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法要とは?法事との違い。初七日、四十九日の意味とは?忌日・年忌法要とは?

      2017/10/03


 

日本人の多くは、仏教徒ですね。

仏教の宗派はさまざまですが、ほとんどのご家庭ではお寺にお墓や納骨堂があり、お仏壇が自宅にある方もいらっしゃることでしょう。

誰かが亡くなれば、お寺に連絡をして住職に来ていただきます。

もしかしたら、この時初めて「法事(ほうじ)」「法要(ほうよう)」「初七日(しょなのか)」「四十九日(しじゅうくにち)」などの言葉を耳にする方もいらっしゃるかもしれません。

もしもの時に慌てなくていいよう、それぞれの意味を調べてみましょう。

 

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法要とは?法事との違いとは?

法要と法事は同じこと・・・と思っている方もいらっしゃるようですが、厳密には違います。

「法要」とは、遺族が故人を偲び、冥福を祈るために行う「追善供養(ついぜんくよう)」のことで、法要を営むことによって、それが故人の善行となり、極楽浄土に往生できるといわれています。

ただし、浄土真宗ではご臨終と同時に極楽往生すると考えられており、法要は「故人を偲び仏法(仏に成る方法)に接するため」に営まれます。

「法事」とは、法要と、その後の会食までのことをいいます。

法事の中に法要も含まれているため、同じことと思ってしまう方が多いのかもしれませんね。

 

忌日・年忌法要とは?

仏教では、人が亡くなってから一定の日数、年数で法要を行います。

これを「忌日法要(きびほうよう)」、「年忌法要(ねんきほうよう)」といいます。

 

忌日法要は、命日(めいにち・亡くなった日)を含めた日数で数え以下のよう法要を行います。

 

●7日目「初七日(しょなのか)」

●14日目「二七日(ふたなのか)」

●21日目「三七日(みなのか)」

●28日目「四七日(よなのか)」

●35日目「五七日(いつなのか)」

●42日目に「六七日(むなのか)」

●49日目に「七七日(なななのか)」「四十九日(しじゅうくにち)」

●100日目に「百か日(ひゃっかにち)」

 

初七日と四十九日以外は、遺族だけで行うことが多く、家に住職に来ていただきます。

また、百か日は四十九日と一緒に行われ省略されることもあります。

初七日と四十九日については、このあと詳しく調べてみましょう。

 


 

 

年忌法要は、以下のようになります。

 

●一周忌

満一年目に、遺族、親族、友人知人などで行います。

住職に読経していただき、焼香します。

四十九日法要と同規模で行われることが多く、一周忌をもって喪が明けることになります。

 

●三回忌

満二年目に、遺族、親族、友人知人などで行います。

住職に読経していただき、焼香します。

一周忌より規模は縮小されます。

 

その後は

●七回忌(満六年目)

●十三回忌(満12年目)

●十七回忌(満16年目)

●二十三回忌(満22年目)

●二十七回忌(満26年目)

●三十三回忌(満32年目)

●五十回忌(満49年目)

それぞれ、遺族、親族で行います。

 

七回忌以降は、親族の中で同じ年に法要が行われる場合、まとめて行ってもよいとされています。

また、法要の規模は徐々に小さくしていくのが一般的で、三十三回忌か五十回忌をもって、年忌法要の終了とします。

 

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初七日、四十九日の意味とは?

仏教では、死後7日ごとに7回にわたって、閻魔大王(えんまだいおう・生前の罪を裁く神)などから生前の裁きを受け、四十九日目に来世の行先が決まると考えられています。

そのため遺族は、故人が極楽浄土へ行けるよう、裁きの日に追善供養を行います。

 

初七日はこの世とあの世の境にある三途の川のほとりに到着する日で、この時の裁きで急流か緩流かが決まる大切な日です。

四十九日は来世の行先が決まる最も大切な日とされており、遺族や親族のほか、故人と縁の深かった方を招いて法要を営みます。

 

関連:三途の川の三途の意味とは?どうして六文銭が必要なの?石積みって何?

 

四十九日の裁きが終わると、故人の魂はこの世を離れ、遺族は「忌明け(きあけ)」として、日常生活に戻ります。

最近は、遠方の親戚や友人知人に初七日に再び集まってもらうのは大変だということで、葬儀の後に初七日法要を行うことが多くなっています。

 


 

どれくらいの期間で法要を行えばいいのか心構えができていれば、心静かに故人を供養する助けになるのではないでしょうか。

親しい方が亡くなることは悲しいことですが、極楽浄土へ行けるよう、その方へ感謝の気持ちを込めて追善供養ができるといいですね。

 

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