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「己巳の日」2021年はいつ?意味とは?銭洗い、種銭って何?

暦には日付や曜日以外にも、暦注というものが記載されています。

皆さんがよく知っている大安や仏滅、友引などは六曜といい、これも暦注のひとつです。

さらに暦注の中には干支(えと・十干十二支 じっかんじゅうにし)がというものがあり、その日の運勢を占うことに使用されています。

運勢といえば、金運を気にされる方も多いと思うのですが、今回は干支の中でも金運がアップするといわれている「己巳の日」について調べてみたいと思います。

 


「己巳の日」とは?

「己巳の日」の読み方は「つちのとみのひ」です。

己巳(つちのとみ)は干支(えと)のひとつです。

干支は、十干十二支(じっかんじゅうにし)ということもあります。

 

十干十二支の十干(じっかん)は五行思想(ごぎょうしそう・万物は木、火、土、金、水の五種類の元素からなるという自然哲学の思想)の考えと陰陽思想(いんようしそう・万物を陰と陽の二つに分類する思想)の考えから「陽」に当たる兄(え)と「陰」に当たる弟(と)に分けたもので以下のようになります。


十干(じっかん)
甲(こう)五行思想では「木」、陰陽思想では「兄」で「きのえ」といいます
乙(おつ)五行思想では「木」、陰陽思想では「弟」で「きのと」といいます
丙(へい)五行思想では「火」、陰陽思想では「兄」で「ひのえ」といいます
丁(てい)五行思想では「火」、陰陽思想では「弟」で「ひのと」といいます
戊(ぼ)五行思想では「土」、陰陽思想では「兄」で「つちのえ」といいます
己(き)五行思想では「土」、陰陽思想では「弟」で「つちのと」といいます
庚(こう)五行思想では「金」、陰陽思想では「兄」で「かのえ」といいます
辛(しん)五行思想では「金」、陰陽思想では「弟」で「かのと」といいます。
壬(じん)五行思想では「水」、陰陽思想では「兄」で「みずのえ」といいます。
癸(き)五行思想では「水」、陰陽思想では「弟」で「みずのと」といいます。

五行思想では、木は火を生み、火は土を生み、土は金を生み、金は水を生み、水は木を生むと考えられています。

つまり、十干の「己(き・つちのと)」は金を生む性質があるということになります。

 


 

次に十干十二支の十二支(じゅうにし)は。皆さんご存知の年賀状や生まれ年などで使われる以下の12種類のことです。

「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)」

私たちは普段これらを干支(えと)と呼んでいますが、正確には十二支と呼びます。

そして、巳(み)は蛇(へび)のことです。

 


 

十二支は、暦(年月日)や時間などを表す際に用いられ、例えば、年に当てはめて年賀状や生まれ年などで用いられていますよね。

十二支は日に当てはめることもでき、その日の運勢などを占ったりするのですが、12種類あるので12日に一度巡ってきます。

つまり、「巳の日」は12日ごとに巡ってくることになるのです。(※巳の日がどのような日なのかは後ほどご紹介します。)

 

関連:「十二支」と「月・時刻・方位」の関係とは?十二支で表すとどうなるの?

 

 

そして、これら十干と十二支を組み合わせたものを干支といい、以下の表のように60で一巡します。


 

一番目「甲子(きのえね)」、二番目「乙丑(きのとうし)」・・・と続き、六番目が「己巳(つちのとみ)」です。そして60番目が「癸亥(みずのとい)」で一巡します。

干支(十干十二支は)も暦(年月日)や時間などを表す際に用いられますが、年に当てはめると60年、日に当てはめると60日で一巡するということになります。

つまり、己巳の日」は60日ごとに巡ってくるということになります。

 


己巳の日とはどんな日?「己巳の日」の意味


 

「巳」は蛇のことで、蛇は弁財天(べんざいてん)の化身、または使いです。

弁財天は芸術と財運の神様といわれており、12日に一度巡ってくる「巳の日」にお金に関する願い事をすれば、使いの蛇が弁財天に願いを届けてくれるので金運が上がるといわれています。

蛇の抜け殻を財布に入れると金運がアップするといわれているのはそのためです。

そして、60日に一度巡ってくる「己巳の日」は、弁財天の縁日(えんにち・神仏に由来のある日、神仏の世界とこの世の縁がある日)で、さらに縁起が良く金運が上がるといわれています。

すでに説明したとおり、五行思想で「己」は土の運気を持ち、土は金を生むといわれています。

 

つまり、「巳の日」に金運がアップするのはもちろんですが、己の日が重なる「己巳の日」は土の運気が加わるため、金運はさらにアップし大きな御利益を期待できるのです。

 

この日に宝くじを買ったり、財布を新調・使い始めるといいそうですよ。

 

2021年の己巳の日はいつ?

2021年の巳の日(赤文字は己巳の日)は以下の通りです。


1月9日(土)、21日(木)
2月2日(火)、14日(日)、26日(金)
3月10日(水)、22日(月)
4月3日(土)、15日(木)、27日(火)
5月9日(日)、21日(金)
6月2日(水)、14日(月)、26日(土)
7月8日(木)、20日(火)
8月1日(日)、13日(金)、25日(水)
9月6日(月)、18日(土)、30日(木)
10月12日(火)、24日(日)
11月5日(金)、17日(水)、29日(月)
12月11日(土)、23日(木)

よって、2021年の己巳の日は、

1月21日(木)、3月22日(月)、5月21日(金)、7月20日(火)、9月18日(土)、11月17日(水)になります。

巳の日より己巳の日はさらに大きなご利益を期待できますよ!

 

銭洗い(ぜにあらい)・種銭(たねせん)って何?


 

「銭洗い(ぜにあらい)」とは、一万円札を洗って清めることです。

己巳の日に、新札の一万円札を洗って財布に入れます。

このとき、弁財天や白蛇を祀る神社で洗うとより効果があるといわれています。

銭洗いが出来る神社では、銭洗いに用いるためのザルやカゴが準備されていますので、そこに一万円札を入れて、水をかけて洗い清めます。

水でジャブジャブ洗うのではなく、一万円札の端っこの方を少し濡らすだけでいいようですよ。

また、金銭的に一万円が準備できない・・・という場合は、その時自分が準備できるお札や硬貨でもいいそうです。

 

銭洗いで洗い清めたお金を「種銭(たねせん)」といいます。

種銭は使うためのお金ではなく、財布の中に常に入れておくものです。

お金は寂しがり屋なので、種銭を入れておくと仲間を呼んでくれるので、お金が貯まりやすくなるといわれています。

 

上神明天祖神社(蛇窪大明神)の御朱印


己巳の日がどういうものかわかりましたね。

金運UPを願う人は、60日ごとに巡ってくるチャンスを逃さないようにしたいですね!

白蛇伝説のある東京の上神明天祖神社(蛇窪大明神)では、己巳の日限定の御朱印をいただけるので、大勢の人で賑わうそうですよ。

御朱印は、神社やお寺を参拝・参詣した証として授けられるものです。

神社やお寺の名称や、ご本尊の名称、日付などが墨で書かれ、朱印が押されます。

御朱印は神仏とご縁を結んだ証でもありますから、財運の神様である弁財天や白蛇とのご縁を粗末にしないよう、大切に保管しておきましょう。

 

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