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2023年祝日一覧。年間の祝日日数は何日?祝日の意味や定義とは?

みなさんは、一年間に何日の「祝日」があるか数えたことがありますか?

学校や会社がお休みになるので、土日と繋がって連休になるといいなぁ~と思ったり、せっかくのお休みをどんな風に過ごそうか考えるだけでワクワクするかもしれません。

今回は、2023年の祝日を確認してみましょう!

祝日一覧も載せていますので、予定を立てるときの参考にしてくださいね。

 

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祝日の意味や定義とは?

祝日は、正式には「国民の祝日」といい、昭和23年(1948年)7月20日に施行された「国民の祝日に関する法律(略して「祝日法」)」で定められています。

 

祝日法の第2条では、以下のとおり祝日の名称、日付、各祝日の意義を記載しています。

 
名称 日付 祝日の意義
元日 1月1日 年のはじめを祝う
成人の日 1月の第2月曜日 おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
建国記念の日 2月11日
(政令で定める日)
建国をしのび、国を愛する心を養う(祝日法ではなく政令で定める日です)
天皇誕生日 2月23日 天皇の誕生日を祝う
春分の日 春分日
(3月20日~21日ごろ)
自然をたたえ、生物をいつくしむ
昭和の日 4月29日 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
憲法記念日 5月3日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日 5月4日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ
こどもの日 5月5日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
海の日 7月の第3月曜日 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う
山の日 8月11日 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。
敬老の日 9月の第3月曜日 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う
秋分の日 秋分日
(9月22日~23日ごろ)
祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ
スポーツの日 10月の第2月曜日 スポーツにしたしみ健康な心身をつちかう
文化の日 11月3日 自由と平和を愛し、文化をすすめる
勤労感謝の日 11月23日 勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう
 

祝日法の第3条では休日について触れています。

① 「国民の祝日」は休日とする。

② 「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。

③ その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る)は、休日とする。

 

②は「振替休日」について触れていますが、法律上「振替休日」という言葉は用いません。

また「振替休日」は「休日」という状態のみが振り替えられるので「祝日」ではありません。

 

③は、祝日と祝日に挟まれた平日は「国民の休日」にするということです。

「国民の休日」も祝日ではありません。

 

つまり、「振替休日」「国民の休日」は祝日ではないということになります。

 

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祝日は毎年同じ日?

結論から言うと、毎年同じ日付の祝日もあれば、違う日付の祝日もあります。

以下、毎年違う日付の祝日を紹介します。

 

まず、「春分の日」「秋分の日」の日付は太陽の通り道である黄道(おうどう・こうどう)の位置によって算出されるため、その年によって日付が変わります。

また、「成人の日」「海の日」「敬老の日」「スポーツの日」は「ハッピーマンデー制度」によって特定の月曜日が祝日になるため、毎年違います。

 

関連:春分の日・秋分の日の意味とは?2023年はいつ?毎年日付が変わる?

関連:「祝日」「休日」「 振替休日」「国民の休日」「ハッピーマンデー」の違いと意味とは?

 

2023年の祝日一覧

それでは2023年の祝日を見ていきましょう。

 

祝日ではない振替休日、国民の休日は赤文字にしています。

 

・1月1日(日)・・・元日

・1月2日(月)・・・振替休日

・1月9日(月)・・・成人の日

・2月11日(土)・・・建国記念の日

・2月23日(木)・・・天皇誕生日

・3月21日(火)・・・春分の日

・4月29日(土)・・・昭和の日

・5月3日(水)・・・憲法記念日

・5月4日(木)・・・みどりの日

・5月5日(金)・・・こどもの日

・7月17日(月)・・・海の日

・8月11日(金)・・・山の日

・9月18日(月)・・・敬老の日

・9月23日(土)・・・秋分の日

・10月9日(月)・・・スポーツの日

・11月3日(金)・・・文化の日

・11月23日(木)・・・勤労感謝の日

 

年間の祝日日数は何日?

年間の祝日の日数は16日です。祝日の日数は毎年同じです。

 

また、祝日が土曜日と日曜日に重なった場合、休日日数はどうなるのでしょうか?

祝日が土曜日に重なった場合、振替休日にならないので土曜日が休みの会社や学校などは休日が1日少なくなります。

祝日が日曜日に重なった場合、次の祝日でない日が振替休日になるだけなので休日日数に変化はありません。

 

 

年間の祝日は16日で毎年同じなのですね。

また、祝日が土曜日と重なった場合は1日休日が減り、日曜日と重なった場合は振替休日になるだけなので休日日数に変化はないのですね。

2023年の場合は、日曜日に祝日が重なる日である「振替休日」が1日あります。

カレンダーを見て祝日があると嬉しくなりますが、祝日の意義を理解して有意義な一日を過ごしたいですね。

 

関連:2023年の年間休日日数(土日祝・年末年始・お盆休み)は何日?

関連:『祝日』と『祭日』の違いとは?国民の祝日一覧

 

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