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紀元節とは?現在の呼び名は?2019年今年は皇紀何年?

      2019/05/01

「紀元節」「皇紀」という言葉を聞いたことはありますか?

普段の生活の中ではなかなか見聞きしない言葉ですが、日本の歴史に詳しい人や、ご高齢の方はご存知なのではないでしょうか。

「紀元節」は、現在は別の呼び名になっており、その呼び名ならば多くの日本人が「その日なら知っているよ!」と答えると思います。

今回は「紀元節」や「皇紀」について調べてみました!

 

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紀元節とは?現在の呼び名は?

紀元節の読み方は「きげんせつ」です。

 

「古事記(こじき・712年)」や「日本書紀(にほんしょき・720年)」では、紀元前660年2月11日に日本の初代天皇である「神武天皇(じんむてんのう)」が天皇に即位なさったとされています。

そして、その日を日本の紀元(国が始まった日)と決めたのが「紀元節」で、明治5年(1873年)から昭和23年(1948年)まで祭日になっていました。

関連:『祝日』と『祭日』の違いとは?国民の祝日一覧

 

しかし戦後、GHQ(連合軍総司令部)が皇室と神道の関係が深いなどの理由から、昭和22年(1947年)に祭日は廃止されました。

その後、紀元節を復活させようとする動きが高まり、建国を記念するための祝日を設けることとなり、「紀元節」から「建国記念の日」と名前を変え、昭和41年(1966年)に国民の祝日として認められ、翌年から適用されました。

ということで「紀元節」は現在「建国記念の日」となっているんですね。

関連:建国記念の日2019年はいつ?建国記念日との違いとは?意味と由来について

 

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2019年今年は皇紀何年?

2019年は「皇紀2679年」です。

現在私たちは「西暦」を使っています。

「西暦」は、イエス・キリストが誕生した年を「西暦元年」とする西洋の暦のことです。

西暦とは別に、日本では「元号(げんごう)」も使っていますね。

元号とは、特定の年代に付けられる称号のことで「年号(ねんごう)」と呼ばれることもあり、飛鳥時代(592年~710年)に元号が使用されるようになったといわれています。

日本で最初の元号は「大化(たいか)」で、645年7月17日~650年3月22日までです。

その後、長い歴史の中で数多くの元号が生まれ、現在の「令和」に至ります。

関連:元号とは?日本の元号一覧。その決め方とは?

 


 

「皇紀(こうき)」とは、神武天皇が天皇に即位なさった年を「皇紀元年」とする暦のことです。

紀元前660年が「皇紀元年」ですので、2019年は「皇紀2679年」ということになります。

日本では、室町時代後期から安土桃山時代にあたる16世紀に、キリスト教の宣教師によって西暦がもたらされましたが、一般的に広まることはなく、蘭学者などが認識していた程度だといわれています。

そして、江戸時代(1603年~1868年)にはキリスト教が禁止されたため西暦の使用も禁止されました。

この当時、日本では元号を使用していました。

明治5年(1872年)に、西洋に合わせるためにグレゴリオ暦を用いるようになり、再び西暦が使用されるようになりますが、西暦が一般に普及し始めるのは第二次世界大戦後です。

戦前は、国外向けなど対外的な公文書でも西暦は使用せず、皇紀と元号を使用し、国内向けの公文書などでは明治・大正時代は元号のみを使用しておりましたが、昭和になってから皇紀を多用するようになりました。

戦後は、西暦が一般的に使用されるようになり、皇紀が使用されることはなくなりました。

現在、皇紀は一部の日本文学や日本史の愛好家、神道の関係者、全日本居合道連名などが使用しています。

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紀元節定められや皇紀を使われるようになったのは明治時代になってからです。そして、戦後は西暦が一般的に使用されるようになったので、皇紀が使用されていた期間は短いのですね。

建国記念の日である2月11日には、紀元節という祭日や皇紀があったということを少しだけ思い出してみてくださいね。

 

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