
創立記念日は、休みになる学校と、休みにならない学校があります。
創立記念日に学校が休みになるのはなぜでしょう?
休みにならない学校がある理由とは、なんでしょうか。
その理由と決め方を解説します。
創立記念日とは?
読み方は「そうりつきねんび」です。
組織や建物を創立・発足・設立した日を祝う記念日です。
「創立記念日」をいつにするのかは法的に定められておらず、組織や団体が自由に決めることが出来るため、以下のようにさまざまです。
- 建物が完成した日
- 事業を開始した日
- 組織や団体を結成した日
- 組織や団体の名前を決めた日
- 組織や団体を結成する届け出が受理された日

学校については、「創立記念日」と「開校記念日」が同じ意味で使われることも少なくありません。
しかし、厳密には以下のような違いがあります。
- 創立記念日:学校という組織が創立・設立された日
- 開校記念日:実際に授業や教育活動が始まった(学校が開かれた)日

創立記念日はなぜ学校が休みになる?休みにならない学校がある理由と決め方
学校の休みを誰が決めるのかは、法律によって定められています。
公立学校の休みは、教育委員会が決める
学校教育法施行令第29条第1項には、学期や休業日(夏休み・冬休みなど)を誰が決めるのかについて、以下のように書かれています。
公立の学校(大学を除く。以下この条において同じ。)の学期並びに夏季、冬季、学年末、農繁期等における休業日又は家庭及び地域における体験的な学習活動その他の学習活動のための休業日(次項において「体験的学習活動等休業日」という。)は、市町村又は都道府県の設置する学校にあつては当該市町村又は都道府県の教育委員会が、公立大学法人の設置する学校にあつては当該公立大学法人の理事長が定める。
わかりやすく説明すると
公立の小学校・中学校・高等学校・義務教育学校・中等教育学校・特別支援学校などの学期や休業日は、その学校を設置する市町村教育委員会または都道府県教育委員会が決めるということです。
つまり、公立学校の創立記念日は、市町村や都道府県の教育委員会が決めるということです。
また、学校教育法施行規則第61条では、学校の休業日について以下のように書かれています。
公立小学校における休業日は、次のとおりとする。ただし、第三号に掲げる日を除き、当該学校を設置する地方公共団体の教育委員会(公立大学法人の設置する小学校にあつては、当該公立大学法人の理事長。第三号において同じ。)が必要と認める場合は、この限りでない。
一 国民の祝日に関する法律(昭和二十三年法律第百七十八号)に規定する日
二 日曜日及び土曜日
三 学校教育法施行令第二十九条第一項の規定により教育委員会が定める日
「国民の祝日に関する法律」とは、昭和23年(1948年)に施行された通称「祝日法」で、年間16日の「国民の祝日」が定められています。
国民の祝日と土日はすべての公立学校が共通で休みになります。
しかし、「教育委員会が定める日」については学校によって違うということです。
つまり、夏季、冬季、学年末の長期休みや創立記念日などは学校によって違うということになります。
私立学校の休みは、その学校が決める
私立学校の場合は、学校教育法施行規則第62条で以下のように書かれています。
私立小学校における学期及び休業日は、当該学校の学則で定める。
条文では「私立小学校」とありますが、幼稚園や中学校など他の私立学校にも同じ決まりが当てはまります。
つまり、私立学校の創立記念日は、学校ごとに決めるということです。
公立学校と私立学校では適用される法律が異なります。
簡単に言うと
- 公立学校は、教育委員会が休みを決める
- 私立学校は、その学校が休みを決める
ということになります。
創立年月日が不明な学校もある
また、
- 古くからある学校なので史料が残っていない
- 戦争や火災、震災など、なんらかの事情で創立年月日の史料が失われている
- 合併や統合、名称変更などを繰り返し、いつが創立なのか不明
などの理由から、創立年月日が不明な学校もあります。
創立記念日をどう過ごすのかは学校によって異なる
創立記念日が明確にわかっていても、その日をどう過ごすのかは学校によって異なります。
休業日にする
授業をせず、完全に休みとなります。
創立記念日の前後で、学校の歴史を学んだり、全校集会で校長先生のお話を聞くなどする学校があります。
授業時間確保のために休業日にしない
授業時間は学習指導要領で決められています。
学習指導要領とは、全国どこの地域で教育を受けても一定水準の教育を受けられるようにするためのものです。
教育委員会は地域の気候も考慮して夏季、冬季、学年末の長期休みを決めるため、地域によって休業日が異なります。
また、インフルエンザによる学級・学校閉鎖や、台風などの災害で休校になる可能性を考慮して、授業時間を多めに確保している地域もあります。
さまざまなことを考慮して年間スケジュールを作成し、授業時間を確保するために創立記念日を休業日にしない学校もあります。
振替休日は学校によって異なる
創立記念日が土曜日や日曜日になった場合は、振替休日を設ける学校と、設けない学校があります。
行事を開催する
創立記念日には、授業は行わずに式典や記念イベントなどを行う学校もあります。
普段は休業日にしていて、5周年、10周年など、節目の年にだけ式典や記念イベントを行う学校もあります。
このように、学校ごとに異なるため、創立記念日が休みになる学校と、休みにならない学校が存在するのです。

創立記念日がどのような日かわかりましたか?
当然ですが、創立記念日は学校ごとに異なります。
そして、学校がいつ休みになるのかは、公立学校と私立学校で違います。
自分が通った学校は創立記念日が休みだったけれど、我が子が通っている学校は創立記念日も授業があるというご家庭も、多いのかもしれませんね。
関連:【県民の日一覧!】休みの県はどこ?2026年無料開放・割引施設のご紹介!
関連:「祝日」「休日」「 振替休日」「国民の休日」「ハッピーマンデー」の違いと意味とは?
関連:2026年の年間休日日数(土日祝・年末年始・お盆休み)は何日?
関連:小学校に昔はあったのに今はなくなったもの!なくなった理由とは?

コメント