【2025年】余寒見舞いの意味とは?時期はいつからいつまで?文例・テンプレート集

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年賀状を出せなかったり、喪中のときに「寒中見舞い」を出して挨拶をすることがありますよね?

ですが、諸事情で寒中見舞いの時期を過ぎてしまったら・・・

そういうときには余寒見舞いを出しましょう。

今回は、余寒や余寒見舞いについてご紹介します。

文例・テンプレート集も載せますので、参考にしてくださいね。

 

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目次

余寒の意味とは?

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読み方は「よかん」です。

暦の上では「立春(りっしゅん・2月4日ごろ)」の後の寒さを意味し、寒(かん)が明けても残る寒さのことをいいます。

寒とは、二十四節気の 「小寒(しょうかん)」の最初の日から「大寒(だいかん)」の最後の日までの約30日間をのじことをいいます。

寒のほか、寒中(かんちゅう)、寒の内(かんのうち)ともいい、寒中見舞いの挨拶はこの期間にするといいとされています。

そして、寒が始まる小寒を「寒の入り」、寒が終わった翌日である立春を「寒の明け」といいます。

まとめると以下の図のとおりになります。

 

立春の始まり(寒の明け)からの寒さのことを余寒ということになりますね。

 

関連:「寒の入り」「寒の明け」の意味とは?2025年はいつ?

関連:『二十四節気』の読み方と意味とは?その覚え方

 

余寒見舞いの意味とは?

寒中見舞いも、余寒見舞いも、時期が異なるだけで目的は同じです。

寒さが厳しいときに相手の無事を祈ったり、近況報告をしあう季節の挨拶状ですが、喪中のときの年賀状の返礼として利用することも多いようです。

 

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余寒見舞いの時期はいつからいつまで?

余寒見舞いの挨拶は立春を過ぎてからするといいとされています。

余寒見舞いは立春(2月4日ごろ)~寒さが続く2月下旬までに出すのが一般的ですが、寒い地域では3月上旬ごろまでなら出しても問題ないようです。

立春の前は、先述したように寒中見舞いとなります。

 

以上をまとめると、

一般的には2月4日ごろ~2月の終わりまで

寒い地域などは2月4日ごろ~3月10日ごろまで

ということになりますね。

 

2025年の場合は、

一般的には2月4日(火)~2月28日(金)

寒い地域などは2月4日(火)~3月10日(月)

に出すといいでしょう。

 

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文例・テンプレート集

基本の書き方は以下のようになっています。

季節の挨拶を書きます。

「余寒お見舞い申し上げます」
「余寒お伺い申し上げます」など

先方の挨拶を尋ねる言葉や近況報告、先方の無事を祈る言葉を書きます。
日付を書きます。

「令和7年2月」
「2025年2月〇日」など

余寒見舞いなど季節の挨拶状では、句読点を使うと「相手に対し、句読点のない文章を読めない人として見下している」という考え方もあるため、句読点は不要といわれています。

「現在はそこまで気にする必要はない」という意見もありますが、ここでの文例は句読点を入れずに紹介しています。

句読点は入れずに空欄や改行で読みやすくしましょう。

 

それでは以下にシチュエーション別の文例・テンプレートをご紹介します!

年賀状を出し忘れたときの文例

余寒お見舞い申し上げます

 

ご丁寧なお年始状をいただきましてありがとうございました

また ご挨拶が遅れ申し訳ございません

 

皆様ご健勝でお過ごしのご様子 なによりとお喜び申し上げます

余寒なお厳しき折 何卒お体ご自愛ください

 

本年も変わらずお付き合いをお願いいたします

 

令和7年 2月

 

【喪中と知らずに年賀状をいただいたときの文例

余寒お見舞い申し上げます

 

ご丁寧なお年始状をいただきましてありがとうございました

 

皆様にはお健やかに新年を迎えられたご様子 何よりと存じます

 

当方 昨年〇月に父が他界いたしましたため 年末年始のご挨拶を遠慮させていただきました

ご連絡が行き届かず大変申し訳ございませんでした

 

寒さ厳しき折ですが 皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます

 

令和7年 2月

 

喪中と知らずに年賀状を出してしまったときのお詫びの文例

余寒お見舞い申し上げます

 

先日はご服喪中とは存じ上げず 年始状を差し上げまして大変な無礼をいたしました

お悔みが遅れましたことをお詫び申し上げますとともに 心よりご冥福をお祈り申し上げます

 

ご家族の皆様におかれましてはさぞかしご傷心のことと存じますが まだ寒さが厳しい時期です 何卒お体を大切にお過ごしください

 

2025年 2月

 

一般的な季節の挨拶の文例

余寒お見舞い申し上げます

 

暦の上では春とはいえ まだまだ寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか

 

おかげさまで私どももつつがなく過ごしております

 

どうぞお風邪など召しませぬよう お体を大切にお過ごしください

 

2025年 2月

 

yukiusagi

 

文例は少し堅苦しい感じがしますが、親しい友人や、親戚などに出す場合は、あまり考え込まずに自分の言葉で伝えるといいですね。

メールやSNS、電話で済ませるのは簡単なことですが、少し時間を使って、相手やその家族の無事を願い、余寒見舞いを送るのも昔から続く日本の美しい文化ですよね。

 

関連:「余寒見舞い」気の利いた一言・メッセージ・添え書き例文まとめ

関連:【2025年】寒中見舞いはいつからいつまで出す?書き方の文例・テンプレート

 

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