日本文化研究ブログ Japan Culture Lab

ジャパン カルチャー ラボ 日本の文化の疑問を簡単にわかりやすく説明します。

*

お彼岸の意味とは?何をするの?お供えの「おはぎ」と「ぼたもち」の違い

      2018/03/21

01

 

日本の祝日の中には、季節の節目をあらわす「春分の日」「秋分の日」があります。

その「春分の日」「秋分の日」の時期に訪れるのが「お彼岸」なのですが、どんな意味があり、何をするのかご存知でしょうか?

今回は、お彼岸について調べてみたいと思います。




スポンサードリンク

春分の日ってどんな日

昭和23年に「国民の祝日に関する法律」によって「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として制定された祝日です。

日本では暦の上で季節の区分をする手法として二十四節気というものが使われています。

元々は中国で使われていた季節の区分法で、日本では江戸時代の頃に暦に取り入れられました。

春分は二十四節気でいうと立春から始まる季節の節目の4番目の節目で昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。

太陽の通り道、黄道と天の赤道の交点「春分点」を通過した日の事をいい、その日付は年によって違います。3月20日か3月21日のどちらか1日が春分の日となります。

 

関連:『二十四節気』の読み方と意味とは?その覚え方

関連:「春分の日」2018年はいつ?その意味と食べ物について

 

秋分の日ってどんな日

春分の日同様、昭和23年に「国民の祝日に関する法律」によって「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨として制定された祝日です。

秋分は二十四節気でいうと立春から始まる季節の節目の16番目の節目で昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。

太陽の通り道、黄道と天の赤道の交点「秋分点」を通過した日の事をいい、日付は毎年9月23日頃になります。

 

関連:「秋分の日」2018年はいつ?その意味と食べ物について

 

お彼岸って何?

彼岸花-1

彼岸という言葉には色々な意味がありますが、そのひとつとして川の向こう側を表し、この世に対してのあの世を意味する言葉としても使われています。

春分・秋分の日の前後3日間をあわせた7日間を彼岸と言い、最初の日を「彼岸入り(ひがんいり)・彼岸の入り(ひがんのいり)」、最後の日を「彼岸明け(ひがんあけ)・彼岸の明け(ひがんのあけ)」と呼びます。

 



 

「彼岸」は日本独自に作られた仏教の行事の一つです。

仏教では、今私たちがいる煩悩や迷いに満ちた世界を「此岸(しがん)」といいます。この此岸にある者が六波羅蜜(ろくはらみつ・菩薩になるための方法)の修行をすることで煩悩や悩みの海を渡って辿り着く悟りの世界を「彼岸(ひがん)」といいます。

お彼岸は、極楽浄土に想いを馳せ、より彼岸に近づけるよう修行をする期間といわれています。

また、彼岸は西、此岸は東にあるので、秋分と春分は太陽が真東から昇って真西へ沈むことから、彼岸(極楽浄土・あの世)と此岸(この世)が通じやすくなると考えられ、先祖供養をするようになったのだそうです。

 

スポンサードリンク

『おはぎ』と『ぼたもち』

hagi102

 

お彼岸のお供え物する食べ物として、「おはぎ」と「ぼたもち」があります。これはもち米をあんこで包んで作られたものですが、この二つにはどういった違いがあるのでしょうか。

実はこの二つ、どちらも同じものです。なぜ呼び名が違うのかと言うと、春と秋のお彼岸で作られるぼたもちとおはぎですが、それぞれ季節に合わせて花の名前を意識して呼び名が変えられているそうです。

春は「牡丹」の花に合わせて牡丹餅(ぼたもち)と呼び、秋は「萩」の花に合わせてお萩(おはぎ)と呼ばれるそうです。

 


 

 

お彼岸になぜ「おはぎ」や「ぼたもち」を作るのかと言うと、小豆の赤い色には災難から身を守る効果があるといわれており、邪気を払うという信仰と、先祖供養が結びつき、江戸時代に庶民の間で始まった習慣と考えられています。

その季節の花の名を使い、季節にあった呼び方をしている。ここにも、日本人の四季を大切にする気持ちが表れていますね。

 

関連:「お彼岸」2018年はいつ?意味とお盆との違いについて

 

スポンサードリンク

おすすめの記事と広告

 - 3月, 9月, 春の行事, 秋の行事