3月 春の行事

「春分の日」2022年はいつ?由来と意味とは?食べ物とやることとは?春分の日一覧

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春の訪れを感じる3月下旬頃に、「春分(しゅんぶん)の日」がやって来ます。

今回は春分の日がなぜ祝日になったのか由来や意味、食べ物、やることについて調べてみました。

また、この先の春分の日がいつになるのか一覧も載せてみました。

 

 

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 春分の日の意味は?

「春分の日」は、1年間を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつです。

関連:『二十四節気』の読み方と意味とは?その覚え方

 

 

 

太陽が真東から昇って真西へ沈み、昼と夜の長さが等しくなる日です。(厳密には昼の方が若干長い)

 


 

「春分の日」は昭和22年(1947年)までは、「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」と呼ばれる祭日でした。

 

「皇霊祭」は年に2回、春と秋にあり、それぞれ「春季皇霊祭」と「秋季皇霊祭」といいます。

「皇霊祭」とは歴代の天皇、皇后、皇族を祭る儀式で古来より重要視されていました。

しかし、第二次世界大戦後にGHQ(連合国軍総司令部)が皇室と繋がりの深い祭日を排除するため、皇霊祭は廃止されました。

国の行事として行われていた「春季皇霊祭」は現在、皇室の私事として行われています。

 

そして、春季皇霊祭の代わりとして、昭和23年(1948年)に「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨として制定されたのが「春分の日」という祝日です。

 

春分の日とお彼岸との関係

春分の日を含めたの前後7日間を「彼岸(ひがん)」といいます。

 

「彼岸」とは、雑節(ざっせつ)のひとつです。

雑節とは、二十四節気、五節句のほかに、季節の移り変わりをより適確につかむために設けられた特別な暦日(れきじつ・こよみで定められた日)のことです。

関連:『雑節』の意味と読み方とは?2022年の雑節の日付一覧

 

彼岸は春と秋の2回あり、春分と秋分を「中日(ちゅうにち)」とし、前後それぞれ3日間を合わせた7日間のことを指します。

最初の日を「彼岸入り(ひがんいり)・彼岸の入り(ひがんのいり)」、最後の日を「彼岸明け(ひがんあけ)・彼岸の明け(ひがんのあけ)」と呼びます。


日程
1日目彼岸入り・彼岸の入り
2日目
3日目
4日目春分の日・秋分の日(中日)
5日目
6日目
7日目彼岸明け・彼岸の明け
 

春分の日を中日とした7日間を「春彼岸」といい、お墓参りや先祖供養の法要を行います。

また、この期間に行う仏事を「彼岸会(ひがんえ)」といい、仏教の各派では「春季彼岸会(しゅんきひがんえ)」が行われます。

 

仏教では、煩悩や悩みの海を渡って辿り着く悟りの世界(極楽浄土)を「彼岸」といいます。

その反対側、今私たちがいる煩悩や迷いに満ちた世界を「此岸(しがん)」といいます。

 

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お彼岸は極楽浄土に思いをはせ、より彼岸に近づけるよう修行をする期間です。

また、彼岸は西、此岸は東にあるといわれており、春分と秋分は太陽が真東から昇って真西へ沈むことから、夕日が彼岸(極楽浄土・あの世)への道しるべとなり、彼岸に通じやすくなると考えられ、先祖供養の法要やお墓参りをするようになったといわれています。

 

 

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2022年の春分の日はいつ?

 2022年の春分の日は3月21日(月)です。

 

春分の日は太陽の黄道(おうどう・こうどう)の位置によって算出されるため、その年によって日付が変わる祝日です。

黄道とは、天球(てんきゅう)の上を太陽が移動する道のことです。

天球とは天体の動きをわかりやすくとらえるために考えられたもので、太陽や月などすべての天体は天球にくっついていて、天球の中心に観測者(ここでは地球)がいます。

「春分の日」は黄道と天の赤道の交点である「春分点」を通過した日のことをいい、国立天文台が計算をし、閣議決定しているので毎年同じ日になるわけではありません。

通例、3月20日から3月21日のいずれか1日が春分の日となります。

 

