンダイナムコ

 

エンターテインメント企業グループであるバンダイナムコグループを統括する「株式会社バンダイナムコホールディングス」は、平成17年(2005年)に「株式会社バンダイ」と「株式会社ナムコ」が経営統合した会社です。

「バンダイ」は、「萬代不易(ばんだいふえき・永遠に変わらないことを意味する)」という言葉が由来となっています。

「ナムコ」は、「Nakamura(創業者、中村雅哉の苗字) Amusement Machine Manufacturing Company」の頭文字です。

 

ビックカメラ

 

家電量販店を経営する「株式会社ビックカメラ」の「ビック」は、英語の「Big(大きい)」ではなく「Bic」です。

Bic」はバリ島の俗語で、「Big(大きい)」という意味のほか「ただ大きいだけではなく中身を伴った大きさ」という意味があります。

「ビックカメラ」という会社名には、「限りなく大きく、限りなく重く、限りなく広く、限りなく純粋に。ただの大きな石ではなく、小さくても光輝くダイヤモンドのような企業になりたい」という願いが込められています。

 

ブラザー

 

プリンターやミシンなどを製造する電機メーカーである「ブラザー工業株式会社」は、創業者である安井正義が「安井ミシン商会」を継いだ際、兄弟で力を合わせて盛り立てて行こうと誓い「安井ミシン兄弟商会」と改称しました。

その後、ミシンを製造販売することになった際に第一号機を「ブラザー(兄弟という意味の英語)」という商品名にしたことから、ブラザーという名前が日本全国で有名になったことから、会社名を「ブラザー工業」と改称しました。

 

ブリヂストン

 

日本のタイヤメーカーである「ブリヂストン株式会社」は、創業者である石橋正二郎の苗字「石橋」が会社名の由来となっています。

「石=ストーン」「橋=ブリッジ」で「ストーンブリッジ」とするところを、語呂が悪いので逆さまにして「ブリッジストン=ブリジストン」にしたそうです。

正式には「ブリヂストン」で、「ジ」ではなく「ヂ」となっていますが、会社名を作った当時、「bridge(橋)」のカタカナ表記が「ブリッヂ」だったためです。

 

【ま行】

モスバーガー

 

株式会社モスフードサービスが展開するハンバーガーチェーンの「モスバーガー」は、日本発祥のハンバーガーチェーンです。

モスバーガーの「MOS(モス)」は、「Mountain(山)」「Ocean(海)」「Sun(太陽)」の頭文字で、「山のように気高く堂々と、海のように深く広い心で、太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って」という意味があります。

 

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【や行】

ヤクルト

 

飲料や食品、化粧品、医薬品メーカーである「株式会社ヤクルト本社」は、主力商品である乳酸菌飲料の「ヤクルト」が会社名の由来となっています。

創業者である代田稔(しろたみのる)が「この乳酸菌がいつの日か世界の人々のもとへ広がって行って欲しい」という願いを込めて、国際共通語であるエスペラント語の「jahurto(ヤフルト・ヨーグルトのこと)」という言葉を言いやすいように変えたのが「ヤクルト」です。

 

ユニクロ/GU

 

衣料品の製造販売を行う「株式会社ユニクロ」は、「Unique Clothing Warehouse(ユニークな服の倉庫)」の略が会社名の由来です。

同様に衣料品の製造販売を行う「株式会社ジーユー」は、「もっと自由に着よう」というコンセプトの「自由」をアルファベットで「GU」と表現したのが会社名の由来です。

ユニクロとジーユーは共に株式会社ファーストリテイリングの傘下企業です。

 

【や行】

楽天

 

インターネットサービスを展開するIT企業である「楽天株式会社」は、織田信長が行った経済政策の「楽市楽座」の「楽」と、明るく前向きな「楽天的」の「天」を組み合わせたものが会社名の由来です。

 

ライオン

 

洗剤やせっけん、衣料品、ペット用品などを取り扱う生活用品メーカーである「ライオン株式会社」は、明治24年(1891年)に小林富次郎商店として創業し、昭和55年(1980年)に「ライオン株式会社」に改称しました。

明治29年(1896年)に歯磨き粉を発売する際に「ライオンの牙は丈夫だから歯磨き粉のイメージにぴったりだ」ということで、商品名を「獅子印ライオン歯磨」としたのが、会社名の由来です。

 

 

面白い企業名の由来をいくつかご紹介しましたが、みなさんが知っているものはありましたか?

会社名はその名前と一緒に成長していきたいと願っている人々の思いから名付けられていると思います。

会社名の由来を知ることで、その会社の歴史や想いを知るきっかけになるかもしれませんね。

 

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