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天皇誕生日(祝日)は今後変わる?年号が変わるたびに増える?

      2018/01/15

天皇陛下

 

今上天皇(きんじょうてんのう・在位中の天皇のこと)のお誕生日は12月23日です。

現在この日は、天皇誕生日として祝日となっていますが、今後天皇陛下が替わられるとこの祝日はどうなっていくのでしょうか?以前の天皇誕生日はどのようになっていったのでしょうか?元号(年号)が変わるたびに増えるのでしょうか?

そんな疑問について調べてみたいと思います。

 

関連:元号とは?日本の元号一覧。その決め方とは?

 

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天皇誕生日(祝日)は今後変わる?

まず天皇誕生日とはどういった祝日なのでしょうか。

国民の祝日に関する法律(祝日法)では「天皇の誕生日を祝う事」を趣旨とされ、今上天皇の誕生日を祝う日とされています。

ですので天皇陛下が退位され、皇太子殿下が即位をされた場合には、今上天皇が変わりますので天皇誕生日もまた変わる事になります。

その場合、現在の皇太子徳仁親王のお誕生日は2月23日ですので、次の天皇誕生日はこの日になります。では、今現在の祝日12月23日はどうなるのでしょうか?

 

関連:『祝日』と『祭日』の違いとは?国民の祝日一覧

 

 

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天皇誕生日と祝日

崩御された天皇陛下のお誕生日もいくつかは祝日として今でも残っています。

昭和天皇のお誕生日は4月29日「昭和の日」として、そして明治天皇のお誕生日は11月3日「文化の日」として現在でも祝日となっています。しかし、明治と昭和の間の年号である大正の天皇陛下のお誕生日は8月31日ですがこの日は祝日とはなっておりません。この違いは一体何なのでしょうか。

 

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まず明治天皇のお誕生日から振り返りますと、11月3日は天皇陛下が崩御されてから一時祝日ではなくなっていたようです。

その後、国民が「近代日本の礎を築いた明治天皇の功績を後世に伝えていくために11月3日を祝日としてほしい」ということで運動を起こし、「休日ニ関スル件」という勅令によって昭和2年(1927年)に「明治節」という名称で祝日になりました。

しかし、敗戦後の昭和22年(1947年)、当時日本を占領していたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)は、「明治節」を廃止しました。

日本弱体化を考えていたGHQは、天皇と国民の繋がりを少しでも排除しようとしたのでしょう。

明治節が廃止された後、11月3日を「憲法記念日」にしようという動きがありました。

日本国憲法の前の大日本帝国憲法の公布日は2月11日です。

2月11日は「建国記念の日」ですが、もともとは「紀元節」といって、日本の初代天皇とされる神武天皇の即位日です。

神武天皇の即位日という縁起の良い日を選んで大日本帝国憲法を公布したたのですが、このことに倣って(ならって)、日本国憲法の公布日を明治節である11月3日にして「憲法記念日」にしようとしましたが、GHQから強く反対されました。

GHQは、天皇と国民の繋がりを少なくさせたい、なくしたいと考えていたため、国にとって重要な憲法記念日と、明治天皇の誕生日を結びつけたくなかったのでしょう。

そのかわり「憲法記念日じゃなければいい」ということで、昭和23年(1948年)に「文化の日」が祝日に加えられたのだそうです。

 

関連:「建国記念の日」と「建国記念日」の違いとは?意味と由来について

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次に昭和天皇のお誕生日ですが、4月29日は昭和の日となる前は「みどりの日」という名称で祝日となっていました。

現行の祝日法では、天皇陛下が崩御された際、天皇誕生日は新しい天皇陛下のお誕生日に変わるため、祝日として存続することはありません。

ですが、ゴールデンウィークの一角を構成する祝日を廃止することによる国民生活への影響が懸念されたという理由から、平成元年から平成18年までの間は祝日法によって「みどりの日」という祝日とされていました。

その後、平成17年に行われた法改正により平成19年からは名称を「昭和の日」と改め、今まで国民の休日だった5月4日は「みどりの日」と改称されました。

このように上記二つの祝日には天皇誕生日以外の理由があり、祝日として残っていますが大正天皇のお誕生日のように崩御後、祝日にしようと言う動きがないまま今日に至っていしまう場合もあります。

現在の天皇誕生日である12月23日はクリスマス前の時期ですし年末商戦や冬休みなどに影響があるとも言えますが、昭和の日の件を加味しても祝日として存続するかは微妙なラインかもしれません。

国民としては祝日が増えるのはうれしい事ですが、法が関わってくるものなので希望だけでは進められない部分もあるかと思います。

 

関連:昭和の日があるのに明治の日や大正の日がないのはなぜ?

 

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そして、政府は平成29年(2017年)12月8日に今上天皇の退位日を平成31年(2019年)4月30日にすることを閣議決定しました。翌日5月1日に皇太子殿下が新天皇に即位し、新元号が施行されます

その場合、皇太子殿下のお誕生日が2月23日ですので、2019年は天皇誕生日という祝日がないのではないか?という話も出ているようですね。

 

さらに、平成29年(2017年)12月21日に政府は、「退位後の12月23日は、当面の間は平日にする検討に入った」と発表しました。

この発表で菅官房長官は、「どのような日を祝日にするかは多様な論点があり、皇位継承後の12月23日を平日とするのか、あるいは新たな国民の祝日とするかは国民各層の幅広い議論が必要だと思っている」と述べました。

今上天皇は譲位後「上皇(じょうこう)」となられるため、12月23日を「上皇誕生日」として祝日にした場合、「二重権威」ともなりかねないため、当面は平日にするのがふさわしいとの指摘もあります。

 

また、政府は皇太子殿下が新天皇に即位し、改元が行われる2019年5月1日を臨時の祝日か休日とする方針だそうです。

もし、5月1日が祝日となった場合、祝日法によって、その前日及び翌日が祝日である日(祝日に挟まれた日)は、休日となるので4月30日と5月2日は休日となります。

よって、4月27日から5月6日までの10連休となる可能性があるということです。


 
 

現在のところ確定はしていませんので、今後どうなるのか、見守っていきましょう。

 

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