【日本語の言い間違い100選!】間違えやすい言葉・慣用句・言い回し一覧

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日本語の言い間違い100選

「足元をすくわれる」

「上には上がいる」

「違和感を感じる」

などはすべて誤りなのですがどこが間違えているかわかりますか?

正しいと信じていた言葉が間違っていたり、間違ったまま覚えていたり・・・日本語は難しいものです。

今回は、言い間違えしやすい日本語を集めてみました。

普段使っている言葉が、間違えていないかチェックしてみてくださいね。

 

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目次

言い間違いやすい、言葉を間違いやすい慣用句・日本語

【あ行】

【か行】

【さ行】

【た行】

【な行】

【は行】

【ま行】

【や行】

【ら行】

 

【あ行】

〇愛想が良い(あいそうがよい)

 意味:好感が持てる表情や態度をしていること

愛想を振りまく(あいそうをふりまく)

「愛嬌を振りまく」と「愛想が良い」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇合いの手を入れる(あいのてをいれる) 

意味:相手の話の間に動作や言葉をはさむこと

合いの手を打つ(あいのてをうつ)

「相槌を打つ」と「合いの手を入れる」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇明るみに出る(あかるみにでる) 

意味:隠していたことが明るいところに出る、明らかになること

明るみになる(あかるみになる)

「明るみに出る」と「明らかになる」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇味わわせる(あじわわせる) 

意味:美味しさや面白さなどを体験させること

味あわせる(あじあわせる)

動詞「あじわう」に助動詞「せる」が付いた言葉なので「味あわせる」は間違いです。

 

 

 

〇足をすくわれる(あしをすくわれる) 

意味:卑劣な手段で隙をつかれて失敗させられること

足元をすくわれる(あしもとをすくわれる)

「足をすくわれる」と「足元を見られる」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇後足で砂をかける(あとあしですなをかける) 

意味:世話になった人への恩を忘れ、迷惑をかけていなくなること

後ろ足で砂をかける(うしろあしですなをかける)

「後足(あとあし)」を「うしろあし」と読み間違えることが多いようです。

 

 

 

〇怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする) 

意味:心から怒りがこみあげてくる様子

怒り心頭に達する(いかりしんとうにたっする)

「怒り心頭に発する」と「我慢の限界に達する」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇石にかじり付いてでも(いしにかじりついてでも) 

意味:どんな苦労をしても我慢をする

石にしがみ付いてでも(いしにしがみついてでも)

「かじりつく」には「しがみつく」という意味もありますが「石にしがみ付いてでも」という言葉はありません。

 

 

 

〇一世一代(いっせいちだい) 

意味:一生に一度だけ

一世一代(いっせいいちだい)

「いっせいいちだい」と読み間違いやすいです。

 

 

 

〇異存はない(いぞんはない) 

意味:反対意見や、異なった意見はない

異存は出ない(いぞんはでない)

「異存=反対意見や異なった意見」なので「ある」「ない」と表現します。

 

 

 

〇いやがうえにも

意味:ますます、よりいっそう。「弥が上にも」と書き、「弥」には「ますます」という意味があります。

いやがおうにも

「いやがうえにも」と「否が応でも」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇否が応でも(いやがおうでも)

意味:なにがなんでも、有無を言わせず

嫌が応でも(いやがおうでも)

読む時は同じですが、漢字で書くときに間違いやすいです。

 

 

 

〇違和感を覚える(いわかんをおぼえる)

意味:周りの物とちぐはぐでしっくりこない様子

違和感を感じる(いわかんをかんじる)

「違和感を感じる」は二重表現になっています。

 

 

 

〇言わざるを得ない(いわざるをえない)

意味:言わないわけにはいかない

言わざるを負えない(いわざるをおえない)

(見ざるを得ない・行かざるを得ない、など)「~ざるを得ない」が正しいのですが、間違って覚えている人がいます。

 

 

 

〇上には上がある(うえにはうえがある)

意味:最高に優れていると思っていても、さらに優れたものがあるということ

上には上がいる(うえにはうえがいる)

本来、すべての物を対象にした言葉なので「存在する」という意味の「在る(ある)」が正しいのですが、人を対象に使うことが多いため「いる」と間違ってしまうようです。

 

 

 

〇上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)

意味:入り乱れて混乱する様子

上や下への大騒ぎ(うえやしたへのおおさわぎ)

上のものを下に、下のものを上にすることを表現しているので「上や下へ」は間違いです。

 

