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七草爪とは?1月7日に爪を切ると風邪を引かないと言われるのはなぜ?

      2018/11/28

年末年始に美味しいものを食べすぎたり、普段は食べない量を食べたり、お酒をたくさん飲んだり・・・

年末年始に酷使した胃腸を労わるためにも「七草粥」を食べる人は少なくないと思います。

では「七草爪」はご存知ですか?

「七草粥」と似ている言葉ですが、なにか関連はあるのでしょうか?

今回は「七草爪」について調べてみました。

 

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七草粥(ななくさがゆ)とは?

1月7日は、「人日(じんじつ)の節句」です。

この日は、七草粥を食べて一年の豊作と無病息災を願います。

七草粥の風習は中国から伝わってきました。

中国では、1月7日に邪気を払って1年の無病息災を願うために、7種類の野菜が入った吸い物などを食べる習慣がありました。

一方、日本では年の初めに若菜を摘んで、新しい生命力をいただく「若菜摘み」という習慣がありました。

そして平安時代に、中国の吸い物を食べる習慣が日本に伝わったとき、若菜摘みの習慣が相まって、1月7日に七つの若葉を入れたお粥を食べる「七草粥」になったと言われています。

 


 

七草粥に入れるのは、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)の7種類で、「春の七草」といわれています。

 

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七草爪とは?1月7日に爪を切ると風邪を引かないと言われるのはなぜ?

読み方は「ななくさづめ」で、「七日爪(なのかづめ)」「七種爪(ななくさづめ)」「菜爪(なつめ)」ともいいます。

七草爪は七草粥同様1月7日に行われる行事で、新年になって初めて爪を切る日のことを言います。

 

昔は、1月7日まで爪を切ってはいけないとされていました。

なぜこの日まで爪を切ってはいけないのかというと、昔の人はお正月を血で穢す(けがす)ことを忌み嫌っていたからといわれています。

現在のように、安全に爪を切ることができる爪切りが無かった時代、爪は小刀などの刃物を使って切っていました。

そのため、うっかり怪我をし、出血することも多かったそうです。

 

また、お正月に刃物を使うことは「良い縁も切ってしまう」と考えられており、爪切りだけではなく刃物を使うこと全般を避けており、現在でもこの風習を守る人がいらっしゃいます。

 

1月7日の朝は、七草粥を作りますが、七草爪では、その時に残った七草を茶碗に入れて水に浸したものや、七草を茹でて冷ました汁に指を入れ、爪をやわらかくしてから、新年最初の爪切りをします。

そうすることで、邪気を払うという言い伝えがあり、一年間風邪を引いたり病気にならないといわれています。

 

七草爪は、七草粥と深い関係があったのですね。

七草粥ほど知られていない習慣ですが、七草爪のことも意識して、七草粥を作るときには残った七草を水に浸しておいたり、茹でた汁を捨てずに取っておくといいかもしれませんね。

1月7日には七草粥を食べて、爪を切って、無病息災を願って、一年間健康に過ごせるといいですね!

 

関連:夜に「口笛を吹いてはいけない」「爪を切ってはいけない」理由とは?

 

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