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『山の日』8月11日が国民の祝日に!いつから?

      2016/07/06

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みなさん、『山の日』っていう祝日のことをご存知ですか?

「『海の日』なら知ってるけどなぁ~」とか「それ、山登りを推奨する日?」なんて声が聞こえてきそうですが、実はこれは、平成28年(2016年)から設けられることになった、新しい祝日なんです。今回は、この『山の日』を、ズームアップしてみましょう。


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『山の日』って、いつ?

『山の日』の祝日は8月11日になります。何か、中途半端な日です。学生にとっては夏休み中だし、祝日のメリットがありそうに思えませんが、どうしてこの日を祝日にすることにしたのでしょうか。

7月に『海の日』という祝日があるのは、知っていますね。これは平成8年(1996年)から施行された祝日ですが、この日が制定された頃から、いろいろな山岳会関係者から「『山の日』も設定して欲しい」という要望が出されていたそうです。

そして、その日付としては、6月上旬、『海の日』の翌日、お盆前、どこかの日曜日という案が出され、お盆休みとの連携が取れるということで、当初は8月12日に設定しようとしました。

どころが8月12日は、1985年(昭和60年)に、日航機が群馬県の御巣鷹山に墜落した日で、今でも毎年この日に慰霊祭が行われています。そのため、この日を祝日にするのには違和感があるということで、その前日の8月11日に決定されました。


どうして『山の日』?

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『山の日』を祝日として設定するように要望が動き出だしたきっかけとなったのは、やはり『海の日』の設定でしょう。

それまでの祝日を挙げてみましょう。

『成人の日』『建国記念の日』『春分の日』『昭和の日(かつての天皇誕生日)』『憲法記念日』『こどもの日』『敬老の日』『秋分の日』『体育の日』『文化の日』『勤労感謝の日』『天皇誕生日』となります。

どの祝日をみても、イベント的な要素は無く、その節目をお祝いするというだけのものでした。

そこで、もともと「海の記念日」として制定されていた7月20日を祝日とすることで、「海の恩恵に感謝する日」にしようという機運が高まり、『海の日』が設定されたといういきさつがあります。時期的にも夏休みに入った直後ということもあり、各種のイベントも催され、祝日として設定した意義が、十分に生かされている日となっています。

そうなると、「山の恩恵に感謝する日」の祝日とすべきだ、という意見が出てくるのも当然ですね。ただ「山の記念日」のような日が各地域で制定されてはいるものの、全国的に統一されたものが無く、紆余曲折を経てやっと来年から施行されることになったのです。

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初年度のカレンダーは?

ちなみに、施行初年度の平成28年(2016年)の8月11日は木曜日。12日も休みがもらえると15日までの5連休になるのですが、一般的なお盆休みは13日から15日までなので、微妙な感じですね。この時期に飛び石なのも、ちょっと仕事に差し障りが出てきそうですが、何にせよ、祝日が増えることは良いことです。せっかくの『山の日』ですので、近くの山へ登ってみましょうか。

2016-8

 

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 - 8月, 国民の祝日, 夏の行事