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「明治の日」制定の動き。明治天皇の誕生日はいつ?祝日はどうなる?

      2018/09/27

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2018年は、明治維新から150年を迎える年です。

その中に「11月3日を明治の日に制定する」という動きがあるようなのですが、なぜ11月3日なのでしょう?

11月3日は文化の日です。

なぜ文化の日を明治の日にしようとしているのでしょう?

今回は明治の日について調べてみました。

 

 

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明治維新から150年?

 明治維新(めいじいしん)とは、江戸幕府を倒幕し、明治政府による天皇親政体制(天皇自身が政治を行うこと)への転換、それに伴う一連の改革のことです。

明治維新の開始時期については諸説ありますが、一般には慶応4年3月14日(新暦・1868年4月6日)に五箇条のご誓文が発布された日とされています。

ほかに、慶応3年(1867年)の大政奉還や王政復興の大号令、明治に改元(かいげん・元号を変更すること)された旧暦9月8日(新暦・1868年10月23日)などがあります。


明治維新から100年には何かあったの?150年に何が行われるの?

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明治維新により元号が明治になった1868年10月23日から満100年を記念して昭和43年(1968年)10月23日にが日本政府主催で「明治百年記念式典」が日本武道館で開催され、昭和天皇、皇后、当時の佐藤栄作首相をはじめ約9千人が出席しました。

首相官邸の幹部は、日本の近代化を発展させた明治時代を次世代に伝えるため、100年と同じように150年でも式典をおこなうべきだと考えており、平成30年(2018年)10月23日(火)に、政府主催で記念式典が開催されます。

式典には国会議員らおよそ400人が参加するそうですが、「明治百年記念式典」のときと比べると、規模が小さくなっているようです。

政府は、「明治の歩みを、つなぐ、つたえる」をスローガンに、日本各地でのイベントを推奨しており、2018年は一年を通じて日本各地で明治維新や明治150年に関するイベントが行われています。


なぜ明治の日を制定するの?

 明治の日制定を目指す「明治の日推進協議会」は「明治以降の歩みを次世代に残すことが大事であると考えるなら、一過性のイベントでお茶を濁すのではなく、年に一度は明治時代の意義を振り返ることができるよう『明治の日』を制定することが施策の中心とされねばならない」とコメントをしています。

また、このあと詳しくご説明しますが、11月3日はもともと明治天皇の誕生日でした。

明治天皇が崩御されたあとは「明治節」という祝日として残り、第二次世界大戦後に「文化の日」に変更されてしまったこともあり、「明治の日推進協議会」は「本来の由緒に基づく明治の日とし、明治時代を振り返ることを通じて国民としてなすべきことを考える契機にした方が良いと」と考え、現在も明治の日制定に向けて活動を続けています。

 

  

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明治の日はいつになるの?

先述したとおり、11月3日といえば「文化の日」ですが、実はこの日は明治天皇の誕生日なのです。

ですから11月3日を、明治の日に制定しようという動きがあります。

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11月3日は明治時代には「天長節(天皇誕生日のこと)」という祝日でしたが、天皇が崩御された後、国民が「近代日本の礎を築いた明治天皇の功績を後世に伝えていくために11月3日を祝日としてほしい」ということで運動を起こし、昭和2年(1927年)に「明治節」という名称で祝日になりました。

しかし、敗戦後の昭和22年(1947年)、当時日本を占領していたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)は、「明治節」を廃止しました。

日本弱体化を考えていたGHQは、天皇と国民の繋がりを少しでも排除しようとしたのでしょう。

 

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明治節が廃止された後、11月3日を「憲法記念日」にしようという動きがありました。

日本国憲法の前の大日本帝国憲法の公布日は2月11日です。

2月11日は「建国記念の日」ですが、もともとは「紀元節」といって、日本の初代天皇とされる神武天皇の即位日です。

神武天皇の即位日という縁起の良い日を選んで大日本帝国憲法を公布したことに倣って(ならって)、日本国憲法の公布日を明治節である11月3日にして「憲法記念日」にしようとしましたが、GHQから強く反対されました。

GHQは、天皇と国民の繋がりを少なくさせたい、なくしたいと考えていたため、国にとって重要な憲法記念日と、明治天皇の誕生日を結びつけたくなかったのでしょう。

そのかわり「憲法記念日じゃなければいい」ということで、昭和23年(1948年)に「文化の日」が祝日に加えられたそうです。

昭和21年(1946年)11月3日に日本国憲法が公布されたことも、祝日となった理由のひとつだそうです。

 

関連:憲法記念日はいつ?由来と意味とは?文化の日との深い関係とは?

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祝日はどうなるの?

11月3日が「明治の日」になったとして、もともと文化の日で祝日でしたので、名称が変更されるだけなのでは?といわれています。

文化の日がどこかへ移動して祝日が一日増える・・・という話は、現段階ではないようですね。

 

明治維新から150年、全国各地のイベント情報

日本各地で行われているイベントの一部をご紹介します。


■戊辰戦争・明治維新150周年カウントダウン特別展「夜明けはまだか~明治の近代化と小坂鉱山~」

会場:秋田県鹿角郡小坂町立総合博物館郷土館 1階 特別展示室

会期:平成30年9月23日(土)~12月19日(水) 毎週月曜休館(祝日の場合は翌日)

開館時間:9時~17時(最終受付16時30分)


■平成30年秋の特別展 明治150年記念「躍動する明治~近代日本の幕開け~」

会場:東京都千代田区 国立公文書館 本館

会期:平成30年9月22日(土)~11月4日(日) 期間中無休

開館時間:9時45分~17時30分(木、金のみ閉館が20時になります)

入場料:無料


■戊辰戦争150年特別展「高田藩と戊辰戦争」

会場:新潟県上越市立歴史博物館

会期:平成30年10月6日(土)~12月2日(日)


■明治150年記念特別展「明治150年記念 明治・大正期の箕島」

会場:和歌山県有田市郷土博物館

会期:平成30年9月29日(土)~12月2日(日) 毎週水曜休館(祝日の場合は翌日)

開催時間:9時30分~17時(最終入館16時30分)


■特別展「明治時代の広島」

会場:広島県広島市郷土資料館

会期:平成30年12月7日(金)~平成31年2月17日(日)

開催時間:9時30分~17時(最終入館16時30分)


■幕末維新博関連企画展「収蔵品でたどる幕末維新史 その2」

会場:高知県安芸郡 中岡慎太郎館

会期:平成30年8月30日(木)~10月29日(月) 毎週火曜休館(祝日の場合は翌日)


■明治維新150周年記念 黎明館企画特別展・NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」

会場:鹿児島県歴史資料センター黎明館

会期:平成30年9月27日(木)~11月18日(日) 毎週月曜休館(祝日の場合は翌日)

開催時間:9時30分~18時(最終入館17時30分)

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昭和天皇の誕生日は、昭和天皇が崩御されたあと「みどりの日」となりました。

しかし多くの国民の要望を受けて、平成17年(2005年)の祝日法改正により、「みどりの日」は「昭和の日」となりました。

明治天皇の誕生日も、「文化の日」から「明治の日」になるのかもしれませんね。

もしかしたら祝日が増えるかも?と少しだけ喜んだ方もいらっしゃるかもしれませんが・・・現段階では、名称が変更されることになりそうですね。

 

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