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冬至とは?2016年はいつ?かぼちゃ、ゆず湯の由来とは?

      2016/09/20


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12月に入り一気に冬の寒さが厳しくなってきた頃、暦の上での季節の節目「冬至(とうじ)」がやってきます。

年末にも近づき冬の本番の時期ですが、この日は一体どういった日なのでしょうか?また、冬至ならではの習慣にはどういったものがあるのでしょうか?

 

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冬至とは?

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冬至とは二十四節気の一つで、立冬と立春の真ん中にある節気です。

暦の上ではちょうど冬の真ん中に位置し、一年の内で最も昼が短く夜が長い日です。

太陽の黄経が270度になる日の事で、毎年12月22日頃にあたります。

夏至から徐々に日照時間が減っていき、太陽の高度も一年で一番低くなる事から太陽の力が一番衰える日と考えられてきました。

一年で最も日照時間が短い日と言う事は、翌日から長くなるという事でもありこの日を境に再び力が甦ってくる事から、一陽来復(いちようらいふく)と言って、冬至を境に運気が上昇するとも言われています。

2016年の冬至は12月21日(水)です。

関連:『二十四節気』の読み方と意味とは?その覚え方


冬至にはかぼちゃ?

冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めると言われています。

にんじん、だいこん、れんこん、うどんなど「ん」のつくものを食べる事を「運盛り」と言って縁起を担いでいたそうです。

縁起担ぎだけではなく、栄養をつけて寒い冬を乗り切るという意味合いもあります。

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冬至で食べる食べ物の中で一番有名なものは「かぼちゃ」だと思いますが、こちらも運盛りとして食べられていたものです。

かぼちゃは異名を「南京(なんきん)」といい、「ん」のつく食べ物です。さらに陰(北)から陽(南)へ向かう事も意味している為、縁起もよいとされていました。

かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存がきく為冬に栄養を取るのに最適な食べ物でもあります。

かぼちゃは栄養面でも優れていてビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)の予防にも効果的でした。

  

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冬至にはゆず湯?

「冬至にゆず湯に入ると風邪をひかない」という言葉がありますが、冬至にはなぜゆず湯なのでしょうか。

いくつか説がありますが、まず一説に運を呼び込む前に身を清める為という説があります。昔は強い香りの元には邪気が起こらないと言われており、冬が旬の柚子は香りも強く身を清めるのに最適だったようです。

寿命が長く病気に強い柚子の木にならって、ゆず湯に入り無病息災を祈る風習になったとも言われています。実際ゆず湯には、血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防するといった効果もあるようです。

また、冬至=「湯治」、ゆず=「融通がきく」と言ったゴロ合わせで融通がきくように、という説もあるようです。

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 冬至は一番冬の寒さが厳しい時期ですので、かぼちゃを食べてゆず湯に入るというのは栄養を蓄えて体を温めるという先人たちの知恵だったのかもしれませんね。

季節の節目を大切にするとともに昔ながらの冬の乗り切り方も取り入れて私たちも元気に冬を乗り越えたいですね。

 

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