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「寒中見舞い」気の利いた一言メッセージ・添え書き例文まとめ

      2020/01/17


 

年賀状と時期が終わったころに「寒中見舞い」を書いたり、もらったりする人も多いと思いますが、「寒中見舞い」の意味や出す時期はいつからいつまでなのでしょうか?

また、「寒中見舞い」には印刷されたハガキを使うことが多いですが、印刷だけですと、もらった側は少し寂しいですよね。

今回は、寒中見舞いに一筆書き加える利いた一言や、メッセージ、添え書きの例文を紹介します。


寒中見舞いの意味とは?

寒中見舞いは、一年で一番寒い時に相手の健康を気遣って出す便りのことですが、以下のような目的で出すことが一般的です。

●年賀状を出していない人から年賀状を受け取った時のお詫び

●相手が喪中であることを知らずに年賀状を出してしまったときのお詫び

●こちらが喪中であることを知らずに年賀状を貰ったときのお礼


寒中見舞いを出す時期は?

お正月飾りなどを飾っておく期間である「松の内(まつのうち・関東は1月7日、関西は1月15日)が明けてから、暦の上で春が始まる「立春(りっしゅん・毎年2月3日ごろ)」までに出します。

関東では1月8日~2月3日頃

関西では1月16日~2月3日頃

ということになりますね。

年賀状への返礼の場合、遅くなると相手に対して失礼だということもあり、松の内が過ぎたらなるべく早く出すようにしましょう。

 

はがきの種類は?

寒中見舞いのはがきには、郵便局で販売されている、切手の部分に「ヤマユリ(普通の紙面)」「胡蝶蘭(普通の紙面・インクジェット用)」「山桜(インクジェット用)」のデザインの通常はがきを使用するのが一般的です。

喪中の場合は、お悔やみなどで用いられる落ち着いたデザインの胡蝶蘭を選ぶのが無難です。「ヤマユリ」や「山桜」は華やかなデザインのため、喪中の際は避けた方が良いようです。

外部リンク:はがきの種類 通常はがき

 

また、切手のデザインが印刷されていないはがき(絵葉書など)の場合は特にデザインを気にする必要はなく、自分が好きなものを用いても問題ありません。

但し、喪中の場合は、華やかなデザインのはがきや切手を選ばないよう気を付けましょう。「弔事用63円普通切手花文様」という切手があるのでそれを使用するといいでしょう。

 


気の利いた一言・メッセージ・添え書き

基本的な文章が印刷されたはがきを使用する場合、一筆添えるともらった人もうれしいですよね。ここでは、例文を紹介いたします。

ただし、喪中の場合は添え書きなどをするのはマナー違反という考えもありますので、一筆添えることは避けた方が無難です。

 

■仕事関係の場合

 

●社長や上司など目上の人

「旧年の経験を活かし本年はご期待にこたえるべき精進いたします」

「会社のご期待に添えるよう誠心誠意邁進していく所存でございます」

「プロジェクトを成功させるべく日々精進いたします」

「本年もご期待に添えるよう精一杯努力いたします」

「さらなる成長を目指して邁進していく所存です」

 

 

●親しい上司や先輩

「〇〇さんのように活躍できるよう少しずつ成長していきたいと思います」

「〇〇さんに一日でも早く追いつけるよう努力を続けます」

「本年もビシビシご指導お願いいたします」

「本年もご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します」

「本年も一生懸命励んでまいります」

「今年はさらに成長できるようがんばりますので、ご指導お願いいたします」

「いつもお心遣いをありがとうございます」

「いつも暖かい声援をありがとうございます」

「ご期待に添えるよう、より一層努力いたします」

 

 

●取引先

「本年も御社のご要望に精一杯お応えするべく精進する所存でございます」

「本年も従業員一同尽力させていただく所存です」

「みなさまのご来店をお待ちしております」

「みなさまのお役に立てるよう、一層の努力をもってご厚情にお応えしてまいります」

「本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます」

 


■親戚の場合

「ご無沙汰しております。みなさまお変わりありませんか」

「お久しぶりです。お近くにおいでの際はお知らせください」

「〇〇ちゃんもいよいよ春から小学生ですね!」

「娘が今年は受験生です。温かく見守ってくださいね」

「暖かい季節になったら、ぜひ我が家へ遊びにいらしてください」

「今年は長期休暇に遊びにいかせていただきます!」

「子どもたちがすくすく成長するよう願っています」

「久しぶりにお会いしたいですね」

「春に家族で帰省します。そのときはぜひお会いしましょう」

「いつも気にかけてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです」

「旅行はいかがでしたか?今度お土産話を聞かせてくださいね」

「息子が水泳を習い始めました。夢はオリンピック選手だそうです!」

「健やかな毎日をお祈りしております」

「またお会いできる日を楽しみにしています」

 

■同僚や友人の場合

「お互いにとってますます良い年になりますように」

「ご家族皆が笑顔いっぱいの毎日を過ごせますように」

「今年はお互い飛躍の年になるようがんばろうね!」

「お互い切磋琢磨して上を目指しましょう」

「40歳という節目の年、お互いますます精進しましょう」

「今年も共に頑張りましょう!」

「今年も飲みに行きましょうね」

「春には部下や後輩ができるので気を引き締めていきましょう」

「今年はフルマラソンに挑戦します!」

「今年こそ再会できますように!」

「夏には同窓会をしましょうね」

「いつも励ましてくれてありがとう」

「いつも応援してくれてありがとう」

「幸せいっぱいの一年になりますように」

「素晴らしい年になりますように」

 

年賀状を出していない人から受け取った際に寒中見舞いを出す場合、基本的に本文中で年賀状を貰ったことへの感謝、出さなかったことのお詫びは済ませていますので、一筆添える文章は本文と重ならないようにしましょう。

 

 

昨今は、メールやSNSでのやりとりが増え、はがきで季節の挨拶をすることは減ってきていますし、印刷だけのはがきも多いですよね。

しかし、届いたはがきに手書きの一言が添えられているだけで、その人が自分のことを想いながら一筆添えてくれたんだな~と心が温かくなりませんか?

自分が出す立場でも、相手の事を思い出し、考えながら一筆添えると、きっと気持ちも相手に伝わるのではないでしょうか。

 

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