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「海の日」と「山の日」があるのに「空の日」や「川の日」がないのはなぜ?

      2019/06/25

平成28年(2016年)に祝日になった「山の日」は、みなさんも記憶に新しいのではないでしょうか?

「海の日」は平成8年(1996年)に祝日になったので、若い世代の方は「物心ついたときにはもう祝日だったよ」とおっしゃるかもしれませんね。

「山の日」と「海の日」があるのなら、「空の日」や「川の日」があっても良いと思いませんか?

今回は「空の日」や「川の日」について調べてみました!

 

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「海の日」とは?

「海の日」は毎年7月第3月曜日です。

海の日は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを目的に、平成7年(1995年)に制定され、平成8年(1996年)から施行された国民の祝日です。

当初は7月20日が「海の日」でしたが、ハッピーマンデー制度によって平成15年(2003年)に7月の第3月曜日に変更されました。

 

「山の日」とは?


 

「山の日」は毎年8月11日です。

「海の日があるのだから、山の日も設定してほしい」という要望が山岳関係者から出され、「山の恩恵に感謝する日」として平成28年(2016年)に施行された国民の祝日です。

 

「空の日」や「川の日」はないの?

実は「空の日」と「川の日」はあります。

しかし、「山の日」と「海の日」のような国民の祝日ではなく、企業や団体、個人などが制定した「記念日」です。

それぞれどのような日なのか見て行きましょう。

 

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「空の日」とは?

「空の日」は毎年9月20日です。

平成4年(1992年)に、民間航空再開40周年の記念に、「より多くの人に航空に対する理解と関心を高めてもらう」という目的で制定されました。

明治43年(1910年)12月に、陸軍大尉の徳川好敏(とくがわよしとし)と、同じく陸軍大尉の日野熊蔵(ひのくまぞう)が日本初の動力飛行に成功しました。

動力飛行とは、ジェットエンジンやプロペラなどの動力で飛行することで、この時はドイツとフランスから輸入したプロペラ機が使用されました。

日本初の動力飛行に成功した年から30周年の昭和15年(1940年)に、航空関係の省庁によって9月20日が「航空日(こうくうび)」という記念日に制定され、航空関係者の間で定着しました。

 


 

しかし、第二次世界大戦後にGHQ(連合国軍総司令部)によって日本の航空機の運航が禁止されたため、「航空日」は廃止されてしまいました。

その後、昭和25年(1950年)に航空機の運航禁止が解除され、昭和28年(1953年)には「航空日」は復活しました。

航空機の運航禁止が解除され、民間航空が再開された日から40年後の平成4年(1992年)に、民間航空再開40周年を記念し、国民に親しみやすいネーミングにしようということで「航空日」は「空の日」と改称され、現在に至ります。

「航空日」が9月20日に選ばれた理由は、この日が「晴れの特異日」だったからだといわれています。

特異日(とくいび)とは、長年の気象観測を平均したときに、偶然とは思えないほど高い確率で特定の気象状態が現れる日のことで、9月20日は「毎年この日は晴れの確率がとても高かった」のだそうです。

また、戦後廃止されましたが「陸軍記念日(3月10日)」や「海軍記念日(5月27日)」が春だったため、空軍が関係する「航空日」は時期をずらして秋にし、秋の中でも「晴れの特異日」を選んだといわれています。


川の日とは?

「川の日」は毎年7月7日です。

都市の発展や治水事業などで、希薄となった人と河川の関係を見直し、河川に対する関心を取り戻すことや、流域の住民や自治体が一緒になって良好な環境づくりを考え取り組むことなどを趣旨として、近代河川制度の100周年にあたる平成8年(1996年)に国土交通省によって制定されました。

「七夕伝説の天の川のイメージがあること」や、「7月が河川愛護月間であること」、「季節的に水に親しみやすい」ことから7月7日が選ばれたそうです。

 

 

「空の日」と「川の日」は現在記念日ですが、今後、祝日になる可能性があるといわれています。

次に新しく祝日になるのは「空の日」よりも先に「川の日」がなるのではないかいわれています。

「川の日」が祝日化の可能性が高い理由として、7月7日の七夕が関係しているようです。

七夕は古くからの風習で、各地で七夕のイベントが開催されていることから、祝日になれば地域が活性化するのではないか?といわれているためです。

 

 

「空の日」と「川の日」は、国民の祝日ではありませんが存在するのですね。

どちらも今後、祝日になる可能性があるともいわれていますが、どうなるのか見守っていきましょう。

「空の日」の9月20日が祝日になれば秋分の日などと組み合わさって大型連休が発生するかもしれませんし、「川の日」の7月7日が祝日になれば七夕と連動したイベントなどで盛り上がりそうですよね!

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