日本文化研究ブログ – Japan Culture Lab

ジャパン カルチャー ラボ 日本の文化の疑問を簡単にわかりやすく説明します。

*

注連縄(しめなわ)の意味と由来とは?紙垂(しで)の作り方と付け方

      2015/12/03

shimenawa-2

お正月の準備をしていると、自宅用の注連縄(しめなわ)が売られているのを見かけますね。

実際に、購入して飾る方もいらっしゃるのではないでしょうか?

自宅では主にお正月に飾る注連縄ですが、いつも飾っている場所がありますね。

神社にはとても大きな注連縄があったり、大きな岩や巨木に注連縄が付けられていたり・・・。

いろいろなところで目にすることがある注連縄には、どんな意味があるのでしょうか?その由来と、紙垂(しで)の作り方、付け方について調べていきましょう。

スポンサードリンク

注連縄の意味とは?

注連縄には、神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示す意味があります。

神様の領域と、現世(うつしよ)を隔てる結界の役割や、厄や禍(わざわい)を祓(はら)う意味もあります。また、神様がそこに宿る印ともいわれています。


注連縄の由来とは?

500px-Amaterasu_cave

注連縄の由来は日本神話がもとになっているそうです。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、暴れん坊の弟、須佐之男命(すさのおのみこと)の行いに怒ってしまい、天岩戸(あまのいわと)へお隠れになりました。

太陽の神である天照大御神が姿を隠されたことで、太陽も隠れてしまい世界が真っ暗になってしまいます。

八百万(やおよろず)の神様たちはなんとか天照大御神を天岩戸から連れ出そうと、天岩戸の前でお祭り騒ぎを始めます。

何事かと気になった天照大御神が様子を伺いに出てきたとき、八百万の神様たちは天照大御神が再び天岩戸へお隠れにならないよう、岩戸を閉め、岩戸に注連縄を張り巡らしたことが、由来となっています。

スポンサードリンク

紙垂の作り方

注連縄についている四角くてひらひらとした紙のことを「紙垂(しで)」と言います。

半紙と、ハサミかカッターがあれば、簡単に作ることができますが、神聖なものを作るので白衣を着用し、身を清めてから取り掛かりましょう。

(1)準備した半紙を四つ切にし、縦に二つ折りします。

shide1
(2)さらに四等分になるよう縦の折り目を作り、三つできた折り目のうち、左右の折り目は上から3分の2程度の長さ、真ん中の折り目は下から3分の2程度の長さで縦に切り込みを入れます。

shide2
(3)左端から順に切り込みの部分を手前へ折っていきます。

shide3

(4)一番左の上端を三角に折って完成です。

shide4

 

紙垂の付け方

右下に垂れていくように作った紙垂を、注連縄の縄目に等間隔で挟み込みます。

数は3枚、5枚、7枚のいずれかが一般的のようですが、バランスをとるために4枚にすることもあります。

特に明確なルールがあるわけではないようですね。

ただ、神社や地域で枚数が決められていることもあるので、事前に確認しましょう。

c0014_1024x768

日本各地に存在する「夫婦岩」や「夫婦杉」にも、注連縄が飾られていますね。

いつもあまり気にせず見ていたのですが、注連縄があるということは、そこが神聖な場所だということがわかりました。

神社の注連縄は、氏子さんたちや、地域住民の方が協力して作っていることも多いようですし、注連縄の教室も各地で開かれています。

日本神話が由来とされる注連縄を、後世にも引き継いでいきたいですね。

スポンサードリンク

 - 12月, 1月, 未分類