
日本には数多くの伝統的な遊びがあります。
今でもたくさんの子供たちが遊んでいるものもあれば、道具や場所の問題で限られた場所でしか遊べないものもあります。
みなさんが遊んだことがある遊びは、いくつありますか?
それぞれの遊びの概要や遊び方を簡単に解説します。
あやとり

漢字で「綾取り」と書きます。
主に両手の指に輪にした紐をひっかけたりはずしたりして、特定の形や美しい模様を作っていく遊びです。
あやとりは日本だけの遊びと思いがちですが、実は、世界中で古くから伝わるもので、世界各地で自然と発生したといわれています。
あやとりの技は日本だけでおよそ200種類あるといわれており、世界中では3000種類を超えるそうです。
【遊び方】
毛糸などの柔らかい紐の両端を結んでひとつの輪にしたものを使います。
一人で遊ぶあやとりと、二人で遊ぶあやとりが主流です。
いくつかの手順を行うことでひとつの模様・形を作ったり、連続して動作をすることで様々な模様・形を作る連続技などがあります。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:あやとりの起源と歴史とは?あやとりの技一覧!はしごは何段まである?
あんたがたどこさ

正式名称を「肥後(ひご)手まり唄」といいます。
肥後とは、現在の熊本県のことです。
昔から子供に歌いつがれてきたわらべ歌で、熊本県熊本市が舞台となっています。
【遊び方】
わらべ歌を歌いながらリズムにあわせてボールを地面につきます。
歌詞は以下の通りです。
あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ
熊本さ 熊本どこさ 船場(せんば)さ
船場山にはたぬきがおってさ
それを漁師が鉄砲で撃ってさ
煮てさ 焼いてさ 食ってさ
それを木の葉でちょいとかぶせ
歌詞の「さ」のタイミングで片足をあげてボールをくぐらせます。
最後の「ちょいとかぶせ」を歌い終わると同時にボールを高く弾ませて、ボールが落ちてくる間に一回転し、ボールをキャッチできれば成功です。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:「あんたがたどこさ」の歌詞全文とその意味とは?実は怖い歌だった?
石蹴り(いしけり)

石蹴りは、明治時代初期に体力や運動神経の向上、ルールを守ることを身につけること等を目的にヨーロッパから導入された遊びです。
英語圏では「ホップスコッチ(Hopscotch)」と呼ばれています。
【遊び方】
地域によってルールや遊び方が異なりさまざまなバリエーションがあります。
代表的な遊び方は、
- 地面に丸や四角の図形を複数書く(数は任意)
- 図形に番号を書く
- 1に石を投げ入れ、1を踏まないように片足で2へ進む
- 3、4、5と番号順に図形を片足で進んでいき、折り返す
- 折り返して2まで来たら1の石を拾って、1に片足で入ってゴールする
- 次は2に石を投げ入れ、2を踏まないように進む
- 以下繰り返し
代表的なルールは、
- 番号順にすべての図形を片足で着地する
- 図形が左右に並んでいる場合は両足で着地するというルールもある
- 片足の場合は、最初から最後まで同じ足で跳ぶ(交互にする場合もある)
- 石を置いた図形を踏んだり、着地の際に図形からはみ出すと失敗
- 失敗した場合は、最初からやり直したり、失敗したところからやり直したりする
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:「石蹴り」ルールと遊び方!「けんけんぱ」との違いと「ガラスの石」とは?
おしくらまんじゅう

漢字で「押し競饅頭」と書きます。
- 「おしくら」は、押し比べる(おしくらべる)
- 「まんじゅう」は、大勢の人が一カ所に集まった状態
を表しているという説があります。
【遊び方】
大勢の人が寄り集まって背中合わせで円陣を組み、隣の人同士で腕を絡めます。
「おしくらまんじゅう おされてなくな」と歌いながら自分の体を円陣の中に押し込んだり、外へ引っ張ったり、肩だけで押したりお尻で押したりします。
そうすることで体を温めることが目的の遊びです。
また、以下のような勝敗を決めるやり方もあります。
①
押し合ったときにその場から押し出されたり、倒れたりした人を負けという遊び方。
②
円や楕円形、三角形など範囲を決め、その中で押し合い範囲の外に出たら負けという遊び方。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:おしくらまんじゅうの意味や由来、遊び方とは?歌詞の続きがあるの?
お手玉

