北国では本格的に雪が降り初め、ほかの地域では紅葉が見ごろを迎え、そして散っていく11月。
過ごしやすい秋から、寒さの厳しい冬へと季節が移り変わっていく時期でもありますね。
そんな11月にはどんなイベントや行事があるのでしょう?
今回は、11月のイベント、行事、記念日、風物詩をまとめてみました!
11月のイベント一覧
1:赤い羽根共同募金
昭和22年(1947年)に市民主体で「国民たすけあい運動」としてスタートし、翌年から寄付をすると赤い羽根を渡すようになり「赤い羽根募金」「赤い羽根共同募金」と呼ばれるようになりました。
その後、社会福祉法という法律をもとに、中央共同募金会が主催して現在も続いています。
赤い羽根以外の色の募金もあるようですよ。
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2:文化の日
1948年(昭和23年)に祝日法により「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨として制定された国民の祝日です。
全国の美術館や博物館が入場無料で利用できますので、この機会に足を運んでみるといいですね。
リンク:文化の日の由来とは?2021年の無料スポット!美術館・博物館など
3:立冬(りっとう)
暦の上で冬が始まる日です。
季節の変わり目で昼夜の寒暖差が厳しいころでもありますので、体調管理をしっかりして冬に備えましょう。
リンク:立冬とは?2021年はいつ?食べものは何を食べたらいいの?
4:七五三
子どもが三歳、五歳、七歳のときに、子どもの健康と成長を願うために神社へ参拝する行事です。
11月15日にこだわらず、11月に入ると日本各地の神社で七五三のお参りをする家族連れを多く見かけますね。
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5:新嘗祭(にいなめさい)
五穀豊穣の収穫祭にあたり、新嘗の「新」は新穀(初穂)を、「嘗」はご馳走を意味し、天照大御神(あまてらすおおみかみ)はじめ天神地祇(てんじんちぎ すべての神々)に初穂をお供えして、天皇陛下自らも初穂を召し上がり、神様の恵みによって初穂を得たことを感謝するお祭りです。
6:勤労感謝の日
「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として、昭和23年(1948年)に祝日として制定されました。
戦前は「新嘗祭」という祭日でしたが、戦後「勤労感謝の日」に変更されました。
一般的には勤労感謝の日として祝日を楽しみますが、同じ日に宮中では新嘗祭が行われているのですね。
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11月3日と、11月23日、11月には二日間の祝日があります。
紅葉が美しく、気候も穏やかな時期の祝日は、みなさんもいろんなところへお出かけすることと思います。
「お休みだ!」と喜ぶだけではなく、その祝日にどういう意味があるのかを知ると、過ごし方や気持ちが少しだけ変わるかもしれませんね。