 

 

〇うろ覚え(うろおぼえ)

意味:曖昧、確かではない、ぼんやりと覚えているということ

うる覚え(うるおぼえ)

「うろ」とは空洞を表す「洞、空、虚」(すべて「うろ」と読む)が語源となっています。

「うろ」と「うる」を言い間違いやすいです。

 

 

 

〇笑みがこぼれた(えみがこぼれた)

意味:表情が和らぐ、笑顔になる

笑顔がこぼれた(えがおがこぼれた)

「笑みがこぼれた」と「こぼれんばかりの笑顔」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇押しも押されもせぬ(おしもおされもせぬ)

意味:実力があり堂々としている。押すに押されぬともいう

押しも押されぬ(おしもおされぬ)

「押しも押されもせぬ」と「押すに押されぬ」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇汚名返上(おめいへんじょう)

意味:良い評価を得て悪い評判を返上すること

汚名挽回(おめいばんかい)

「汚名返上」と「名誉挽回」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇汚名を雪ぐ(おめいをすすぐ)

意味:名誉を得ることで汚名を洗い流してしまうこと

汚名を晴らす(おめいをはらす)

「雪ぐ」とは、水で洗って汚れ落とすという意味です。

「汚名を雪ぐ」と「屈辱を晴らす」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇お眼鏡にかなう(おめがねにかなう)

意味:目上の人に気に入られる、良いと認められること

お目にかなう(おめにかなう)

「眼鏡」とは、視力を補うための道具ということではなく「見極める力」や「良いものか悪いものかを判断する力」をさしています。

「お目にかなう」は本来の言い方ではありませんが、間違って使う人が多く「お眼鏡にかなう」と同様の意味として用いられることもあります。

 

 

 

〇お召し上がりください(おめしあがりください)

意味:「食べてください」の尊敬語

ご賞味ください(ごしょうみください)

「賞味」は「食べ物をほめながら味わう」という意味があるので、「食べてください」の尊敬語として使うのは間違いです。

 

 

 

〇思いもよらない(おもいもよらない)

意味:想定を超える、想定外

思いもつかない(おもいもよらない)

「思いもよらない」と「思いつかない」が混じってしまったようです。

 

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【か行】

 

〇風の便り(かぜのたより)

意味:風が知らせてくれること、どこかから伝わってきた噂

風の噂(かぜのうわさ)

そもそも「風の噂」という言葉は存在しなかったそうですが、歌謡曲などから誤用が広まったようです。

 

 

 

〇侃侃諤諤(かんかんがくがく)

意味:盛んに議論すること

喧々諤々(けんけんがくかく)

「侃侃諤諤」と「喧喧囂囂(けんけんごうごう:やかましく騒がしい様子)」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇元旦(がんたん)

意味:1月1日の朝

元旦の朝(がんたんのあさ)

「元旦」の2文字で「1月1日の朝」を指すので、「元旦の朝」は言葉が重複しています。

 

 

 

〇噛んで含めるように(かんでふくめるように)

意味:理解できるように丁寧に

噛んで含むように(かんでふくむように)

単純に、言葉を間違えたものと考えられます。

 

 

 

〇脚光を浴びる(きゃっこうをあびる)

意味:世間の注目の的となる

脚光を集める(きゃっこうをあつめる)

「脚光を浴びる」と「注目を集める」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇挙式(きょしき)

意味:結婚式を挙げること

挙式を挙げる(きょしきをあげる)

「挙式」という2文字で「結婚式を挙げる」という意味なので「挙式を挙げる」は言葉が重複しています。

 

 

 

〇極め付き(きわめつき)

意味:定評がある、世間一般で認められていること

極めつけ(きわみつけ)

「極めつけ」を誤用とは知らずに使う人が多いです。

 

 

 

〇首を傾げる(くびをかしげる)

意味:疑問に思う、不審に思う

頭を傾げる

「首を傾げる」と「頭をひねる」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇怪我をする(けがをする)

意味:体に傷を負うこと

怪我を負う(けがをおう)

「怪我」という2文字で「体に傷を負う」という意味なので、「怪我を負う」は言葉が重複しています。

 

 

 

〇声を荒らげる(こえをあららげる)

意味:語気の激しい声を出すこと

声を荒げる(こえをあらげる)

単純に、言い間違えただけのものだと考えられます。

 

 

 

〇公算が大きい(こうさんがおおきい)

