日本文化研究ブログ Japan Culture Lab

ジャパン カルチャー ラボ 日本の文化の疑問を簡単にわかりやすく説明します。

*

迎え火と送り火の意味とは?2018年の日にちはいつ?時間とやり方とは?

      2018/06/27


 

お盆には、「迎え火」「送り火」というものを行いますね。

なんとなく「お盆の初めに迎え火をして、終わりに送り火をする」と思っている人も多いかもしれませんが、きちんとした意味をご存知ですか?

今回は、迎え火と送り火の意味やいつ行うのか、時間ややり方にはどのようなルールがあるのか?調べてみました。

 

スポンサードリンク


迎え火と送り火の意味とは?

ご先祖様の霊をお迎えするのが「迎え火(むかえび)」、送るのが「送り火(おくりび)」です。

お盆には、ご先祖様の霊が帰って来るといわれており、迎え火はそのときの目印になり、送り火はご先祖様の霊があの世へ戻っていくのを見送るためのものといわれています。


お盆とは?

お盆とは仏教用語の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」のという言葉を略したものです。

日本古来の祖霊信仰(それいしんこう・すでに亡くなっているご先祖様が、生きている人の生活に影響を与えることができるという信仰)と仏教が融合した行事で、8月15日を中心とした期間に行われることが多いです。

地域によっては、旧暦の7月15日や、新暦の7月15日に行うこともあります。

 

お盆は、7月13日または8月13日を「ご先祖様を家に迎える日」とし、7月16日または8月16日を「ご先祖様を送り出す日」としています。

地域によって迎え方や送り方は様々で、盆踊りをしたり、花火や爆竹で賑やかにしたり、灯篭流しをする地域もあります。

 

2018年のお盆は次のようになっています。

7月がお盆の地域は・・・7月13日(金)~7月16日(月)

8月がお盆の地域は・・・8月13日(月)~8月16日(木)


2018年の迎え火と送り火の日にちや時間はいつ?

7月がお盆の地域は・・・迎え火が7月13日(金)、送り火が7月16日(月)

8月がお盆の地域は・・・迎え火が8月13日(月)、送り火が8月16日(木)

 

迎え火は13日の夕方に行うのが一般的ですが、特に決まりはありません。

地域やご家庭によってさまざまで、家族全員が揃う時間に行う場合もあれば、霊は暗くなって動き出すと考え、日が暮れてから行うという場合もあります。

また、「お盆が始まる前にお迎えする」ということで12日に迎え火をする場合もあります。

 

送り火は16日の夕方に行うのが一般的ですが、迎え火と同じく特に決まりはありません。

地域やご家庭によっては、「お盆が終わる前にお送りする」ということで15日に送り火をする場合もあるようです。

 

迎え火と送り火に必要な道具は、「オガラ」「焙烙(ほうろく)」です。

「オガラ」とは迎え火と送り火の際に燃やす木のことで、皮をはぎ取った麻の茎です。

「焙烙」はオガラを燃やすための素焼きのお皿のことです。

焙烙やオガラは仏具店などで購入できます。また、オガラは花屋やホームセンター、スーパーなどでも購入することができますよ。

迎え火と送り火は、昔は墓前で行うのが一般的だったそうですが、現在はお墓が遠方にあるなどの理由から自宅の玄関先ですることが多いです。

 

スポンサードリンク

送り火と送り火のやり方は?

迎え火も送り火も、玄関先に焙烙を置き、その上にオガラを積み重ねて火をつけて燃やします。そして黙とうをしてから火を消します。

火の消し方ですが、「いつ消さなければならない」という決まりはなく、黙とうをしたらすぐに水をかけて消す人や、オガラが燃え尽きるのを見守ってから水をかけて消す人など、いろいろのようです。

 

火をまたぐのはなぜ?

東京など都市部では、迎え火と送り火の火をまたぐ習慣があるそうです。

火をまたぐことで厄除けができ、病気から身を守ることができるといわれています。

やり方は、玄関から外へ向かって火をまたぎ、元の場所に戻ったらまた火をまたぎ、元の場所に戻って火をまたぐ・・・合計3回火をまたぎます。

またぐ時には、自分の宗派のお経を唱えることもあるそうです。

マンションなどの集合住宅の場合、玄関先などで実際に火を使うことが難しいですよね。

そのような場合は、盆提灯が迎え火と送り火の代わりになります。

 


 

英語でなんていう?

迎え火と送り火は、英語圏にはない風習です。

そのまま「mukae-bi」「okuri-bi」と言ったり、直訳で「welcome fire」「farewell fire」でも良いのですが、どのような行事なのか説明する場合は次のようになります。

 
■Mukae-bi is fire to welcome the spirits of ancestors.
(迎え火は、ご先祖様の霊を迎える炎です)
 
■Okuri-bi is fire to see ancestors’ spirits off to afterlife.
(送り火は、ご先祖様の霊をあの世に送る炎です)
 

 

迎え火と送り火の意味がわかりましたね。

お盆は、年に一度だけご先祖様の霊が帰って来る日です。

ご先祖様たちが迷わず帰って来られるように、子孫が見守る中あの世へ戻っていけるように、火災に注意しながら迎え火と送り火を行いたいですね。

地域やご家庭で日にちや時間が異なりますので、始めて迎え火と送り火をする人は、地域の人や、親戚などに教えてもらうといいですね!

 

スポンサードリンク


おすすめの記事と広告

 - 7月, 8月, 未分類