結婚記念日に何かお祝いをしていますか?
長年連れ添った方の中には、お子さんたちがお祝いをしてくれることもあるかもしれません。
今回は、「金婚式」や「銀婚式」など結婚記念日のお祝いと意味を一覧にしましたので、今後の参考になさってくださいね。
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結婚記念日の数え方とは?

結婚記念日の数え方ですが、結婚した日の一年後が「1回目の結婚記念日」または「結婚1周年」になります。
生まれた日の一年後に「1歳」になる、誕生日と同じと考えるといいですね。
例えば、2022年11月22日に結婚した場合、2023年11月22日に「1回目の結婚記念日」または「結婚1周年」を迎えることになります。
少し混乱してしまうのが「結婚何年目」という表現です。
こちらは、結婚した日から「結婚1年目」と数えます。
結婚してちょうど一年後には「結婚2年目に突入」ということです。
金婚式・銀婚式はいつ?

結婚記念日でよく聞くのが「金婚式(きんこんしき)」「銀婚式(ぎんこんしき)」です。
金婚式は結婚50周年、銀婚式は結婚25周年となっており、節目の年でもあることから夫婦や家族で盛大にお祝いする人が多いようです。
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結婚記念日のお祝い一覧
結婚記念日をお祝いする風習は、17世紀のイギリスが発祥だといわれています。
日本では明治27年(1894年)に、明治天皇が銀婚式で「大婚(たいこん・天皇陛下のご結婚のこと)二十五年祝典」を行ったことで、一般にも結婚記念日をお祝いする風習が広まりました。
結婚記念日を表す漢字は最初は柔らかいものですが、年数を重ねるごとに硬く高価なものへと変化していきます。
では、それぞれの結婚記念日のお祝いと、どういう意味があるのか見ていきましょう。
1周年「紙婚式」
読み方:
かみこんしき
意味:
真っ白な紙に二人の将来の夢や希望を描くという意味が込められています。
2周年「藁婚式」または「綿婚式」
読み方:
「わらこんしき」または「わたこんしき」
意味:
質素倹約し、将来のことを考えて贅沢を戒める意味が込められています。
3周年「革婚式」または「皮婚式」
読み方:
「かわこんしき」または「かわこんしき」
意味:
倦怠期になりやすい時期なので、革のように粘り強く、お互いにしなやかな気持ちを持つようにという意味が込められています。
4周年「花婚式」
読み方:
はなこんしき
意味:
倦怠期になりやすい3年目を乗り越え、花が咲き、実がなる時という意味です。
5周年「木婚式」
読み方:
もくこんしき・もっこんしき
意味:
5年経ち、夫婦が1本の木のように一体となるという意味です。
6周年「鉄婚式」
読み方:
てつこんしき・てっこんしき
意味:
鉄のように強い二人の人生の絆を願うという意味が込められています。
7周年「銅婚式」
読み方:
どうこんしき
意味:
7年が経ち、家族や財産など、暮らしがしっかりと安定する時期という意味です。
8周年「ゴム婚式」
読み方:
ごむこんしき
意味:
ゴムのように二人の生活に弾力性があるようにという意味です。
9周年「陶器婚式」
読み方:
とうきこんしき
意味:
陶器を扱うように二人の関係も大切に、ヒビが入らないようにという意味が込められています。
10周年「錫婚式」
読み方:
すずこんしき
意味:
錫(すず)のように美しさと柔らかさを兼ね備えるという意味です。

11周年「鋼鉄婚式」
読み方:
こうてつこんしき
意味:
鋼のように固くて強い愛の力で結ばれるという意味です。
12周年「絹婚式」
読み方:
きぬこんしき
意味:
絹のような柔らかくきめ細かい二人の愛情という意味です。
13周年「レース婚式」
読み方:
れーすこんしき
意味:
レースのように深く美しく織りなしていく愛の形という意味です。
14周年「象牙婚式」
読み方:
ぞうげこんしき
意味:
象牙のように長い年月を重ね輝いていくようにという意味が込められています。
15周年「水晶婚式」
読み方:
すいしょうこんしき
意味:
水晶のように透き通るような輝きと信頼をという意味です。
20周年「磁器婚式」
読み方:
じきこんしき
意味:
磁器のように長い年月とともに価値が増すようにという意味が込められています。
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25周年「銀婚式」
読み方:
ぎんこんしき
意味:
いぶし銀のような深みのある美しさを得た夫婦という意味が込めらています。
30周年「真珠婚式」
読み方:
しんじゅこんしき・ぱーるこんしき
意味:
夫婦の関係を富と健康を表す真珠に例えています。
35周年「珊瑚婚式」
読み方:
さんごこんしき
意味:
夫婦の関係を長い年月をかけて成長する珊瑚に例えています。
40周年「ルビー婚式」
読み方:
るびーこんしき
意味:
二人の深い信頼関係をルビーの深紅の色に例えています。
45周年「サファイア婚式」
読み方:
さふぁいあこんしき
意味:
誠実さと徳、固い絆で結ばれた二人の結婚生活をたたえるという意味が込められています。
50周年「金婚式」
読み方:
きんこんしき
意味:
金色の輝きを得た素晴らしい日。豊かさを象徴するという意味があります。
55周年「エメラルド婚式」
読み方:
えめらるどこんしき
意味:
深く静かな夫婦の暮らしを深い緑のエメラルドに例えています。
60周年「ダイヤモンド婚式」
読み方:
だいやもんどこんしき
意味:
長寿と一族の繁栄を願うという意味が込められています。
70周年「プラチナ婚式」
読み方:
ぷらちなこんしき
意味:
いつまでも輝く奇跡のような幸運を願うという意味が込められています。

よく耳にする金婚式や銀婚式のほかにも、たくさんの結婚記念日があることがわかりましたね。
70周年のプラチナ婚式を迎えるには、夫婦の深い絆はもちろん、家族や周囲の人たちのサポートも必要となるでしょう。
長い夫婦生活ではいろいろなことが起きると思いますが、奇跡のような幸運という意味のあるプラチナ婚式が迎えられるといいですね。
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