【2025年】成人式はいつ・何をする?年齢は何歳?行かないと後悔する?

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「成人式」に主役として参加できるのは人生で一度きりです。

この日のために、振袖やスーツを準備し、朝早くから着付けやヘアメイクをしてもらうという方も多いのではないでしょうか?

また、逆に参加されないという方、行こうかどうか迷っている方も多いかと思います。

成人式に参加する意義とはどんなものなのでしょう?

この記事では、成人式とはどのようなものなのか、日程や流れや内容、成人式の対象年齢についてご紹介します。

また、成人式は、行かないと後悔するものなのでしょうか?

 

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目次

成人式とは?

「成人式」は、新成人を激励、祝福する式典で、地方自治体ごとに行われます。

主に「成人の日」の祝日に合わせて行われます。

成人の日は、「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます」ことを趣旨とし、1948年(昭和23年)に制定された祝日です。

もともと「成人の日」は毎年1月15日だったので、多くの地域で1月15日に成人式が行われていました。

成人の日が1月15日だった理由は、奈良時代から江戸時代にかけて、「元服(げんぷく)」が1月15日に行われていたからです。

元服は、12歳~16歳になった男子が成人したことを祝う儀式です。

 

昔は、元日(1月1日)に1歳年を取る「数え年」で年齢を数えていました。

旧暦では新月を毎月1日としており、15日が満月でした。

 

満月には特別な力があると考えられており、一家の未来を託す大事な男子の元服を、年明け最初の満月の日(1月15日)に行っていたのです。

1月15日は特別な日として「小正月(こしょうがつ)」と呼ばれていました。

関連:【2025年】小正月はいつ?語源と由来、行事と食べ物の意味とは?

成人の日は、2000年(平成12年)からハッピーマンデー制度が実施されたことにより、1月の第2月曜日となりました。

ハッピーマンデー制度については、歴史的な経緯によって制定された祝日が全く縁(ゆかり)のない日付に移動するため批判も多いです。

特に「成人の日」については本来の日付である1月15日になることがあり得なくなったため、なおさら批判が多いようです。

 

関連:満年齢と数え年の違いとは?なぜ満年齢と数え年があるの?

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成人式はいつ?

2025年(令和7年)の成人の日は1月13日(月)です。

 

多くの自治体で1月8日に成人式を行いますが、成人式をいつ行うかは特に決まりがなく、前後の土日に行うこともあります。

また、地域によってはゴールデンウィークや夏休み、お盆の帰省に合わせて行うこともあります。

 

詳しい日程については、自治体から成人式の案内状が届きますので、そちらで確認しましょう。

また、進学や就職で実家を離れている人の場合、住民票のある住所へ案内状が届くことになっています。

住民票を移したので出身地の案内状が届いていないけれど、小中学校の友人たちに会いたいとか、親戚に晴れ姿を見てほしいから出身地の成人式に行きたいという場合もあるかもしれません。

基本的に成人式は案内状がなくても参加することができますので、事前に自治体に問い合わせてみましょう。

 

成人式は何をする?流れや内容は?

成人式の開始時間、流れや内容は自治体によって異なりますが、基本的には以下のようになります。

① 受付

② オープニングセレモニー

③ 式典

④ 実行委員によるアトラクション

⑤ 記念撮影

⑥ 終了

②のオープニングセレモニーでは、成人式の実行委員からの挨拶や開会の宣言などがあります。

 

③の式典では、市長や来賓の祝辞、新成人の代表者がスピーチをします。

 

④の実行委員によるアトラクションは自治体によってさまざまです。

講演会や地元中高生の吹奏楽部の演奏、演劇部による演劇のほか、ビンゴ大会や、新成人たちが小学生時代に埋めたタイムカプセルを開けたり、記念品が配られたりすることもあります。

 

⑤の記念撮影も自治体により異なり、新成人全体での撮影、出身校別の撮影、学区ごとの撮影などさまざまです。

 

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成人式の年齢は何歳?

現在、 成人年齢は18歳です。

以前の成人年齢は20歳でしたが、民法の改正で令和4年(2022年)4月から、成人年齢が18歳に引き下げられました。

令和5年(2023年)以降の成人式については、多くの自治体が「成人式はこれまで通り20歳を対象に行う」と発表しています。

しかし、三重県伊賀市、大分県国東市、宮崎県美郷町は、令和6年(2024年)からは成人式の対象年齢を18歳にすることを発表していました。

例えば伊賀市では、令和5年(2023年)1月に20歳、3月に19歳、5月に18歳を対象に成人式を行い、令和6年(2024年)5月には18歳を対象に成人式を行いました。