意味:公算とは確実性の度合い、実現する見込みのこと

公算が強い(こうさんがつよい)

度合いや見込みは「高い」「低い」と表現するため、「強い」「弱い」は間違いです。

 

 

 

〇古式ゆかしい(こしきゆかしい)

意味:昔ながらの方法、昔ながらの趣があること

古式豊か

単純に、言い間違えただけのものだと考えられます。

 

 

 

〇言葉を濁す(ことばをにごす)

意味:はっきり言わない、曖昧に言う

口を濁す(こしきゆたか)

「言葉を濁す」と「口を閉ざす」が混じってしまったようです。

 

【さ行】

 

〇采配を振る(さいはいをふる)

意味:陣頭に立って指図をすること

采配をふるう(さいはいをふるう)

「采配」とは、軍勢の大将が軍を指揮するときに用いる扇状の道具のことで、采配を振ることで指示を出します。

「振るう」または「奮う」だと、采配を勢いよく振り回すことになるので間違いです。

 

 

 

〇肴(さかな)

意味:酒に合うおかず、酒に添える食べ物のこと

酒の肴(さけのさかな)

もともと、酒のおかずのことを「酒菜」「酒魚」「酒肴」と書き、いずれも「さかな」と読み、「な」=「おかず」を指していました。

「肴」1文字で「酒のおかず」という意味があり、「酒の肴」は言葉が重複しています。

 

 

 

〇鹿爪らしい顔(しかつめらしいかお)

意味:もっともらしい、まじめで堅苦しい顔

しかめつらしい顔(しかめつらしいかお)

単純に、言い間違えただけのものだと考えられます。

 

 

 

〇歯牙にもかけない(しがにもかけない)

意味:無視して相手にしない、全く問題にしない

鼻にもかけない(はなにもかけない)

自慢するという意味の「鼻にかける」と「歯牙にもかけない」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇酒を酌み交わす(さけをくみかわす)

意味:一緒に酒を飲むこと

酒を飲み交わす(さけをのみかわす)

単純に、言い間違えただけのものだと考えられます。

 

 

 

〇舌先三寸(したさきさんずん)

意味:本心でない上辺だけの巧みな言葉。「舌三寸」とも。

口先三寸(くちさきさんずん)

単純に、言い間違えただけのものだと考えられます。

 

 

 

〇舌つづみ(したつづみ)

意味:つづみは鼓と書き、打楽器の一種。美味しいものを味わった時に舌で鼓を打つような音をだすこと

舌づつみ(したづつみ)

単純に、言い間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇舌の根の乾かぬうちに(したのねのかわかぬうちに)

意味:言い終わってすぐに

舌の先の乾かぬうちに(したのさきのかわかぬうちに)

「舌の根が乾かぬうちに」と「舌先三寸」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇従来(じゅうらい)

意味:これまで、以前から今まで

従来から・従来より

「従来」の2文字だけで「以前から今まで」という意味があるので、言葉が重複しています。

 

 

 

〇消息を絶つ(しょうそくをたつ)

意味:行方がわからなくなること

消息を断つ(しょうそくをたつ)

「絶つ」という字は、主に形のないものに対して使い、続いているものをこれ以上続けないことを意味し、「断つ」という字は、主に形あるもの対して使い、続いているものを途中で切ることを意味します。

発音は同じですが、漢字で書くときに間違う人が多いようです。

 

 

 

〇食指が動く(しょくしがうごく)

意味:物を欲しがったり関心を抱くこと

食指をそそられる

「食指が動く」と「食欲をそそられる」が混じってしまったようです。

「食指」とは人差し指のことです。

中国の「春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)」という故事に「私の人差し指が動いた。これはごちそうにありつける前兆だ」という一文があり、「食欲が起こる」ことを意味していました。

「食欲が起こる」が転じて「物を欲しがる」「関心を抱く」となったそうです。

 

 

 

〇触手を伸ばす(しょくしゅをのばす)

意味:欲しいものを得ようと働きかけること

食指を伸ばす(しょくしをのばす)

「触手を伸ばす」と「食指が動く」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇新規蒔き直し(しんきまきなおし)

意味:最初に戻って新たにやり直すこと

新規巻き返し

「新規蒔き直し」と、劣勢の状態から反撃に転じるなどの意味の「巻き返し」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇心血を注ぐ(しんけつをそそぐ)

