主婦は年中無休とよくいわれますが「主婦休みの日」というものがあります。
主婦が休むと家の中が大変なことになるのでは?!と思ってしまう人もいるかもしれませんね。
どのような由来があり、何をする日なのでしょうか?
また、「主婦休みの日」は1月25日・5月25日・9月25日です。
なぜそれらの日で、なにか違いがあるのでしょうか?
「主婦休みの日」についてご紹介します。
「主婦」とは?
「主婦」とは、家庭の中で主に家事や育児を担当している既婚女性のことです。
「主婦」と同じように主に家事や育児を担当する既婚男性を「主夫」といいます。
今回ご紹介する「主婦休みの日」は主婦だけではなく主夫も対象になっています。
「主婦休みの日」の由来とは?
「主婦休みの日」は、株式会社サンケイリビング新聞社が中心となり、年中無休で家事や育児をする主婦に休みを設ける目的で、平成21年(2009年)に制定した記念日です。
「主婦休みの日」には、以下の3つが提唱されています。
●家事や育児を頑張る主婦がリフレッシュできる日
●家族が元気になってニッポンも元気になる日
●夫や子どもが家事にチャレンジする日&夫と子どもが一緒に行動する日
「主婦休みの日」は主婦が家事や育児を休むだけではなく、他の家族が家事や育児について考えるきっかけにもなります。
何をする日?
「主婦休みの日」は、主婦がいつもやっている家事や育児を休む日です。
つまり、何もしない日とも言えるかもしれません。
せっかくの休みなので以下のように普段はできないことするといいですね。
家でのんびり過ごす
家族には外出してもらって、主婦が家事をせずにひとりだけでのんびり過ごします。
また、家族が家のことを全部やっている間、読書をしたり、テレビを観たり、趣味に没頭したり、家でしかできないことをして過ごします。
一人でおでかけをする
家族に気を遣うことなく、一人でおでかけをして好きなように過ごします。
気になっていたお店に入ったり、普段は行かない場所を散歩したり、気ままにドライブをしたり、自分が好きなように時間を使えます。
友達と会う
家事や育児をしていると、独身時代のように気軽に友達と会う事が難しくなったという人も少なくないでしょう。
家族に家のことを全部お任せして、なかなか会えなかった友達と楽しい時間を過ごしましょう。
しかし、主婦が丸一日家事や育児を休むのは、現実問題として非常に難しいです。
休みの翌日に休んだ分の家事が残っていたら、休めなくなってしまいますので、他の家族の協力が不可欠です。
難しい場合は家事代行サービスを利用するのも良いですね。
家事代行サービスは、内容が様々です。
掃除だけ、料理だけなど自分たちにはできないことだけを依頼することもできますし、初めて利用する人向けにトライアルコースを設けている会社も多いです。
なぜ1月25日・5月25日・9月25日?
株式会社サンケイリビング新聞社は、主婦の元気が日本の元気になれば!という思いで主婦や女性向けに生活情報誌を発行している会社で、読者のアンケート結果で「主婦休みの日」の日付が決まりました。
「主婦休みの日」は年に3回あります。
なぜ3回あるのかというと、それぞれの日にちを見てみるとわかります。
●年末年始休暇が終わった1月25日
●ゴールデンウィークが終わった5月25日
●夏休みやお盆休みが終わった9月25日
このように、忙しい時期の後に設定されていることがわかりますね。
長期間の休みは家族が家にいる分、主婦は普段よりも忙しくなりますので「一息つきたい」という意見が多かったそうですよ。
年に3回ありますが、内容に違いはありません。
「主婦休みの日」がどういう日なのかわかりましたね。
外で働いていると休日がありますが、家事や育児は年中無休ですし子どもが小さいうちは24時間体制で頑張っている主婦もいることでしょう。
2009年に制定された記念日なので認知度がまだそれほど高くないようですが、少しずつ広まっているようです。
「主婦休みの日」には主婦がゆっくり休み、家事や育児の分担について話し合うきっかけになると良いですね。
コメント