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「甲子の日」読み方と意味とは?2020年はいつ?



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「甲子の日」・・・文字を見ると、春と夏に行われる全国高校野球大会が行われる甲子園球場を想像してしまいます。

実はこの甲子園球場はある意味があって名付けらたのですが、その意味をご存知でしたでしょうか?

今回は「甲子」また「甲子の日」に調べて行きたいと思います。

 


「甲子の日」読み方と意味とは?

読み方は「きのえねのひ」「こうしのひ」「かっしのひ」です。

「甲子」は干支(えと 十干十二支(じっかんじゅうにし))のひとつです。

干支というと普段、私たちが年賀状や生まれ年などで使っている子(ね)、丑(うし)、寅(とら)・・・のこと?と思ってしまいますが、それらは正確には干支ではなく「十二支」といいます。

それでは干支(十干十二支)とはどんなものなのでしょうか?

 

干支(十干十二支)とは?

干支(えと)は、紀元前1600年ごろから中国で使われており、日本には、553年に伝来したと言われています。

 

干支とは十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60を周期とする数詞のことで、暦(年月日)の表示法として用いられるようになりました。

 

十干は、『甲(きのえ・こう)、乙(きのと・おつ)、丙(ひのえ・へい)、丁(ひのと・てい)、戊(つちのえ・ぼ)、己(つちのと・き)、庚(かのえ・こう)、辛(かのと・しん)。壬(みずのえ・じん)、癸(みずのと・き)』

の10種類からなり、

 

十二支は、『子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)』

の12種類からなっております。

 

これらを合わせたものが干支です。

干支の1番目は「甲子(きのえね)」、2番目は「乙丑(きのとうし)」、3番目は「丙寅(ひのえとら)」・・・11番目「甲戌(きのえいぬ)」と続き、60番目が「癸亥(みずのとい)」となります。

これを年に当てはめると、60年、日に当てはめると、60日で一巡します。還暦はこの考えから来ています。

 

 

また、私たちが普段使っている十二支は年ごとに順番が変わっていきますが、それ以外にも日や時間、方角などにも当てはめられ使われています。

例えば、「午の日」や「丑三つ時」などがそうです。

 

十干十二支の十干(じっかん)は五行思想(ごぎょうしそう・万物は木、火、土、金、水の五種類の元素からなるという自然哲学の思想)の考えと陰陽思想(いんようしそう・万物を陰と陽の二つに分類する思想)の考えから「陽」に当たる兄(え)と「陰」に当たる弟(と)に分けたものです。

 

五行思想の木、火、土、金、水はそれぞれ以下の様な意味をもちます。

 

●「木」

木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成長・発育する様子を表す。「春」の象徴。

 

●「火」

光り煇く炎が元となっていて、火のような灼熱の性質を表す。「夏」の象徴。

 

●「土」

植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていて、万物を育成・保護する性質を表す。「季節の変わり目」の象徴。

 

●「金」

土中に光り煇く鉱物・金属が元となっていて、金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す。収獲の季節「秋」の象徴。

 

●「水」

泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表す。「冬」の象徴。

 

 

そして、

「十干」は、それぞれ木、火、土、金、水が割り当てられており、さらに陰陽思想の「陽」に当たる兄(え)と「陰」に当たる弟(と)に分けれ、以下のようになります。

 

甲(こう)・・・五行思想では「木」、陰陽思想では「兄」、「きのえ」といいます。

乙(おつ)・・・五行思想では「木」、陰陽思想では「弟」、「きのと」といいます。

丙(へい)・・・五行思想では「火」、陰陽思想では「兄」、「ひのえ」といいます。

丁(てい)・・・五行思想では「火」、陰陽思想では「弟」、「ひのと」といいます。

戊(ぼ)・・・五行思想では「土」、陰陽思想では「兄」、「つちのえ」といいます。

己(き)・・・五行思想では「土」、陰陽思想では「弟」、「つちのと」といいます。

庚(こう)・・・五行思想では「金」、陰陽思想では「兄」、「かのえ」といいます。

辛(しん)・・・五行思想では「金」、陰陽思想では「弟」、「かのと」といいます。

壬(じん)・・・五行思想では「水」、陰陽思想では「兄」、「みずのえ」といいます。

癸(き)・・・五行思想では「水」、陰陽思想では「弟」、「みずのと」といいます。

 

また「十二支」は以下のように割り当てられています。

子(ね)=水

丑(うし)=土

寅(とら)=木

卯(う)=木

辰(たつ)=土

巳(み)=火

午(うま)=火

未(ひつじ)=土

申(さる)=金

酉(とり)=金

戌(いぬ)=土

亥(い)=水

 

さて、解説が長くなってしまいましたが、それでは甲子はどのような意味をもつのでしょうか?

 

甲は五行思想の「木」の運気を持っています。

子は「水」の運気を持っています。

よって、木と水の運気の組み合わせは「自然界の調和がはかられ、流れが良くなる」といわれており、非常に相性が良いそうです。

 

また、甲子の日は十干十二支の組み合わせの最初ということもあり、縁起が良いと考えられています。

そのため、甲子の日は「長く続けたい物事はこの日に始めると良い」「この日から始めたことは良い流れを持ち続く」「この日に行動を起こすと運が良い流れになる」などと言われています。

 


「甲子の日」2020年はいつ?

甲子の日は60日ごとに巡ってきます。

 

2020年は以下のようになります。

1月22日(水)

3月22日(日)

5月21日(木)

7月20日(月)

9月18日(金)

11月17日(火)

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十干十二支の組み合わせが60もあり、読み方も難しいので頭が混乱してしまいそうですね。

因みに、冒頭の話題に出てきた甲子園ですが、大正13年(1924年)8月1日に竣工式が行われました。

この1924年が、甲子の年だったのです。

そして「60年に1度の縁起の良い年」だから、「長く続けたい物事はこの日に始めると良い」ということで「甲子園」と名付けられたそうです。

甲子園は、1984年に還暦を迎えました。次に甲子の年になるのは2044年です。

もし何かを始めようとするとき、長く続けたいときはこの日を選ぶといいかもしれませんね。

もちろん年で考えると2044年までまたなければいけませんが、「甲子の日」は60日ごとに巡ってきます。その際は上に書いた日付を参考にしてくださいね。

 

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