意味:すべての肉体、精神を使って全力で取り組むこと

心血を傾ける(しんけつをかたむける)

「心血を注ぐ」と「全力を傾ける」が混じってしまったようです。

 

 

 

寸暇を惜しんで(すんかをおしんで)

意味:少しの時間でも惜しんでなにかに打ち込むこと

寸暇を惜しまず(すんかをおしまず)

「寸暇を惜しんで」と「骨身を惜しまず」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇雪辱を果たす(せつじょくをはたす)

意味:前に受けた恥を拭い去ること

雪辱を晴らす(せつじょくをはらす)

「雪辱を果たす」と「屈辱を晴らす」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇絶体絶命(ぜったいぜつめい)

意味:体や命が尽きるような危機

絶対絶命(ぜったいぜつめい)

「絶対に絶命する」というイメージがあるのか、漢字を間違えてしまうようです。

「絶体」は危険や困難から逃げられない様子を指しており「絶体絶命」の他に用いる言葉はありません。

「絶対」は比較や対立がないこと、他に並ぶものがないことをいい、「決して」や「必ず」などに言い換えることができます。

 

 

 

〇そうは問屋が卸さない(そうはとんやがおろさない)

意味:そんなに思いどおりになるものではない

そうは問屋が許さない

単純に、言い間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇その通り(そのとおり)

そのとうり

「そのとうり」と言う人がいますが、「そのとおり」が正しいです。

 

 

 

〇存亡の機(そんぼうのき)

意味:存続するか滅亡するかの重大な局面

存亡の危機(そうぼうのきき)

単純に、言葉を間違えたものと考えられます。

 

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【た行】

 

〇対症療法(たいしょうりょうほう)

意味:ある問題に、一時的な処置を施すこと

対処療法(たいしょりょうほう)

「対処療法」という言葉は存在しないのですが、間違って使っている人が多いようです。

 

 

 

〇体調を崩す(たいちょうをくずす)

意味:体調不良、体の調子が良くないこと

体調を壊す

「体調を崩す」と「体を壊す」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇弛まぬ努力(たゆまぬどりょく)

意味:常に努力すること

絶え間ぬ努力(たえまぬどりょく)

単純に、言い間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)

意味:立ち去る者は後始末をきちんとして去るべきだという戒めの言葉

飛ぶ鳥跡を濁さず(とぶとりあとをにごさず)

単純に、言い間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇罪を犯す(つみをおかす)

意味:法律や道徳に反する行動をすること

犯罪を犯す(はんざいをおかす)

「犯罪」の2文字で「罪を犯す」という意味になるので、「犯罪を犯す」は言葉が重複しています。

 

 

 

〇出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)

意味:才能や手腕がある人はほかの人から憎まれたり邪魔されたりする

出る釘は打たれる(でるくぎはうたれる)

単純に、言い間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇天地神明に誓って(てんちしんめいにちかって)

意味:天と地のすべての神々に約束する

天地天命に誓って(てんちてんめいにちかって)

単純に、言い間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇同期生(どうきせい)

意味:同じ年度に入学・卒業・入社などした人

同級生(どうきゅうせい)

「同級生」は「クラスメイト」という意味で、同じ学校で同じ学級だった人のことを指します。

広い意味では、同じ学校・学年でも学級が違う人を指しますが、学校が別なのに同い年というだけで「同級生」と使うのは間違いです。

 

 

 

〇堂に入る(どうにいる)

意味:物事に習熟している

堂に入る(どうにはいる)

単純に、漢字を読み間違えていると考えられます。

論語の「堂に升りて室に入らず(どうにのぼりてしつにいらず)」が由来。

堂は客間、室は奥の間のことで客間にの入っただけでは奥のことまでわからないことから、学問や技芸はすぐれているが、奥義までは極めていないことをいいます。

「堂に入る」は「堂に升りて室に入る(どうにのぼりてしつにいる)」の略で客間にのぼり奥の間にまで入っていることから、学問や技芸がすぐれて、奥義を極めていることをいいます。

 

 

 

〇道理で(どうりで)

意味:物事の原因や理由に思い当たるふしがある様子

どおりで

発声するときに「どおりで」と言う人が多いですが、文字にすると「どうりで」が正しいです。

 

 

 

〇取り付く島もない(とりつくしまもない)

意味:頼りにする手掛かりがない、相手がつっけんどんな態度で声をかけるきっかけがない

取り付く暇もない(とりつくひまもない)

