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旧正月2020年はいつからいつまで?日本ではなぜお祝いしないの?

      2020/06/29

旧正月といえば、中国の「春節」が有名ですよね。

盛大に花火や爆竹を鳴らしたり、故郷へ帰省する多くの人たちの姿が日本のニュースでも取り上げられます。最近は旧正月に日本へ観光にやってくる中国人の姿も多く見かけますよね。

中国だけではなく、韓国や台湾、ベトナムなど、日本人に近いアジアの国では旧正月をお祝いするのに、なぜ日本ではお祝いしないのでしょうか?


旧正月とは?

旧正月とは、旧暦のお正月のことで、中国や韓国、ベトナム、台湾など、中華圏(中国語を中心とした中国文化の影響の強い国)の国でお祝いします。

旧暦とは、明治6年(1873年)まで使われていた「太陰太陽暦(たいいんたいようれき)」のことで、月の満ち欠けを基準に太陽の動きも考慮に入れた暦です。

 


 

そして、明治6年に、現在使われている太陽の動きをもとに作られた「太陽暦(たいようれき・グレゴリオ暦)」に改暦されました。

 

旧暦のころは、旧正月が「お正月・一年の始まり」でしたが、改暦された後は新暦の1月1日が「お正月・一年の始まり」となりました。

 

旧暦は月の満ち欠けを基準にし、新暦は太陽の動きを基準にしているため、旧暦の日付を新暦にあてはめると、一か月ほどのズレが生じてしまいます。

 

例えば、旧暦の1月1日を新暦に当てはめると、その年によって違い1月下旬~2月下旬ごろになってしまうのです。

 

旧正月2020年はいつからいつまで?

2020年の旧正月は、1月25日(土)です。

 

旧正月の前後数日間が休日になることが多く、2020年の場合は以下のとおりです。

中国・・・1月24日(金)~1月30日(木)

台湾・・・1月23日(木)~1月29日(水)

韓国・・・1月24日(金)~1月27日(月)

ベトナム・・・1月23日(木)~1月29日(水)

 

日本ではなぜお祝いしないの?


 

日本は古くから中国の文化から大きな影響を受けてきました。

そのため、日本がなぜ旧正月をお祝いしないのか、疑問を抱く人もいますよね。

 

日本国内でも、長崎、神戸、横浜にある中華街など、現在も中国の影響が強い地域では、旧正月は盛大にお祝いをしています。

 

沖縄県の一部地域では、旧暦1月16日はあの世(死後の世界)のお正月と考えられており、「十六日祭(じゅうるくにちー)」と呼ばれる日で、新暦のお正月と、旧正月と、十六日祭のあわせて3回もお正月があるそうです。

 

また、旧暦のお正月と、新暦のお正月、2度のお正月をお祝いする神社やお寺もあります。

これは、旧正月を重要視する考えもあるためで、神社やお寺によっては新暦のお正月から旧正月までの期間をずっと「お正月」とし、正月行事をしているところもあります。

 

日本で旧正月をお祝いしない理由

日本で旧正月をお祝いしない理由は定かではありませんが、諸説あるようです。

 

■新暦に馴染んだから

明治6年に旧暦が廃止され、新暦1月1日が正月という認識が広まり、定着したためといわれています。

 

■旧正月は休みではないから

日本では新暦では1月1日は「元日」という祝日ですが、旧正月は祝日ではありません。

そのため、お正月期間が過ぎて日常生活に戻ったころにやってくる旧正月は、普段と変わらない平日という認識になっていったようです。

 

■旧正月は毎年日程が異なるから

すでに説明した通り、旧暦を新暦に当てはめると、一か月ほどのズレが生じ、毎年同じ日にはなりませんので、旧暦に基いた習慣は徐々に廃れたようです。

 


旧正月のイベント

長崎、神戸、横浜にある中華街では旧正月のイベントが開催されますのでご紹介します。

 

長崎ランタンフェスティバル(長崎中華街)


 

期間中、街中に1万5千個のランタンが飾られ、各会場で飾られる大小さまざまなオブジェが幻想的です。

毎年100万人を超える人々で賑わいます。

 

開催日:2020年1月24日(金)~2月9日(日)

会場:長崎県長崎市 新地中華街、中央公園、唐人屋敷、興福寺、鍛冶市、孔子廟、浜んまち

 

外部リンク:「長崎ランタンフェスティバル」


南京町春節祭(神戸中華街)


 

中国の伝統演舞である「獅子舞」「龍舞」などのステージイベントや、三国志の英雄や、楊貴妃など、中国史に登場する人に扮してパレードが行われたり、期間限定の福袋販売なども行われます。

 

開催日:2020年1月24日(金)~1月26日(日)

会場:兵庫県神戸市 神戸南京町

 

外部リンク:2020年南京町春節祭


2020春節(横浜中華街)

1月24日(金)24時に、横浜媽祖廟(よこはままそびょう)でカウントダウンが行われ、新年を迎えるお祝いムードが盛り上がり、「2020春節」が始まります。

開催期間中、横浜中華街のいろいろな場所でイベントが開催されます。

 

開催日:2020年1月25日(土)~2月8日(土)

会場:横浜中華街

 

外部リンク:

横浜中華街 2020春節

横浜中華街催し物2020春節

 


 

日本では、中国だけでなく諸外国からさまざまな文化を取り入れ、日本流にアレンジして楽しんでいますよね。

たとえば、ハロウィンやクリスマスも、外国から伝わってきたものです。

節分の豆まきや、七夕など、中国の文化がもとになっているものも数多くあり、それらは現在も日本流で続けられています。

それなのに旧正月だけは西洋から伝わってきた新暦(グレゴリオ暦)を取り入れた結果、廃れてしまったのですね。

中華街では旧正月のイベントで盛り上がりますので、足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

関連:「旧正月」とは?2020年はいつ?中国・台湾・韓国・ベトナムのお正月

関連:「旧正月」 と「立春」はどちらも同じ新年?関係と違いとは?

 



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