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ゴールデンウィークが始まったのはいつ?起源や意味、由来とは?2019年はいつ?

      2019/01/18

4月に新学期・新年度が始まり、新しい環境でチャレンジをしている人たちにとって、ゴールデンウィークはほっと一息できる連休ですよね。

そうではない人にとっても、予定を考えるだけでウキウキしてしまうゴールデンウィークですが・・・いつ始まり、なぜゴールデンウィークと呼ばれているのかご存知ですか?

今回は、ゴールデンウィークの歴史や成り立ちについて調べてみたいと思います

 

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ゴールデンウィークの意味は?

ゴールデンウィークとは4月下~5月上旬にかけて、国民の祝日が集中して発生する連休のことで、「大型連休」「黄金週間(おうごんしゅうかん)」と言うこともあります。

本来は5月3日(憲法記念日)、5月4日(みどりの日)、5月5日(こどもの日)の3日間のことを指しましたが、現在は4月29日(昭和の日)から5月5日までを指すことが一般的になっています。

また、直前・直後に土日や振替休日がある場合は、それらも含めますので一週間から10日程度の大型連休になる場合もあり、海外旅行やレジャーに行く人が多いです。

 

ゴールデンウィークは起源や由来とは?いつから始まったの?

「ゴールデンウィーク」の由来ははっきりしていませんが、日本映画界の造語という説が有力です。

昭和26年(1951年)に、「自由学校」という映画が上映されました。

 


 

現在のゴールデンウィークにあたる期間に上映され、お正月やお盆の時期よりも興行成績が良かったそうです。

そこで、この期間をラジオの「ゴールデンタイム」に引っ掛けて「ゴールデンウィーク」と名付け宣伝をし、翌年、昭和27年(1952年)ごろから一般にも定着していきました。

「ゴールデンタイム」とは、ラジオの聴取率やテレビの視聴率が高い時間帯(19:00~22:00の3時間)のことで、現在も使われている放送用語です。

 

その他、ロッキー山脈では4月末から5月初めの雪解け水によって砂金が多く取れた。

また、マルコポーロが黄金の国ジパング(日本)に来たのが5月初めだったという説があるそうですが、俗説と言われています。

 

NHKや一部の民放、新聞などでは「ゴールデンウィーク」が映画の業界用語だったことから、「(春の)大型連休」という表現で統一しています。

NHKでは業界の宣伝になることは禁止されているほか、休暇が取れない人から「何がゴールデンだ」という抗議が来たり、一週間よりも長くなることが多いのに「ウィーク」はおかしいことや、外来語・カタカナ語を避けたいという理由から「ゴールデンウィーク」を用いないそうです。因みに「シルバーウィーク」も同様で、「(秋の)大型連休」という表現で統一しています。

 

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ゴールデンウィークはと呼ばれるようになったのはいつから?

もともとゴールデンウィークは「飛び石連休」と呼ばれていました。

昭和23年(1948年)に「国民の祝日に関する法律(祝日法)」が公布・施行され、5月3日、5月5日が祝日となりましたが、当時はまだ「ゴールデンウィーク」という名称はありませんでした。

5月4日は祝日ではありませんでしたし、週休二日制が一般的ではなく、土曜日は休日ではなかったためです。

その後、先述した映画の宣伝に用いられ、ゴールデンウィークという言葉は、徐々に一般の人にも周知されていきます。

 

昭和60年(1985年)に祝日法が改正されて「祝日と祝日の間の一日が平日の場合、その日を国民の休日とする」と決まり、5月4日は休日になりました。

5月4日が「国民の休日」となったことで、最低でも三日間の連休が出来あがり、「飛び石連休」という言葉は使われなくなっていきました。

その後、5月4日は平成19年(2007年)より「みどりの日」という祝日になりました。

元々、昭和の時代、4月29日は「天皇誕生日」でしたが、崩御されてからは「みどりの日」という祝日になっていました。その後、祝日法が改正され「昭和天皇と昭和という激動の時代を忘れない」ため4月29日は「昭和の日」という祝日となりました。その際、「みどりの日」は上書き的に5月4日に移動したのです。

関連:昭和の日があるのに明治の日や大正の日がないのはなぜ?

 

シルバーウィークとの違いは?

ゴールデンウィークと同様に1950年代前半頃、11月の「文化の日」前後を「シルバーウィーク」として、映画の興行成績をあげるため宣伝をしましたが、こちらは定着しませんでした。

その後、2000年代に祝日法の改正などによって誕生した9月の「敬老の日」や「秋分の日」を含んで最大5連休になる大型連休のことを「シルバーウィーク」と呼ぶようになりました。

このようにゴールデンウィークは毎年必ずありますが、シルバーウィークはあるとは限らないのです。

2018年は最大で3連休ですので、「シルバーウィーク」とは呼ばず、次回の「シルバーウィーク」は2026年の予定です。

 

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ゴールデンウィーク2019年はいつ?

2019年のゴールデンウィークの期間はいつからいつまでなのか気になりますよね!

カレンダーを確認してみると・・・

 


 


4月30日(火)、5月1日(水)、2日(木)は本来なら平日なのですが、2019年は新天皇が即位なさるということで、5月1日がこの年限りの祝日となりました。

昭和23年(1948年)7月20日に公布・即日施行された「国民の祝日に関する法律(祝日法)」の第3条の3では『その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る)は、休日とする。』とあります。

これは、祝日と祝日に挟まれた平日は「国民の休日」にするということですので、4月30日と5月2日は「国民の休日」となります。

そして5月3日(金・憲法記念日)、4日(土・みどりの日)、5日(日・こどもの日)、6日(月・振替休日)と続くため、2019年のゴールデンウィークは10連休になります!

 


 

ゴールデンウィークは、最初は飛び石連休と呼ばれていたのですね!

当時は日曜日しか休んでいない日本人にとって、祝日が飛び石連休になるだけでも、心がウキウキしてしまうものだったのかもしれません。

ゴールデンウィークが終わると、次の祝日は海の日です。

7月の第三月曜日の海の日まで、約2か月間祝日がないと考えると長く感じますが、昔は日曜日しか休みがなかったことを思うと、なんだか頑張れそうな気がしませんか?

 

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