「島」は、頼れるもの・よりどころを表します。

「忙しそう、暇がなさそうだから声をかけられない」というイメージから、「取り付く暇もない」と思ってたり、「しま」を「ひま」と聞き間違えて覚えた人が多いようです。

 

 

 

〇とんでもないことです

意味:「思いもかけないこと」という意味の敬語です

とんでもございません

「とんでもない」という一言で形容詞として成り立っているため「ない」だけを「ございません」と置き換えることはできません。

 

【な行】

 

〇二の句が継げない(にのくがつげない)

意味:呆れたり驚いたりして次の言葉が出てこない

二の句が出ない(にのくがでない)

「次の言葉が出てこない」ことを「出ない」と表現してしまうようですが、正しくは「二の句が継げない」です。

 

 

 

〇二の舞を演じる(にのまいをえんじる)

意味:前の人の失敗を見ておきながら、自分も同じ失敗をすること

二の舞を踏む(にのまいをふむ)

「二の舞を演じる」と「二の足を踏む」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇濡れ手で粟(ぬれてであわ)

意味:粟は穀物の一種で、濡れた手で粟をつかむとたくさん手についてくることから、苦労せずに利益を得ることを意味します。

濡れ手で泡

発音は同じですが、漢字で書くときに間違う人が多いようです。

濡れ手に粟

「濡れた手で粟をつかむ」が本来の言葉なので「濡れ手に粟」は間違い。

 

 

 

〇願わくは(ねがわくは)

意味:願うことは、望むことは

願わくば(ねがわくば)

単純に、言い間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇熱にうかされる(ねつにうかされる)

意味:高熱のためうわごとを言うような状態になること、前後を忘れて夢中になること

✖熱にうなされる(ねつにうなされる)

「高熱が出れば悪夢でうなされるだろう」というイメージからか、間違って使う人が多いようです。

 

 

 

〇念頭に置く(ねんとうにおく)

意味:常に心にかける、忘れないでおく

念頭に入れる

「念頭に置く」と「頭に入れる」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇のべつまくなし

意味:ひっきりなしに続く様子、絶え間なく続く様子

のべつくまなし

「のべつ」とは「絶え間ないこと」や「休みなく」という意味で、まくなしは「幕無し」と書き、芝居などで幕を引かずに休みなく演ずることを意味します。

単純に、言い間違えたものと考えられます。

 

 

 

〇伸るか反るか(のるかそるか)

意味:結果は天に任せ思い切ってやってみること

乗るか反るか(のるかそるか)

語源は矢を作るときの竹がまっすぐ伸びれば成功、後ろに反れば失敗ということでなので「乗るか」という漢字は間違いです。

 

【は行】

 

〇馬脚を露す(ばきゃくをあらわす)

意味:化けの皮がはがれる、隠していた本性が露になる

馬脚を出す(ばきゃくをだす)

単純に、言い間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇腸が煮えくり返る(はらわたがにえくりかえる)

意味:腹が立つこと

腹が煮えくり返る(はらがにえくりかえる)

単純に、言い間違えただけだと考えられます。

 

 

 

〇半数を超える(はんすうをこえる)

意味:全体の半分を超えている様子

過半数を超える(かはんすうをこえる)

「過半数」は「半数を超える」という意味があるので、「過半数を超える」は言葉が重複しています。

 

 

 

〇必要がある(ひつようがある)

意味:なくてはならないこと

必要性がある(ひつようせいがある)

「必要がある」と「必要性が高い」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇火蓋が切られる(ひぶたがきられる)

意味:戦闘開始、行動を開始すること

火蓋が切って落とされる(ひぶたがきっておとされる)

「火蓋が切られる」と「幕が切って落とされる」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇火を見るよりも明らか(ひをみるよりもあきらか)

意味:疑いの余地などないほど明らかなこと

非を見るよりも明らか(ひをみるよりもあきらか)

単純に、漢字を間違えたものだと考えられます。

中国の「書経(しょきょう)」という歴史書が出典元で、王が家臣に向かって「お前たちが愚かなのは、燃えている火を見るよりも明らかである」と言ったと記されています。

 

 

 

〇二つ返事(ふたつへんじ)

意味:「はい」を二つ重ねて返事すること、すぐに承諾すること

一つ返事(ひとつへんじ)

