「うなぎ」と「梅干し」食い合わせが悪いのはなぜ?危険な食べ合わせ一覧

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昔から、うなぎと梅干は一緒に食べてはダメだと言われています。

どちらもご飯と一緒に食べるととってもおいしい食べ物ですが、なぜ一緒に食べてはいけないのでしょうか?

その理由をご紹介します。

また、うなぎと梅干の組み合わせ以外にも、一緒に食べてはいけないといわれている食い合わせをまとめてご紹介します!

 

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目次

「うなぎ」と「梅干し」食い合わせが悪いのはなぜ?

一緒に食べてはダメ、害があると信じられている食べ物の組み合わせを

「食い合わせ(くいあわせ)」

または

「食べ合わせ(たべあわせ)」

といいます。

 

食い合わせで有名なものに「うなぎと梅干」があります。

うなぎの脂っこさと梅干の強い酸味が刺激し合い消化不良を起こすといわれていました。

しかし、実際には消化不良を起こす根拠はなく、梅干しがうなぎの消化を助ける働きがあるといわれ、相性がいいそうです。

 

一緒に食べても問題がない組み合わせなのに、なぜ「うなぎと梅干は一緒に食べてはダメ」という迷信が生まれたのでしょうか?

この迷信が生まれた理由は、いくつか考えられています。

 

贅沢や食べ過ぎを戒めるため

さっぱりした梅干しが、うなぎの消化を助けるので、一緒に食べることで食欲を増進し、高価なうなぎを食べすぎてしまうから、その戒めとして。

 

食中毒防止のため

梅干しは酸味がありすっぱいので、万が一うなぎが腐っていても気づかずに食べてしまうから。

 

栄養が無くなるため

うなぎの脂っぽさを梅干しがさっぱりさせることで、うなぎの栄養分が無くなるのではないかと心配したから。

 

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危険な食べ合わせ一覧

うなぎと梅干以外の危険といわれている食べ合わせとその理由を紹介します。

 

天ぷらとスイカ、天ぷらとカキ氷

天ぷらとスイカ

油の多い食べ物(天ぷら)と、水分の多い食べ物(スイカ・かき氷)を一緒に食べると胃液が薄まり消化不良を起こすことがあります。

胃腸が弱い人や下痢をしやすい人は避けた方が良いようです。

 

カニと柿、カニとカキ氷、柿と蕎麦

カニとかき氷

いずれも体を冷やす食材で、一緒に食べると体が冷えてしまいます。

冷え性の人は避けた方が良いでしょう。

 

ところてんと生卵

ところてんと生卵

どちらも消化が悪く、消化に時間がかかるので胃腸に負担がかかってしまいます。

 

スイカとビール

スイカとビール

どちらもほとんど水分で利尿作用があり、脱水症状に陥ったり、急性アルコール中毒を引き起こす可能性があります。

 

酒とからし

酒とからし

どちらも血行を促し、炎症を助長するため、じんましんや湿疹などの炎症を悪化させる可能性があります。

 

酒とくるみ

酒とくるみ

どちらも血圧を上げる効果があるため、一緒に食べるとのぼせてしまいます。

 

レバーとみょうが

レバーとみょうが

レバーは栄養豊富な食材ですが、みょうがの苦み成分がレバーの栄養分の吸収率を下げてしまいます。

 

コーヒーとプルーン

コーヒーとプルーン

鉄分豊富なプルーンですが、コーヒーに含まれるタンニンが鉄分の吸収を妨げてしまう。

 

茄子と蕎麦

茄子と蕎麦

茄子(なす)と蕎麦(そば)はどちらも体を冷やす食べ物です。

温かい状態で食べれば体を冷やす効果は緩和されますので、体を冷やしたくない時は温かく食べられる調理法を選ぶと良いでしょう。

 

ほうれん草とゆで卵

ほうれん草とゆで卵

ほうれん草に含まれる鉄分と、ゆで卵に含まれる硫黄分が結合して体内への吸収を妨げてしまいます。

 

ワカメとネギ

ワカメとネギ

あまり気にするほどのものではありませんが、ネギに含まれるリンが、ワカメに含まれるカルシウムの吸収を阻害してしまいます。

別々に食べたほうが良さそうですね。

 

トマトときゅうり、大根と人参

トマトときゅうり

トマトと大根にはビタミンCが豊富に含まれているが、生のきゅうりと人参がビタミンCを壊す作用があります。

生ではなく、加熱したり、酢漬けなどにすると良いです。

 

大根と人参

 

うなぎと梅干しが、実は相性が良い食べ物だということがわかりましたね。

「昔の人はなんでそんな嘘をついたんだろう?」という疑問もありましたが、食べ過ぎなどを戒めるための迷信ということで納得ですね。

「うなぎと梅干し」は迷信でしたが、実際に体調を壊してしまう食い合わせもありますので、美味しいからと油断せず気を付けたいですね。

 

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