10月になると朝夕はヒンヤリすることも増え、早いところでは紅葉も始まりますね。
過ごしやすい気候になり、ご家族やお友達同士でいろんなところへお出かけする方も多いでしょう。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋など、過ごし方も様々ですね。
そんな10月は、どんなイベント、行事、記念日、風物詩があるのでしょう?
10月のイベント一覧
1. 赤い羽根共同募金(10月1日~3月31日)
昭和22年(1947年)に市民主体で「国民たすけあい運動」としてスタートし、翌年から寄付をすると赤い羽根を渡すようになり「赤い羽根募金」「赤い羽根共同募金」と呼ばれるようになりました。
その後、社会福祉法という法律をもとに、中央共同募金会が主催して現在も続いています。
赤い羽根以外の色の募金もあるようですよ。
リンク:赤い羽根共同募金とは?使い道や期間、募金の相場はいくら?緑の羽根との違い
2. 長崎くんち(10月7日、8日、9日)
長崎市にある諏訪神社の秋季大祭で、寛永11年(1634年)に、二人の遊女が諏訪神社に舞を奉納したのが始まりといわれ、国指定重要無形文化財となっています。
現在は77の町に分かれて、各町が7年に一度、奉納踊りをすることになっており、有名なもので「龍踊り(じゃおどり)」や「御朱印船」、「太鼓山」、「川船」などがあります。
リンク:九州のお祭り「くんち」の語源や意味、由来とは?日本三大くんちとは?
3. 鉄道の日(10月14日)
鉄道の日には、乗り放題パスや乗り放題切符などは販売され、全国各地で鉄道に関するイベントも行われます。
乗り放題パス、乗り放題切符は利用区間や利用期間がありますので、ご購入の際にはきちんと確認してくださいね。
リンク:【鉄道の日】2024年はいつ?記念切符の購入と各地のイベント情報
4. スポーツの日(第2月曜日)
昭和39年(1964年)10月10日、日本で初めてとなる五輪大会「東京オリンピック」の開会式が行われました。
これを記念して昭和41年(1966年)から国民の祝日に関する法律に基づき10月10日は「体育の日」に制定されました。その由来から「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨として制定された祝日です。
平成12年(2000年)からハッピーマンデー制度の導入にともない、10月の第2月曜日に変更されました。
令和2年(2020年)から「スポーツの日」と名称が改められました。
リンク:スポーツの日の意味と由来とは?2024年はいつ?イベント情報
6. 神嘗祭(かんなめさい)(10月17日)
五穀豊穣の感謝祭で、その年の最初に収穫した稲穂「初穂」を伊勢神宮にお祀りされている天照大御神(あまてらすおおみかみ)にお供えし、感謝する日です。
伊勢神宮では毎年10月17日に神嘗祭が執り行われ、伊勢市内では神嘗奉祝祭が行われ、全国各地のお祭りや伝統芸能が奉納され、収穫の喜びと五穀豊穣の感謝をわかちあいます。
6. 十三夜(じゅうさんや)(10月中旬~下旬)
9月に十五夜がありますね。
その約一か月後に訪れるのが十三夜で、あまりすっきりしない天気が多い十五夜に比べて、十三夜は晴れることが多いといわれています。
十五夜のお月見はしたけれど、十三夜はお月見をしなかった・・・というのは「片月見」といって縁起が悪いそうなので、2か月続けてお月見を楽しんでみてはいかがですか?
7. 博多おくんち(10月23日、24日)
福岡市博多区にある櫛田神社の秋季大祭で、毎年11月23日に行われていた新嘗祭(にいなめさい)を、昭和28年(1953年)に日程や名称を変更して始めたそうです。
10月23日は櫛田神社本殿で大祭が執り行われ、翌日24日は御神幸(ごしんこう・神様が神輿などに乗って神社を出て各地を巡ること)が行われます。
リンク:九州のお祭り「くんち」の語源や意味、由来とは?日本三大くんちとは?
8. ハロウィン(10月31日)
10月といえば、ここ数年でとても盛り上がっているハロウィンがありますね。
もともとは宗教的な行事だったのですが、アメリカや日本では宗教的な意味合いはなく、季節のイベントとして多くの人が楽しんでいます。
仮装をして、普段とは違う雰囲気でパーティやパレードを楽しみましょう!
リンク:日本のハロウィンはいつから定着した?起源と歴史。海外との違いとは?
10月は実りの季節でもありますね。
日本人の食生活に欠かせないお米をはじめ、いろいろな作物が収穫できることに感謝し、いろいろなお料理に挑戦してみませんか?
運動会のお弁当、ハロウィンのかぼちゃ料理、鉄道の日にはお弁当を持ってちょっと遠くまで行くのもいいですね。
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