相手の意向に沿いたいという強い気持ちから、前のめりになって「はい!はい!」と肯定の返事を繰り返す様子から「二つ返事」という言葉が生まれたそうです。

しかし、不満の意味で「はいはい」と二回続けて返事をすることは、良いイメージを持たない人もいることから、誤用である「一つ返事」という言葉が生まれたと考えられています。

正式には、「一つ返事」という言葉は存在しません。

 

 

 

〇物議を醸す(ぶつぎをかもす)

意味:人々の議論を引き起こすこと

物議を呼ぶ(ぶつぎをよぶ)

「物議を醸す」と「議論を呼ぶ」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇募金を呼び掛ける(ぼきんをよびかける)

意味:寄付金などを募ること

募金を募る(ぼきんをつのる)

「募金」という言葉は「寄付金などを募ること」という意味なので「募金を募る」は言葉が重複しています。

 

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【ま行】

 

〇間が持てない(まがもてない)

意味:会話が途切れて気まずい時間ができたり、時間を持て余すこと

間が持たない(まがもたない)

単純に、言い間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇馬子にも衣装(まごにもいしょう)

意味:きちんとした衣装を着せれば、どんな人でもそれなりに良く見えるということ

孫にも衣装(まごにもいしょう)

言葉の間違いに気づかず「孫には何を着せてもかわいい」などと間違った意味で使う人がいます。

 

 

 

〇的を射る(まとをいる)

意味:うまく要点をつかむこと

的を得る(まとをえる)

「的を射る」と「当を得る(とうをえる:道理にかなっている)」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇眉をひそめる(まゆをひそめる)

意味:嫌な感情を表情に出すこと

眉をしかめる(まゆをしかめる)

「眉をひそめる」と「顔をしかめる」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇実入りのいい仕事(みいりのいいしごと)

意味:利益が多く出る仕事

身入りのいい仕事(みいりのいいしごと)

単純に、漢字を間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇見掛け倒し(みかけだおし)

意味:見た目は優れているが、内容が劣っていること

見掛け倒れ(みかけだおれ)

単純に、言葉を間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇寝覚めが悪い(ねざめがわるい)

意味:眠りから覚めたときに気分が悪いこと

×目覚めが悪い(めざめがわるい)

単純に、言葉を間違えたものと考えられます。

 

 

 

〇身を粉にして(みをこにして)

意味:非常に苦労して働くこと

身を粉にして(みをこなにして)

単純に、読み間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇無理からぬ(むりからぬ)

意味:無理ではない

無理ならぬ

単純に、言葉を間違えたものだと考えられます。

 

 

 

〇胸三寸(むねさんずん)

意味:心の中にある考え

胸先三寸(むねさきさんずん)

「胸三寸」と「舌先三寸」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇目端が利く(めはしがきく)

意味:「目端」とはその場に応じた機転のことで、機転が利く、その場の状況に応じて適切な対処ができるという意味です

目鼻がきく(めはながきく)

単純に、言葉を間違えたものだと考えられます。

 

【や行】

 

〇焼けぼっくいに火が付く(やけぼっくいにひがつく)

意味:過去に関係があった人とは、一度縁が切れても元の関係に戻りやすいということ。

焼けぼっくりに火が付く(やけぼっくりにひがつく)

単純に、言葉を間違えたものだと考えられます。

焼けぼっくいは「焼け木杭」と書き、一度焼けた木の杭(くい)のことです。

一度焼けた木杭は、火が付きやすいのです。

 

 

 

〇安く上がる(やすくあがる)

意味::安く済む、安価といえる範囲でおさまること

✖安くつく(やすくつく)

「安く上がる」と「高くつく」が混じってしまったようです。

 

 

 

〇溜飲を下げる(りゅういんをさげる)

意味:胸に抱えていた不平不満が解消する、すっきりする

溜飲を晴らす(りゅういんをはらす)

「溜飲を下げる」と「うっぷんを晴らす」が混じってしまったようです。

 

【ら行】

 

〇論陣を張る(ろんじんをはる)

意味:論理を組み立てて議論を展開すること

論戦を張る(ろんせんをはる)

単純に、言葉を間違えたものだと考えられます。

 

 

日本語の言い間違い100選

 

 

言い間違いやすい言葉・慣用句・言い回し・日本語を100個を集めましたがいかがでしたか?

誰でもひとつくらいは、間違って覚えていたものがあるかもしれませんね。

間違いは恥ずかしいことですが、誰でも間違うことはあります。

間違いに気づいたときにその都度正していきましょう!

 

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