7月 食文化

納豆の日2021年はいつ?由来と意味とは?入籍日に選ばれるのはなぜ?納豆の起源と驚くべき効能!

「納豆」は、独特の匂いがあってネバネバが苦手という人もいるかもしれませんが、日本の食卓には欠かせない存在ですよね。

そんな納豆には、納豆の日という記念日があるそうです。

また、納豆を食べると驚きの効能があるといわれています。

今回は、納豆や納豆の日について調べてみました!

 

納豆の起源とは?

納豆の起源は諸説あり、定かではありません。

 

縄文~弥生時代に出来たという説

縄文時代(紀元前14000年ごろ~紀元前10世紀)の終わりごろから弥生時代(紀元前10世紀~3世紀ごろ)ごろにかけて、納豆のような食べ物があったのではないかという説があります。

この時代、住居の中には稲ワラが敷いてあり、稲ワラの中には納豆を作るために欠かせない「納豆菌」がいた可能性があります。

大豆は硬いので生のまま食べることは難しく、当時の人々は大豆を煮て食べていたと考えられており、その煮豆が稲ワラの上にこぼれ、納豆菌が付着し、そのまま時間が経つうちに発酵が進んで納豆が出来て、当時の人々も食べていたのではないかという説があります。

 

平安時代の八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)が発祥という説

八幡太郎義家とは、源義家(みなもとのよしいえ・1039年~1106年)の通称で、平安時代(794年~1185年)後期の武将です。

鎌倉幕府を開いた源頼朝(みなもとのよりとも・1147年~1199年)の祖先にあたり、東北地方を中心に八幡太郎義家と納豆にまつわる伝説が残っています。

八幡太郎義家は奥州(現在の東北地方)を平定するために京都から遠征しました。

この時、連れていた馬の餌として大豆を煮て乾燥させたものを、俵に詰めて馬の背に載せ運んでいたのですが、戦が長引いて餌が少なくなったため、急遽、近くの農民たちに大豆を差し出すよう命令しました。

本来であれば、大豆を煮て、冷まして、乾燥させるのですが、急いでいたこともあり農民たちは煮た大豆を熱いまま俵に詰めてしまいました。

数日経つと、煮豆は糸を引いて匂いを発しており、食べてみると美味しかったので兵士たちの食料にしたそうです。

俵はワラを編んで作っていますから、ワラにいた納豆菌によって煮豆が納豆へと変化したのですね。という説があります。

八幡太郎義家は京都から東北へ遠征をし、その道中で納豆が誕生したため「納豆発祥の地」は秋田県や茨城県にあります。

 

南北朝時代(1337年~1392年)の京都が発祥という説

京都府京都市にある常照皇寺(じょうしょうこうじ)には、光厳天皇(こうごんてんのう・在位1331年~1333年)の生涯を描いた絵巻が現存しており、その中に納豆が描かれているそうです。

光厳天皇は村人から味噌を作るための豆を献上されたのですが、その献上品は食べやすいように煮た豆をワラで束ねていたため発酵して糸を引いていたそうです。光厳天皇は献上品の豆が腐ってしまったと思ったそうですが、村人からの献上品を粗末に出来ないと、それを食べたところ美味しかった。これが納豆の始まりだという説もあります。

 

安土桃山時代(1573年~1603年)の熊本が発祥という説

加藤清正(かとうきよまさ・1562年~1611年、戦国時代の武将)が豊臣秀吉の命で満州(現在の国の東北部)に出征する途中で食糧が不足し、困った清正は煮豆を俵に入れて馬の背に載せていくことにしました。

しばらくすると馬の背の煮豆から匂いが漂い、食べてみたら美味しかったそうです。

それが、納豆の始まりという説があります。

 

納豆の日2021年はいつ?由来と意味とは?

「納豆の日」は毎年7月10日です。

2021年の納豆の日は7月10日(土)です。

 

関西地方では納豆を食べる習慣があまりないことから関西納豆工業協同組合が、関西での納豆の消費拡大のために、昭和56年(1981年)に、関西地域限定の記念日として「納豆の日」を制定しました。

7月10日が選ばれたのは「なっ(7)とう(10)」という語呂合わせから来ているそうです。

その後、平成4年(1992年)に全国納豆共同組合連合会によって、納豆の日が全国的な記念日となりました。

昭和56年ごろは関西地域の納豆消費量が少なかったようですが、現在は当時に比べると消費量が増え「関西では納豆を食べない」というようなことはないそうです。

 

納豆の日が入籍日に選ばれるのはなぜ?

