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秋の七草の覚え方。種類や由来など

      2015/08/08

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「七草」と言えば、「春の七草」と「秋の七草」があります。「春の七草」は、正月明けの1月7日に「七草がゆ」として食べますが、「秋の七草」は、どうなのでしょう?

今回は、「秋の七草」について、リサーチしてみましょう。

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「秋の七草」の由来は?

「春の七草」も「秋の七草」も、どちらも身近な野や山に生えていて、手に入れやすい草花を集めてきたことから始まります。その中で「秋の七草」は、今から厳しい冬を迎えるに当たり、美しい花を愛でながら、かつ薬草としても効果のある物を集めています。万葉集の中に「秋の七草」についての記述があり、これは、いにしえの時代から日本人が自然と共に生きてきたことのあかしとなるものでしょう。


「秋の七草」とは?

では、「秋の七草」には、どのようなものがあるのでしょうか。その種類と薬効にも触れてみましょう。


  • 萩(はぎ) ~ 「葉を落として冬を越し、春には再び芽を出す」ことから由来します。根が、咳止めや胃の痛み、下痢止めなどに効きます。
  • 薄(すすき) ~ 「すくすくと立つ木」の意味がある草です。根や茎に、利尿作用があります。
  • 葛(くず) ~ 上品な和菓子であるくず粉の原料になり、根は現代でもかぜ薬で有名な葛根湯に用いられています。肩こりや神経痛にも効果があります。
  • 撫子(なでしこ) ~ 「撫でたいほど可愛い子」にたとえられる花です。煎じて飲むと、むくみや高血圧に効きます。
  • 女郎花(おみなえし)~「花の姿が女性を圧倒するほど美しい」と言われている花です。根に消炎作用があります。
  • 藤袴(ふじばかま)~花の形が袴を連想させるところから、この名が付いたと言われています。乾燥させた物を煎じて飲むと、糖尿病に効きます。
  • 桔梗(ききょう)~万葉集の中では「朝顔」と言われています。根を煎じて飲むと咳やのどの痛みに効果があります。

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「秋の七草」の覚え方は?

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「秋の七草」の知識を得たので、せっかくですから覚えてしまいましょう。

覚え方にはいろいろあります。「春の七草」の時のように、花の名前を並べて呪文のように唱えて覚えるやり方もあります。

「おみなえし すすきにはぎに ききょうくず ぶじばかま~に な~でしこ」とリズムよく唱えてみましょう。

また、それぞれの花の一文字目を取って、覚えやすい語呂合わせをしてみても良いでしょう。


  • 「お好きな服は?」=女郎花、薄、桔梗、撫子、藤袴、葛、萩の順番です。
  • 「ハスキーなお袋」=萩、薄、桔梗、撫子、女郎花、藤袴、葛の順番です。

自分なりの覚え方を探し出しても良いですね。

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