12月 冬の行事

【2020年】「正月事始め」の意味や由来、煤払い・松迎えとは?お歳暮との関係



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12月に入るとお歳暮の準備をしたり、大掃除をしたり、お正月の準備をしたりと、普段よりも忙しいと感じる方もいらっしゃると思います。

そんな12月に、「正月事始め」という日があることをご存知でしょうか?

今回は、正月事始めとはどんな日なのか?お歳暮の関係や煤払い、松迎えについて紹介したいと思います。

 

 


正月事始めの意味や由来とは?

正月事始めの読み方は「しょうがつことはじめ」です。

「正月事始め」は、お正月の準備を始める日とされており、「煤払い」「松迎え」をする習慣があります。

 

元々は旧暦12月8日のことを「事始め」と言い、お正月の準備を始める日とされており、おせち料理を作るための薪(たきぎ)や門松に必要な松を山へ取りに行く習慣があったそうです。

しかし、江戸時代になり、毎年12月13日が「鬼宿日(きしゅくび)」という最上の吉日だったことから、年神様(毎年お正月に各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)をお迎えするのにふさわしい日として、この日を「正月事始め」とし、お正月の準備を始める日としたのです。

 


 

正月事始めは、明治6年(1873年)に日本に新暦(太陽暦・グレゴリオ暦)が導入されたときに日付はそのまま引き継がれたため12月13日のままです。

しかし旧暦と新暦の間には1ヶ月ほどのずれがあるため、現在は毎年12月13日が鬼宿日になるわけではありません。

 

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2020年の正月事始めはいつ?

素手の説明したとおり「正月事始め」は新暦になっても日付はそのまま引き継がれており12月13日です。

よって、2020年の正月事始めは12月13日(日)になります。

 

煤払いとは?

煤払いの読み方は「すすはらい」です。

「煤払い」とはお正月に年神様をお迎えするために、一年間の汚れを払い清めることです。


 

旧暦12月13日が年神様をお迎えするのに一番良い日として、江戸城で煤払いをしていたことから、江戸の庶民がそれにならって自分たちの家の煤払いをしました。

当時は薪や炭で火を起こしていたので、天井や壁についた煤汚れを落とすことは年神様を迎えるために重要なことだったのですね。

天井のような高い場所の煤汚れを落とすときには、竹の先に藁を取り付けた「煤梵天(すすぼんてん)」という道具を使います。

 

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12月13日にお寺や神社で煤梵天を使って煤払いを行う様子がテレビのニュースで映像として流れることがありますよね。

現在は、一般家庭では、煤がたまることがなくなったので、「煤払い」はしなくなってしまいましたが、大掃除という風習として残っています。大掃除の起源は煤払いだったのです。

 

松迎えとは?

松迎えの読み方は「まつむかえ」です。

煤払いが終わると、門松を作りますが、門松にする松やおせち料理を作るための薪を12月13日に山に取りに行くことを「松迎え」といいます。

現在、松迎えは全国的にほとんど消えてしまった風習です。

 

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「松迎え」では、新年の年男が、新年の恵方の方角にある山へ取りに行っていたそうです。

年男(としおとこ)とは、生まれた年の十二支の年を迎える男性のことです。

2021年の十二支は「丑(うし)年」なので、丑年生まれの男性が年男ということになります。

また、恵方(えほう)とは、その年の福を司る神様の歳徳神(としとくじん)のいる方角のことをいい、年ごとに方角が変わり、2021年は南南東が恵方になります。

つまり、2020年12月13日の松迎えには、2021年に年男の人が、南南東の方角にある山へ取りに行くことになります。

 

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正月事始めとお歳暮との関係とは?

 お歳暮(おせいぼ)の「歳暮」とは、年の暮れ、年末を指す言葉です。

 

お歳暮の起源には諸説ありますが、お正月に先祖の霊や神様をお迎えするために、嫁いだ娘や、分家の人などが、実家や本家にお供え物や、年越しやお正月料理に必要な食料品を贈っていた風習が始まりといわれています。

お歳暮を正月事始めのころに贈っていたため、現在もお歳暮を正月事始めの12月13日から贈る地域があります。

 

お歳暮を12月13日から贈りはじめるのは主に関西地方ですが、正月事始めの風習の名残だといわれています。

関東地方でも昔は12月13日から贈っていたそうですが、いつの間にか贈り始めの日が早くなっていき、12月のはじめに贈るのが一般的なようです。

お歳暮を贈る期間は、関西では12月13日から12月25日、関東では12月はじめから12月25日が一般的です。

 

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お仕事をされている方は年末年始の休みに入ってからお正月の準備に取り掛るという方も多いと思います。

お正月の準備は12月13日以降ならいつでも良いとされていますが、12月29日は「二十苦」「苦松=苦が待つ」となるので避けた方が良く、12月31日は「一夜飾り」「一日飾り」として神様をおろそかにするので正月飾りは前日に終わらせたほうがいいです。

12月13日から少しずつお正月の準備を進めて、12月28日または30日にはすべて終わらせるようにすれば、いつもよりゆったりとした年末年始休みを過ごせるのではないでしょうか。

 

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