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年末っていつ?2020年の年末の大掃除はいつやればいいの?

      2020/04/07


 

年末になると大掃除をしたり、お正月の準備をしたり、何かと忙しいですよね。

年末年始には故郷へ帰省する人もいるでしょうし、長期休暇なので海外旅行をする人もいますが・・・そもそも「年末」はいつ始まるのでしょうか?また「年末年始」っていつからいつまでのことを言うのでしょうか?

今回は、年末はいつ始まるのか?や年末年始の期間、 年末の大掃除はいつやればいいかについて調べてみました!

 


年末はいつからのことを言うの?

「年末」に厳密な定義はありません。ですので「年末はこの日から始まります」や「この日からこの日までが年末です」というように「いつ」と言い切ることはできません。

一般的には「12月後半」や「12月25日のクリスマス前後から12月31日まで」を「年末」と言うことが多いようですが、「年末セール」や「年末大売り出し」など、「年末」と名前をつけたイベントは12月に入ったらすぐに始まるものや、「年末ジャンボ宝くじ」のように11月下旬から始まるものもあります。

 

年末年始とはいつからいつまで?

「年末」と同じく、「年末年始」にも厳密な定義はありません。

一般的には「12月後半から1月前半頃まで」や「12月25日のクリスマス前後から1月3日の正月三が日まで」の期間を「年末年始」といいます。

 

2020年の年末の大掃除はいつやればいい?

そもそも「掃除」という文化は、飛鳥時代(592年~710年ごろ)に中国から伝わった仏教思想によって、宮中の貴族たちの間に普及したといわれています。

庶民の間に広まったのは平安時代(794年~1192年ごろ)で、「大掃除」もこのころ生まれたといわれています。

 

このころの大掃除は「煤払い(すすはらい)」と言われており、お正月に年神様(としがみさま・毎年お正月に各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)をお迎えするため、一年間の汚れを払い清めるために行われていました。

 


 

江戸時代(1603年~1868年)になると、江戸城での煤払いが旧暦の12月13日に行われるようになり、江戸の庶民がそれにならって自分たちの家の煤払いを行いました。

なぜ12月13日なのかというとその日は「正月事始め(しょうがつことはじめ)」といわれ、婚礼以外ではすべてのことに吉とされる日で、年神様をお迎えする準備を始めるのに良い日として選ばれたのです。そして新暦になってもそのままの日付で引き継がれています。

 

現在でも、この日に神社仏閣などで煤払いが行われていますが、一般家庭では住環境の変化とともに煤払いが大掃除へと変化していったのです。

 

現在は大晦日にも大掃除をしたりお正月飾りをするご家庭もありますが、本来は、大晦日にお正月飾りをするのは「一夜飾り」といって、年神様(としがみさま・毎年お正月に各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)に失礼にあたると考えられているので、大晦日の前日(12月30日)には大掃除を終わらせるのが良いとされています。

 

ということで、大掃除は、12月13日~12月30日までの間に行います。

2020年の年末の大掃除は12月13日(日)~12月30日(水)の期間でやると良いです。

 

また、大掃除が終わったらお正月の飾りをしますが、12月29日は「二十苦」「苦待つ(9の末日)」といわれ縁起が悪く、すでに説明した通り12月31日だと「一夜飾り」「一日飾り」として神様をおろそかにしているといわれているのでその日は避けましょう。

30日に大掃除を終えた場合は、一夜飾りとならないようその日のうちにお正月の飾りをしたほうがいいですね。


 

「年末」や「年末年始」は厳密には決まっていないのですね。

街を歩いていると年末セールが始まっていて「まだ11月なのに・・・」とびっくりすることもありますが、厳密に決まっていないのですから、いつから「年末セール」と言うかはお店の自由ということなのでしょう。

年末が近づくと気忙しくなりますので、大掃除などは早め早めに取り掛かって落ち着いて過ごすことができると良いですね!

 

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