【鯉のぼり】各部の名称とは?種類(まごい・ひごい・吹き流し)と色の意味

  • URLをコピーしました!

大空を泳ぐ鯉のぼりは一匹だけではありませんよね。

「まごい」「ひごい」などいろいろな種類があります。

そして、鯉と一緒に「吹き流し」も美しく風に吹かれていますが、どのような意味があるのでしょうか?

今回は、鯉のぼりの種類と色の意味、各部の名称についてわかりやすく解説いたします!

 

スポンサーリンク
目次

鯉のぼりとは?

鯉のぼりは、男の子の誕生を祝い、健やかな成長と出世を願う「鯉の形を模して作ったのぼり」です。

のぼりとは、長い竿に通した細長い旗のことです。

平安時代(794年~1185年)ごろから戦の際に自軍と敵軍を見分けるために家紋などを描いたのぼりを用いたり、軍の象徴として用いたりしました。

現在ののぼりは、大相撲で力士の名前、芝居や歌舞伎で役者の名前などを書いてお客さんに知らせたり、神社のお祭りの告知、選挙の宣伝活動など、さまざまな場面で用いられています。

鯉のぼりの各部の名称は?

鯉のぼりは、いろいろなパーツがありますので一つずつ説明いたします。

 

回転球(かいてんきゅう)

鯉のぼりの一番高い場所についています。

キラキラと光を反射するように作られた丸い飾りで、「この家には男の子がいます」という目印で、天の神様に見つけてもらいやすくするためのものです。

江戸時代の終わりごろ、竹で編んだ丸いカゴである「駕籠玉(かごだま)」を飾るようになり、次第に金箔などで豪華に装飾するようになり、現在の形になったそうです。

 

矢車(やぐるま)

回転球の下についています。

風車のような、車輪のような形をしていて、風が吹くと音を立てて回転します。

武士が持つ矢をモチーフに作られていて、魔除けの意味があります。

 

鯉のぼりの種類(まごい・ひごい・吹き流し)と色の意味

鯉は上から順番に

「まごい」

「ひごい」

「青い鯉」

で、基本的には3匹です。

 

そして、一番上に「吹き流し」があります。

まごいの色と意味

真鯉

「まごい」は漢字で「真鯉」と書きます。

一番上で泳ぐ黒い鯉で、「お父さん」を表しています。

 

黒い色は、大黒柱を表現しています。

 

ひごいの色と意味

緋鯉

「ひごい」は漢字で「緋鯉」と書きます。

真鯉の下を泳ぐ赤い鯉で、「お母さん」を表しています。

 

赤い色は、生命を担うものを表現しています。

 

青い鯉の色と意味

青い鯉

「青い鯉」は緋鯉の下を泳ぐ鯉で、「子ども」を表しています。

青い色は、若さを表現しています。

 

このように鯉たちは、家族を表しています。

兄弟姉妹が増えることで「子ども」は他に、緑、紫、ピンクなどが加わることがあります。

 

吹き流しと色の意味とは?

吹き流しには「魔除け」の意味があります。

 

吹き流しの色は、次の五色です。

  • 青(緑)
  • 黒(紫)

    071-f-600x600

    吹き流しの五色の色は、古代中国の五行思想(万物は木、火、土、金、水の5種類の元素からなるという自然哲学の思想)が由来とされています。

    以下のように各色は木、火、土、金、水、いずれかの元素に対応しています。

    元素
    青(緑)
    黒(紫)

    5種類の色は万物を構成する元素であることから、これらの五色が揃うと「魔除け」として威力を発揮すると言われ、幼い子どもを守ってくれると信じられているのです。

    また、この吹き流しには「神様にはやく気づいてほしい」という意味も込められており、男の子が誕生したことを早く神様に知らせるために五色の吹き流しをつけて目立つようにしたともいわれています。

     

    鯉のぼりのタイプ

    まず、鯉のぼりのサイズについて説明します。

    鯉のぼりのサイズはさまざまで、一般家庭で揚げるもだとおおまかに以下のようになります。

    • 大きなサイズは「吹き流し・まごい」が5mほど
    • 中くらいサイズは「吹き流し・まごい」が2mほど
    • 小さなサイズは「吹き流し・まごい」が10㎝~1mほど

      大中小のサイズの定義はないので、メーカーやお店によって違う場合があります。

      購入する際は、大中小ではなく具体的な大きさを確認してくださいね。

      それではどのようなタイプ鯉のぼりがあるのか、価格なども合わせてみていきましょう。

       

      庭先などにポールを立てるタイプ

      民家の庭先や駐車場などの地面に杭を打ち込み、ポールを固定します。

      そのポールにロープなどを張って鯉のぼりを揚げます。

      大がかりな作業が必要で、費用もかかりますが、家庭用では最も大きなサイズの鯉のぼりを揚げることができます。

      2万円~100万円と価格の幅が広いです。

      10万円程度のものが相場です。

       

      庭先やベランダにスタンドを立てるタイプ

      スタンドを庭先やベランダに置いて、鯉のぼりを揚げます。

      スタンドが動かないように重りを置いたり、スタンドに重りがもともとついているものなどがあります。

      スタンドは折りたたみ可能なもの、移動可能なものなどさまざまです。

      大きなサイズの鯉のぼりは支えることが難しく、中くらいのサイズを揚げるのが一般的です。

      2万円~20万円程度します。

      5万円程度のものが相場です。

       

      ベランダに飾るタイプ

      スタンドを立てるもののほかに、ベランダの手すりなどに金具を取り付けて鯉のぼりを揚げます。

      中くらいサイズ、小さなサイズが一般的です。

      1万円~10万円程度します。

      3万円程度のものが相場です。

       

      室内に飾るタイプ

      室内にスタンドを立てるタイプ、吸盤などで窓につけるタイプ、天井からつるすタイプ、壁に掛けるタイプなどさまざまです。

      室内なので小さなサイズの鯉のぼりを揚げるのが一般的です。

      3000円~10万円程度します。

      1万円~3万円程度のものが相場です。

      最近は、住宅密集地では小さな鯉のぼりしか見かけません。

      しかし、都会を離れると、広い庭に男の子の名前の書かれたのぼりと、大きな鯉のぼりを飾っているのを見ることができます。

      大きな鯉のぼりは迫力がありとても立派ですが、小さな鯉のぼりも込められた気持ちは同じですよね。

      青空を泳ぐ鯉のぼりに、男の子の誕生への感謝と、健やかな成長と出世の願いをかけましょう。

       

      関連:【端午の節句】意味と由来とは?何をする日?「こどもの日」との違い

      関連:【鯉のぼり】飾る意味とは?歴史と由来、鯉のぼりの名所とイベント

      関連:【2024年】鯉のぼりを出すのはいつ?飾る時期はいつからいつまで?

       

      スポンサーリンク
      スポンサーリンク
      • URLをコピーしました!

      コメント

      コメントする

      目次