しかし、令和6年(2024年)11月に

「令和7年(2025年)の5月に予定されている式は取りやめ、改めて20歳を対象にした式典の再開時期を検討する」

と発表し、18歳を対象とした成人式を取りやめ、民法改正前のように20歳対象に戻したのです。

今後は「20歳のつどい」に変更し、令和9年(2027年)1月に実施する予定です。

外部リンク:令和7年成人式の中止について | 伊賀市

 

国東市でも令和5年(2023年)に「20歳を対象に戻す」と決め、令和8年(2026年)から20歳を対象とした通常の式典を開催するそうです。

 

国東市と伊賀市が20歳を対象に戻したため、18歳を対象に成人式を行う自治体は宮崎県の美郷町だけとなっています。

外部リンク:美郷町成人証書授与式について / 宮崎県美郷町ホームページ

 

成人式をいつ開催するのかは自治体によって判断が異なるため、今後、他の自治体でも18歳で成人式を行う可能性があります。

 

2025年成人式の対象者の生年月日はいつからいつまで?

2025年(令和7年)の成人式は多くの自治体で20歳で行うところが多いですが、18歳で行うところもあり、対象者の生年月日はそれぞれで異なります。

 

20歳が対象の場合

対象者は、2024年度(令和6年度)に20歳になる人たちです。

2024年度(令和6年度)の期間は、2024年(令和6年)4月2日~2025年(令和7年)4月1日なので、この間に20歳になる人が対象ということになります。

つまり、 平成16年(2004年)4月2日~平成17年(2005年)4月1日生まれの人ということになります。

 

18歳が対象の場合

期間は20歳が対象の場合と同じで、その間に18歳になる人が対象です。

つまり、 平成18年(2006年)4月2日~平成19年(2007年)4月1日生まれの人ということになります。

 

関連:「早生まれ」と「遅生まれ」の意味と違いとは?メリットとデメリット

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成人式に「行きたくない」「行かない」「行かなかった」理由

成人式に「行きたくない」「行かない」「行かなかった」という人は少なくなく、その理由は経済的理由、地理的理由、精神的理由などさまざまです。

 

経済的理由

「振袖やスーツを準備する経済的余裕がないから」

「着付けやヘアメイクにお金がかかるから」

 

地理的理由

「進学や就職で地元を離れたので、成人式のために帰省するのが大変だから」

「遠方に引っ越したので、帰省するために学校や仕事を休まなければならないから」

 

精神的理由

「いじめられっ子だったから」

「友達がいないから」

「人が多い場所が苦手だから」

「小中高時代に交際していた異性と再会したくないから」

「太りすぎたので昔を知る人に会いたくないから」

 

その他、特に理由はなく、成人式に必要性を感じない、時間の無駄と考える人もいるようです。

 

成人式に行かないと後悔する?

成人式に行かずに後悔している・後悔していない理由は次のとおりです。

 

成人式に行かずに後悔している理由

「一生に一度のことだから参加すれば良かった。」

「友人たちが楽しそうな写真をSNSにUPしているのを見て、自分も行けば良かったと思った。」

「振り袖姿を親に見せてあげれば良かった。」

「親不孝をしてしまったかもしれない。」

 

成人式に行かずに後悔していない理由

「会いたくない人に会わずに済んだ。」

「いじめっ子に再会して嫌な思いをせずに済んだ。」

「友達がいないのでひとりぼっちで参加せずに済んだ。」

「仲の良い友達とは普段から会っているから、成人式に行かなくても問題ない。」

「無駄なお金を使わずに済んだ。」

 

成人式は強制参加ではありませんので、行くか行かないかは最終的には自分で決めることになりますが、一生に一度だけのことだということを考えてみましょう。

また、成人式はご両親にとっては「無事に成長し、成人の日を迎えることができた」と思える特別な日でもあります。

無事に成人を迎えたあなたを見てきっと喜んでくれるでしょう。

どうしても成人式に行きたくないけれど、親が納得してくれない場合は、振り袖姿やスーツ姿で記念撮影をするだけでも良いかもしれません。

年齢を重ねるだけ大人になることはできますが、成人式のような式典に参加ことで大人になったことをより強く自覚できるのではないでしょうか?

その時の感情だけではなく、一生に一度だけのこと、ご両親のこと、今までお世話になった人のことなどを考え、答えを出してください。

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成人式でハメを外しすぎて人に迷惑をかけてしまう新成人を毎年テレビのニュースで見かけますが、多くの新成人は大人になったことを自覚し、自分の力で生きていこうと一歩を踏み出していくのだと思います。

すでに社会人として働いている人、家庭を持っている人、勉学に励んでいる人、夢に向かって頑張っている人、同じ年齢でもいろいろな立場の人がいます。

成人式で大人になったことを自覚し、今まで以上に努力を重ねていきたいですね。

 

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