7月10日は入籍日や結婚記念日としても人気があるそうです。

それはなぜかというと「納豆のように粘り強く夫婦仲良く過ごしていけるように」という願いが込められているそうです。

中には「納豆が大好きだから7月10日を選んだ」というご夫婦や、結婚記念日や入籍日を忘れないために、「なっ(7)とう(10)」という覚えやすい語呂合わせの納豆の日を選ぶカップルもいらっしゃるようですよ!

 

納豆の驚くべき効能とは?

私たちの食生活に欠かせない納豆には、驚きの効果があります。

「納豆が好きだから」「ご飯のお供には欠かせないから」と、普段なにげなく食べていた人も、その効果を知るとますます納豆のことが大好きになるかもしれませんので、どのような効果があるのかご紹介します!

 

老化防止に効果あり

納豆菌には「ポリミアン」という成分が含まれています。

ポリミアンは、細胞分裂や増殖に欠かせない成分で、新陳代謝や老化防止に効果があるといわれています。

体内でも作られていますが加齢によって生産能力は落ちて行きますので、1日1パックの納豆を食べることでポリミアンを摂取し、補うことができます。

 

美容に効果あり

納豆菌にはビタミンB群が多く含まれています。

ビタミンB群は、細胞分裂や増殖、再生を促進する効果があり、納豆を摂取することで健康的な肌や髪をつくることが期待できます。

また、「ポリアミン」も新陳代謝や老化防止に効果があるので、お肌のシミやそばかす、くすみなどを防ぐ効果が期待できます。

 

脳梗塞や心筋梗塞を防ぎ、免疫力を向上させる

納豆には「ナットウキナーゼ」という成分が含まれています。

ナットウキナーゼは血液をサラサラにし、血栓を予防する効果や、免疫力を向上させる働きがあるといわれています。

血液がサラサラになると脳梗塞や心筋梗塞などを防ぐことができ、免疫力が向上することで、さまざまな病気にかかるリスクを減らせることができるそうです。

 

整腸作用・便秘に効果あり

納豆に含まれる「納豆菌」は熱や胃酸に強く、死滅することなく胃を通過して腸まで到達するといわれています。

また、乳酸菌やビフィズス菌を増やす効果もあり、腸内の悪玉菌を減らして腸内環境を整えてくれます。

また、納豆には食物繊維が多く含まれていますので、便秘解消にも効果が期待できます。

便秘が解消されれば腸内が綺麗になり、美肌効果にもつながるといわれています。

 

更年期障害に効果あり

納豆を食べることで、アグリコン型イソフラボンを摂取できます。

アグリコン型イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」とよく似た働きがあり、摂取することでホルモンバランスを整え、乳がん予防や更年期障害の症状改善に効果があるといわれています。

 

骨を丈夫にしてくれる効果

納豆にはカルシウムも多く含まれています。

カルシウムは骨を丈夫にし健康に保つ効果がありますので、成長期の子どもだけではなく、骨粗しょう症などが心配な年配の人まで、幅広く取り入れたい成分です。

 

納豆効果を高めるための食べ方

納豆を食べる時には、次のことに気を付けるとさらに効果が期待できるそうですよ。

 

50回以上かき混ぜる

納豆は、かき混ぜる回数が多いほど納豆菌が増えるといわれています。

50回以上かき混ぜることで納豆菌が増え、納豆菌を効果的に摂取できます。

納豆に付属しているカラシやタレは、50回以上かき混ぜてからのほうが良いようですよ。

 

キムチや生卵と一緒に食べる

キムチには乳酸菌が含まれており、乳酸菌は納豆菌の増殖を助けてくれます。

生卵にはタンパク質が含まれており、こちらも納豆菌の増殖を助けてくれる効果があります。

キムチや生卵と一緒に食べることで効果が倍増するようですよ。

 

3日以上冷蔵庫で寝かせてから食べる

買ってきたばかりの納豆よりも冷蔵庫で3日寝かせた納豆のほうが納豆菌が多いのだそうです。

賞味期限をチェックしながら納豆菌が多い納豆を食べてみてくださいね!

納豆の日がどういう日なのかわかりましたね!

納豆を食べる習慣がなかった関西地方では、現在でも「納豆は苦手、食べられない」とおっしゃるご年配の方が少なくないようですが、若い世代は幼い頃から納豆を食べる習慣が身についているので、特に気にならないそうですよ。

入籍日をいつにするのか迷ったら、納豆の日にすると覚えやすくて良いかもしれませんね!

また、納豆の事をもっと知りたい!という方には、茨城県にあるタカノフーズ水戸工場の「納豆工場見学ツアー」や「納豆博物館見学ツアー」がおススメです。

納豆の歴史や作り方を学ぶことができますよ!また、試食コーナーで出来立ての納豆を食べたり、直売所で購入することもできます。

納豆の日をきっかけに、普段の食生活に納豆をどんどん取り入れてみてください。

 

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