12月 冬の行事

2020年の年末の大掃除はいつやればいい?大掃除の意味や由来。効率よく進めるコツとは?



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年末が近づくと「大掃除をしなきゃ!」と思う方、多いのではないでしょうか?

年末年始休暇に入ってから一気に済ませてしまうという人もいれば、早めに取り掛かって少しずつ進める人もいるでしょう。

そんな大掃除ですが、なぜ年末にするのでしょうか?

2020年の年末の大掃除はいつやればいいのか、大掃除の意味や由来、効率よく進めるコツについて調べてみました!

 

 


大掃除の意味と由来とは?

 「掃除」という文化は、飛鳥時代(592年~710年ごろ)に中国から伝わった仏教思想によって、宮中の貴族たちの間に普及したといわれています。

 

「大掃除」の始まりは平安時代(794年~1192年ごろ)で、このころの大掃除は「煤払い(すすはらい)」といわれていました。

煤払いは、お正月に年神様(毎年お正月に各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)をお迎えするため、一年間の汚れを払い清めるために行われていましたが、掃除というより厄払いとしての意味合いが強かったようです。

 

昔は薪や炭で火を起こしていたので、天井や壁についた煤汚れを落とすことは年神様をお迎えするために重要なことで、高い場所の煤汚れを落とすために、竹の先に藁を取り付けた「煤梵天(すすぼんてん)」という道具を使っていました。

 

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江戸時代(1603年~1868年)になると、旧暦の12月13日に江戸城で煤払いが行われるようになり、江戸の庶民がそれに倣(なら)って自分たちの家の煤払いを行うようになりました。

この日は「正月事始め(しょうがつことはじめ)」といわれ、お正月の準備を始める日とされています。

なぜこの日なったかというと旧暦の12月13日は「鬼宿日(きしゅくび)」といわれる最上の吉日だったため、年神様をお迎えする準備を始めるのに最適な日として選ばれたのです。

現在でも神社仏閣などでは12月13日に煤払いが行われており、昔と変わらず「煤梵天」という道具を使っています。

一般家庭では煤がたまることがないので煤払いは行われず、大掃除へと変化していったのですね。

 

 


大掃除を効率よく進めるコツとは?

 

(1)スケジュールを立てる

家中を大掃除するわけですから、やみくもに始めてもどうしようもありません。

掃除の内容も考えながらスケジュールを立てましょう。

スケジュールを立てるときは「普段掃除しない場所・あまり使っていない場所」を優先しましょう。

普段から掃除が行き届いている場所やよく掃除をする場所なら普段通りの掃除でいいので後回しにするといいですよ。

 

 

(2)ごみ収集日を確認しておく

年末年始は、地域のごみ収集が普段とは違うことがありますので、事前にくるお知らせなどは必ず確認しておきましょう。

そして、年内最後のごみ収集日も確認しておきましょう。

それまでには大掃除を終わらせ、家の中にごみを置いたまま新年を迎えないよう気を付けたいですね。

 

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(3)上から下へ、奥から手前へ

埃は上から下へ落ちていきます。

たとえば、リビングを掃除するときには天井→照明器具→エアコン→家具→床という風に、埃を下へ落としていくイメージで掃除しましょう。

食器棚などのように奥にも物がある場合は、奥から手前へごみを掃き出すイメージで掃除するといいですよ。

 

 

(4)なるべく早く取り掛かる

時間に余裕があればあるほど、大掃除も楽になります。

特に、ベランダや窓掃除などは外での作業となります。

寒さが厳しくなる前に終わらせることができれば、気持ちに余裕ができますよ。

 

 

2020年の年末の大掃除はいつやればいい?

「年末」に厳密な定義はありませんが、年末の大掃除の場合、正月事始めである12月13日から始めると良いのではないでしょうか。

 

現在は大晦日に大掃除やお正月飾りをするご家庭もありますが、本来は、大晦日にお正月飾りをするのは「一夜飾り」といって、年神様(としがみさま・毎年お正月に各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)に失礼にあたると考えられています。

そのため、遅くとも大晦日の前日(12月30日)には大掃除を終わらせて正月飾りをするのが良いとされています。

また、12月29日は「二十苦」「苦待つ(9の末日)」といわれ縁起が悪いので、その日も避けたほうがいいといわれています。

 

ということで、2020年の年末の大掃除は12月13日(日)~12月30日(水)の期間でやると良いですね。(※12月29日(火)は避ける)

30日に大掃除を終えた場合は、一夜飾りとならないようその日のうちにお正月の飾りをしましょう。

 

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毎年年末になると「大掃除しなきゃ・・・」と憂うつになってしまいますが、年神様をお迎えするための大切な準備です。

それに一年間の汚れを落として、ピカピカになった家でお正月を迎えるのは、とても気持ちが良いものです。

ピカピカの家にいらした年神様は、きっとたくさんの幸せをもたらしてくださるはずです。

そう思うと、大掃除も張り切ってやることができそうではありませんか?

忙しい年末ではありますが、気持ち良くお正月を迎えられるように、頑張りましょう!

 

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