みなさん、結婚記念日は覚えていますか?
何かお祝いをしていますか?
毎年夫婦でお祝いをする方もいらっしゃれば、特別なことはなにもせずに過ごす方もいらっしゃるでしょう。
長年連れ添った方の中には、お子さんたちが「金婚式・銀婚式」のお祝いをしてくれることもあるかもしれません。
今回は、結婚記念日について調べてみましょう。
結婚記念日の一覧も載せておきますので、今後の参考になさってくださいね。
Contents/目次
- 1 結婚記念日の数え方とは?
- 2 金婚式・銀婚式はいつ?
- 3 結婚記念日一覧
- 3.1 1周年「紙婚式」
- 3.2 2周年「藁婚式」または「綿婚式」
- 3.3 3周年「革婚式」または「皮婚式」
- 3.4 4周年「花婚式」
- 3.5 5周年「木婚式」
- 3.6 6周年「鉄婚式」
- 3.7 7周年「銅婚式」
- 3.8 8周年「ゴム婚式」
- 3.9 9周年「陶器婚式」
- 3.10 10周年「錫婚式」
- 3.11 11周年「鋼鉄婚式」
- 3.12 12周年「絹婚式」
- 3.13 13周年「レース婚式」
- 3.14 14周年「象牙婚式」
- 3.15 15周年「水晶婚式」
- 3.16 20周年「磁器婚式」
- 3.17 25周年「銀婚式」
- 3.18 30周年「真珠婚式」
- 3.19 35周年「珊瑚婚式」
- 3.20 40周年「ルビー婚式」
- 3.21 45周年「サファイア婚式」
- 3.22 50周年「金婚式」
- 3.23 55周年「エメラルド婚式」
- 3.24 60周年「ダイヤモンド婚式」
- 3.25 70周年「プラチナ婚式」
結婚記念日の数え方とは?

結婚した日のちょうど一年後が「1回目の結婚記念日」で、「結婚1周年」とも言います。
生まれた日のちょうど一年後に「1歳」になる、誕生日と同じと考えるといいですね。
例えば、2017年11月22日に結婚した場合、2018年11月22日に結婚1周年を迎えることになります。
少し混乱してしまうのが「結婚何年目」という表現です。
こちらは、結婚した日から「結婚1年目」と数えます。
結婚してちょうど一年後には「結婚2年目に突入」ということです。
金婚式・銀婚式はいつ?

結婚記念日でよく聞くのが「金婚式(きんこんしき)」「銀婚式(ぎんこんしき)」です。
金婚式は結婚50周年、銀婚式は結婚25周年となっており、節目の年でもあることから夫婦や家族で盛大にお祝いする人が多いようです。
結婚記念日一覧
結婚記念日をお祝いする風習は、17世紀のイギリスが発祥だといわれています。
日本では明治27年(1894年)に、明治天皇が銀婚式で「大婚(たいこん・天皇陛下のご結婚のこと)二十五年祝典」を行ったことで、一般にも結婚記念日が広まったそうです。
また、年数を重ねるごとに柔らかく日常的なものから硬く高価なものへと変化していきます。
では、それぞれの吉今記念日にはどういういわれがあるのか見ていきましょう。
1周年「紙婚式」
読み方:かみこんしき
真っ白な白紙に二人の将来の夢や希望を描きます。
2周年「藁婚式」または「綿婚式」
読み方:「わらこんしき」または「わたこんしき」
質素倹約を意味し、将来のことを考えて贅沢を戒めます。
3周年「革婚式」または「皮婚式」
読み方:「かわこんしき」または「かわこんしき」
倦怠期になりやすい時期なので、革のように粘り強く、お互いにしなやかな気持ちを持つように。
4周年「花婚式」
読み方:はなこんしき
倦怠期になりやすい3年目を乗り越え、花が咲き、実がなる時。
5周年「木婚式」
読み方:もくこんしき・もっこんしき
5年経ち、夫婦がやっと1本の木のように一体となる時。
6周年「鉄婚式」
読み方:てつこんしき・てっこんしき
鉄のように強い二人の人生の絆を願う。
7周年「銅婚式」
読み方:どうこんしき
7年が経ち、家族や財産など暮らしが安定する時期。
8周年「ゴム婚式」
ゴムのように二人の生活に弾力性があるように。
9周年「陶器婚式」
読み方:とうきこんしき
陶器を扱うように二人の関係も大切に、ヒビが入らないように。
10周年「錫婚式」
読み方:すずこんしき
錫(すず)のように美しさと柔らかさを兼ね備える。

11周年「鋼鉄婚式」
読み方:こうてつこんしき
鋼のように固くて強い愛の力で結ばれる。
12周年「絹婚式」
読み方:きぬこんしき
絹のような柔らかくきめ細かい二人の愛情。
13周年「レース婚式」
レースのように深く美しく織りなしていく愛の形。
14周年「象牙婚式」
読み方:ぞうげこんしき
象牙のように長い年月を重ね輝いていくように。
15周年「水晶婚式」
読み方:すいしょうこんしき
水晶のように透き通るような輝きと信頼を。
20周年「磁器婚式」
読み方:じきこんしき
磁器のように長い年月とともに価値が増すように。
25周年「銀婚式」
読み方:ぎんこんしき
一区切りついた結婚生活。いぶし銀のような深みのある美しさを。
30周年「真珠婚式」
読み方:しんじゅこんしき・ぱーるこんしき
富と健康を表す真珠に例えて。
35周年「珊瑚婚式」
読み方:さんごこんしき
長い年月をかけて成長する珊瑚に例えて。
40周年「ルビー婚式」
二人の深い信頼関係をルビーの深紅の色に例えて。
45周年「サファイア婚式」
誠実さと徳、固い絆で結ばれた二人の結婚生活。
50周年「金婚式」
読み方:きんこんしき
金色の輝きを得た素晴らしい日。豊かさを象徴。
55周年「エメラルド婚式」
深く静かな夫婦の暮らしを深い緑のエメラルドに例えて。
60周年「ダイヤモンド婚式」
長寿と一族の繁栄を意味する。
70周年「プラチナ婚式」
これほど長く夫婦でいられるのは奇跡のような幸せ。

よく耳にする金婚式や銀婚式のほかにも、たくさんの結婚記念日があることがわかりましたね。
70周年のプラチナ婚式を迎えるには、夫婦の深い絆はもちろん、家族や周囲の人たちのサポートも必要となるでしょう。
長い夫婦生活ではいろいろなことが起きると思いますが、奇跡のような幸せという意味のあるプラチナ婚式が迎えられるといいですね。
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