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入梅とは?2019年はいつ?入梅イワシってなに?

      2018/11/30

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「入梅」という文字だけ見ると、梅雨に入るということなのかな?と想像ができますね。

では、読み方はどうでしょうか?

「にゅうばい」「ついり」「つゆいり」と読み方がありますが、「にゅうばい」「ついり」は聞き馴染みのない言葉かもしれません。

日本には、季節や時期を表す言葉がたくさんあり、「入梅」もそのひとつです。

今回は、入梅についていろいろ調べてみましょう。

 

 

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入梅とは?

 入梅は「雑節(ざっせつ)」のひとつです。

雑節とは、二十四節気(1年間を24等分したもの)・五節句(端午の節句など)のほかに、季節の移り変わりをより適確に掴むために設けられた、特別な暦日のことです。

 入梅は「梅の実が熟し、梅雨に入るころ」という意味があります。

昔、農家にとっては田植えの日を決めるときに、梅雨の時期を知ることは重要なことでした。

しかし、現在のように気象情報が発達していないため、目安として「入梅」を設けたと考えられています。

 

関連:『雑節』の意味とは?2019年一覧

関連:『二十四節気』の読み方と意味とは?その覚え方


「入梅」2019年はいつ?

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入梅の日は、毎年同じ日になるわけではありません。

入梅の日の決め方は、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」が基準となります。

芒種の後、最初の壬(みずのえ)の日が「入梅」になります。

関連:「小満」「芒種」の意味とは?2019年はいつ?食べ物はなに?

 

壬(みずのえ)とは十干(じっかん)と呼ばれるものです。カレンダーを見ると、暦の中に甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸という文字を発見できると思います。これが十干と呼ばれるもので10日で一巡します。壬は十干の9番目に当たります。

関連: 2019年の干支は亥(い)。干支の順番の由来と覚え方

 

入梅は毎年6月11日ごろになります。

2019年は6月11日(火)です。

 

関東地方では例年、6月8日ごろが梅雨入りで、7月21日ごろが梅雨明けです。

入梅の時期とほぼ重なっていてわかりやすいですね。

しかし、沖縄県では例年、5月9日ごろが梅雨入りで、6月23日ごろが梅雨明けです。

入梅の時期には梅雨がそろそろ終わるころでしょうか。

 

  

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入梅イワシってなに?

 「にゅうばいいわし」とは、入梅の時期に獲れるイワシのことです。

この時期のイワシは産卵前で最も脂がのっており、1年の中で一番美味しいといわれています。

千葉県銚子市では、毎年入梅イワシ祭が開催されており、2018年は6月15日(金)~7月31日(火)に開催されましたので、2019年も同じころに開催されると思われます。情報が分かり次第更新いたします。

この時期にしか味わえない入梅イワシを、漬け丼や天ぷら、刺身やなめろうなど、様々な調理法で食べることができるので、毎年多くの人で賑わうそうです。

 

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現在のように気象情報を正確に知ることのできなかった時代には、入梅は田植えの目安にする大切な日だったのですね。

梅雨は雨が続き、じめじめしているし、洗濯物は乾かないし、気分も滅入るし・・・と、あまりうれしいものではないと感じている人も多いかもしれません。

しかし、農作物を育てるためには欠かせない時期でもあります。

梅雨は嫌だな・・・と思ったときは、「農作物にとっては恵みの雨!」と思い出してみてください。梅雨が少し好きになるかもしれませんよ。

 

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