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「十三参り」2016年の時期はいつ?男の子・女の子・母親の服装は?

   

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京都を中心に、関西では古くから「十三参り(じゅうさんまいり)」というお祝いの行事が行われています。

最近は関西以外の地域にも広がっているようですが、まだまだ知らない人も多いのではないでしょうか?

今回は、十三参りの時期や服装など、今回は十三参りについていろいろ調べて行きましょう。

 

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十三参りとは?

 十三参りは、数え年で13歳になった子どもが、健やかに成長したことを感謝し、知恵と福徳を授かるために「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」にお参りする行事です。

虚空蔵菩薩は知恵と福徳を司る菩薩様とされることから「知恵詣り」「知恵もらい」ともいいます。

十三参りは江戸時代(1608年~1868年)の中期に始まったといわれており、このころ、13歳というのは元服(げんぷく・大人の仲間入りをする意味)の年齢で、十三参りで初めて大人の寸法の晴れ着を着せ、着物に馴染ませ自然に立ち居振る舞いを身につけさせました。

また、数え年の13歳は男女ともに厄年であることから、厄払いの意味もあるそうです。

十三参りは、虚空蔵菩薩をまつっている神社やお寺にお参りしますが、は日ごろお世話になっているお寺や氏神様(自分が住んでいる地域を守っている神様)にお参りする方も増えています。

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お参りのとき、半紙に自分が授かりたいものを表す漢字を一文字書いて祈祷してもらいます。

たとえば「心」「福」「美」「知」などがありますね。

漢字一文字はなんでもいいのですが、気持ちをしっかりこめて書きましょう。

祈祷が終わり帰る時、後ろを振り返ると授かった福徳や知恵が消えてしまうという言い伝えがあります。

神社やお寺を出るまでは振り返らないようにしましょう。

  

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2016年の時期はいつ?

 虚空蔵菩薩が13番目に誕生したことから、十三参りは旧暦3月13日(新暦4月13日)にお参りをしていましたが、現在は4月13日にお参りできるとは限らないので、前後一ヶ月間(3月13日~5月13日)にお参りするようになりました。


男の子、女の子の服装は?

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 男の子は羽織袴、女の子は振袖が正式な服装になります。

このとき、大人の寸法の着物を着るのでサイズが大きいため、肩上げした着物を着ます。

そして、帰宅したら肩上げしていた糸をほどくのが正式な儀礼です。

正式には着物になりますが、最近はスーツやワンピース、学校の制服などでお参りする人も増えています。


母親の服装は?

 十三参りの主役は子どもです。

子どもが振袖を着ているのなら、親は付け下げや小紋など、子どもの着物よりも格の低い着物で行きましょう。

子どもがスーツやワンピース、学校の制服を着ているのなら、親もスーツやワンピースで行きましょう。

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江戸時代には大人の仲間入りとされた13歳ですが、現在はまだまだ子ども扱いされてしまう年齢ですね。

思春期といわれる時期で、心と体が大人へと成長していきます。

親子のコミュニケーションに悩む方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう時期だからこそ、子どもの成長を感謝し、知恵と福徳を授かるために一緒にお参りに行くのもいいのではないでしょうか。

 

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 - 3月, 4月, 5月