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将棋の日2018年はいつ?意味と由来とは?イベント情報

      2018/10/20

みなさんは将棋を指しますか?

昔から将棋を指している人もいれば、14歳でプロ棋士となった藤井聡太さんの影響で、最近になって将棋を始めた人もいるかもしれませんね。

また、将棋を指したことがなくても、将棋の駒を使って「挟み将棋」や「やまくずし(将棋崩しともいう)」をして子どものころに遊んだことがある人は多いのではないでしょうか?

そんな将棋には「将棋の日」というものがあります。

今回は、将棋の日について調べてみました!

 

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将棋の日2018年はいつ?意味と由来とは?

将棋の日は、毎年11月17日です。

2018年は11月17日(土)です。

将棋の日は、日本将棋連盟が昭和50年(1975年)に定めたもので、由来は以下の通りです。

江戸時代、将棋が好きだった徳川家康は囲碁とともに将棋を幕府公認の技芸(ぎげい・技術や芸能のこと)とし、1680年頃から、「御城将棋(おしろしょうぎ)」が行われるようになりました。

御城将棋とは徳川幕府の年中行事の一つであり、江戸城において徳川将軍の御前で年に一回行われた将棋の対局のことです。

当時は不定期に行われていましたが、徳川吉宗(八代将軍)の代の享保元年(1716年)からは旧暦の11月17日に行われるようになりました。

このことに因み11月17日が「将棋の日」になったのです。


将棋の起源と歴史とは?

将棋の起源は諸説ありますが、古代インドの「チャトランガ」という駒を使ったボードゲームが発祥であるという説が有力です。

チャトランガはインドからユーラシア大陸の各地へと広がり、伝わった土地や時代の流れとともにルールなどが変わっていったようです。

 

チャトランガが伝わった考えられるものは、日本の将棋をはじめ、中国のシャンチー、タイのマークルック、西洋のチェスなどがあります。

日本に伝わってきたのがいつ頃かは定かではありませんが、古墳時代後期の6世紀ごろに古代インドから直接日本へ伝わって来たという説や、中国を経由して伝わって来たという説、平安時代(794年~1185年)にインドからアラビア、中国、朝鮮を経由して伝わって来たという説などがあります。

将棋が現在のような形になったのは16世紀後半(安土桃山時代・1573年~1603年)頃と考えられており、庶民の遊びとして広く普及したのは江戸時代になってからです。

将棋は明治以降にさらに発展していきますが、第二次世界大戦後にGHQが武道などを含めた封建的思想の強い競技や娯楽の排除を狙い、将棋もその対象となりました。

GHQは「チェストは異なり、将棋は敵軍から奪った駒を自軍の駒として使う。これは捕虜虐待にあたり、国際法違反である。そのような野蛮なゲームである将棋は禁止すべきだ」と言いましたが、日本将棋連盟は「チェスは捕虜を殺害する。これこそが捕虜虐待であり、将棋は適材適所の働き場所を与えている。駒は殺害されることなく常に生きており、それぞれの能力を尊重しようとする民主主義の正しい思想である。」と反論し、将棋は禁止されることを回避できたといわれています。

 

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将棋の日のイベント情報

「将棋の日」のイベントは今年で第44回目となります。

主催は日本将棋連盟で、後日、NHK教育(NHK Eテレ)で放送されます。

イベントは、毎年開催されている関西と、その年ごとに開催場所が変わるものがあります。

その年ごとに開催場所が変わる方は、今年は山形県天童市で行われ、NHK公開収録には、乃木坂46の伊藤かりんさんが出演します。

 
■第44回「将棋の日」in 関西

日程:平成30年11月4日(日)

場所:関西将棋会館


■第44回「将棋の日」in 天童

日程:平成30年11月23日(金・祝)、24日(土)

場所:天童市市民文化会館、ほほえみの宿滝の湯ほか

将棋が日本にいつ伝わってきたのか定かではありませんが、江戸時代には庶民の娯楽として多くの人が遊んでいたのですね。

西洋のチェスも、もとをたどれば将棋と同じところに行きつくかもしれないのは、なんだか不思議で面白くないですか?

もとは同じだったかもしれないのに、長い時間をかけてその土地で発達していき、奪った駒を再利用する将棋と、再利用しないチェスに分かれて行ったのでしょうね。

 

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