春分の日の一覧表

2000年から2050年の春分の日を一覧にしてみました。

※毎年2月に翌年の春分の日が決定し、その先は天文学的に予測した日にちになりますので、今後の一覧の日付は変わる可能性があります。


西暦3月20日3月21日
2001年 〇(火)
2002年 〇(木)
2003年 〇(金)
2004年 〇(土)
2005年 〇(日)
2006年 〇(日)
2007年 〇(月)
2008年 〇(木)
2009年 〇(金)
2010年 〇(日)
2011年 〇(月)
2012年〇(火)
2013年〇(水)
2014年〇(金)
2015年〇(土)
2016年〇(日)
2017年〇(月)
2018年〇(水)
2019年〇(木)
2020年〇(金)
2021年〇(土)
2022年〇(月)
2023年〇(火)
2024年〇(水)
2025年〇(木)
2026年〇(金)
2027年〇(日)
2028年〇(月)
2029年〇(火)
2030年〇(水)
2031年〇(金)
2032年〇(土)
2033年〇(日)
2034年〇(月)
2035年〇(水)
2036年〇(木)
2037年〇(金)
2038年〇(土)
2039年〇(月)
2040年〇(火)
2041年〇(水)
2042年〇(木)
2043年〇(土)
2044年〇(日)
2045年〇(月)
2046年〇(火)
2047年〇(木)
2048年〇(金)
2049年〇(土)
2050年〇(日)
 

春分の日に食べる物は?

 春分の日は「ぼた餅」を食べます。

 ぼた餅に使われる小豆の赤い色には災難から身を守る効果があるといわれており、邪気を払う信仰と先祖供養が結びつき、江戸時代に庶民の間で始まった習慣と考えられています。

 


 

ところで、ぼた餅と同じようなもので「おはぎ」がありますよね?

 

春分の日に食べるのがぼた餅、秋分の日にはおはぎと、一般的にはいいますが・・・

このぼた餅とおはぎは、実は全く同じ食べ物なのです。

春は「牡丹」の花が咲く時期なので牡丹餅(ぼたもち)と呼び、秋は「萩」の花が咲く時期なのでお萩(おはぎ)と呼びます。

また、牡丹の花を模して大きく丸い形に、萩の花を模して小さめの楕円形にするのが一般的です。

また、「ぼたもち」はこしあん、「おはぎ」は粒あんで作るのが一般的です。

あんこが違う理由は、小豆(あずき)の収穫時期が秋だからです。

現在は保存技術の向上や品種改良によって、一年を通じておいしい小豆を食べることができますが、昔は違いました。

「ぼたもち」は、秋に収穫した小豆を春まで貯蔵して作りました。

そのため、貯蔵した小豆の皮が硬くなってしまうので、皮を取り除いたこしあんにして食べていたのです。

 

「おはぎ」は、秋に収穫ばかりの小豆で作りました。

収穫したての小豆は香が良く、皮も柔らかいので粒あんにして食べたのです。

その名残りで、現在もそのように作ることがあります。

 

春分の日にやることとは?

春分の日はお彼岸でもありますので、お墓参りや先祖供養の法要を行います。

お墓が遠方にあってなかなか足を運べない場合でも、ご先祖様に感謝して過ごすと良いですね。

 

また、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としています。

春の陽気が心地よく、草花が芽吹き、虫たちが活動を始める時期でもありますので、家の外に出て春の訪れを感じるのも良いのではないでしょうか。

 

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春分の日になぜお墓参りをするのか、ぼた餅を食べるのか、理由がわかりましたね。

同じ食べ物なのに、なぜ名前が違うのだろう?と思っていましたが、その季節に咲く花に見立てて呼び名を変えているというのがわかり、日本人が季節をとても大事にしていると感じることができました。

お墓参りをして、春の陽気の中でぼた餅を食べると、ゆっくりとした時間が過ごせそうですね。

 

関連:「お彼岸」2022年はいつ?意味とお盆との違いについて

 

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