片手に収まる程度の小さな布袋に中身(ビーズや大豆など)を入れ、布を縫い合わせたおもちゃです。
お手玉の起源は不明ですが、紀元前5世紀ごろに現在のトルコ・リディア地方で生まれたという説が有力です。
日本には奈良時代(710年~794年)に伝わったとされ、小石や水晶などを使って遊んでいました。
江戸時代(1603年~1868年)に現在のようなお手玉が作られるようになりました。
現在、道具や遊び方に違いがありますが、世界中で親しまれています。
【遊び方】
お手玉の遊び方の基本は、「投げ技」と「拾い技」の2つです。
「投げ技」
お手玉を空に放って、落ちてきたところを受け取ります。
「拾い技」
いくつかのお手玉を床にばらまき、1つを投げ上げている間に床にあるお手玉を拾います。
これら基本の2つの遊び方がアレンジされ、地域や年代によってさまざまな遊び方があります。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
おはじき

おはじきとは、小さくて平たい玉のこと、またはそれを使う遊びのことです。
その小さくて平たい玉を指ではじいて遊ぶことが「おはじき」の名前の由来です。
ガラス製が一般的ですが、木製や陶器製、プラスチック製などもあります。
大きさ、色、柄はさまざまです。
形は、ガラス製のものは平たい円形が一般的ですが、木製やプラスチック製などになると星や月、花の形をしたもの、真ん中がくりぬかれた円形などさまざまなものがあります。
おはじきは、奈良時代(710年~794年)に中国から日本に伝わったといわれています。
日本では、主に宮廷で大人の遊びとして広まり、江戸時代(1603年~1868年)になると、女の子の室内遊びとして定着しました。
明治時代(1868年~1912年)後期に、現在のガラス製のおはじきが登場し、戦後になるとプラスチック製のおはじきが登場しました。
【遊び方】
おはじきの遊び方の基本は「指ではじく」「重ねる」です。
「指ではじく」
テーブルなど平らな場所におはじきをばらまき、ひとつのおはじきを指ではじいて別のおはじきに当てます。
「重ねる」
テーブルなど平らな場所におはじきをひとつ置き、その上に何個おはじきを重ねられるか挑戦します。
基本の遊び方はひとりでも複数人でも可能で、遊び方をアレンジすることができます。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:おはじきの歴史とは?初心者でもわかる遊び方とルールを解説
折り紙

紙を折って、動物や植物、生活道具などいろいろな形を作る日本の伝統的な遊びです。
現在、日本語の「折り紙」は世界に浸透しており、欧米をはじめ多くの国で「origami」という言葉が使われています。
折り紙の歴史は古いのですが、現在のように紙を折って遊ぶことが広まったのは江戸時代(1603~1868年)ごろです。
明治時代(1868年~1912年)になると幼児教育や小学校の図画工作でも折り紙が取り入れられ、立体的な箱や幾何学模様など複雑で独創的な作品も作られるようになりました。
現在も折り紙は進化を続けており、簡単な折り方から複雑な折り方までさまざまな作品が誕生しています。
【遊び方】
一枚の紙で作るもの、二枚以上を組み合わせて作るもの、完成形が平面の物、立体的なものなど、さまざまな折り紙があります。
紙を折るだけでなく、ハサミを使ったり、ペンなどで絵を描き加えることもあります。
工程が少なくて小さな子供がひとりで作れる簡単なものから、大人が何時間もかけて作る複雑なものまで、数えきれない種類の折り紙があります。
簡単な折り紙の遊び方についてはこちらをご覧ください。
関連:【折り紙】一枚で簡単にできる折り紙まとめ!世界で一番難しい折り紙は何?
折り紙の起源や歴史については以下の記事をご覧ください。
かごめかごめ

「かごめかごめ」は、作者不明のわらべ歌です。
またその遊び方もいつ誰が考えたのか不明です。
最古の文献は、江戸時代(1603年~1868年)に僧侶がまとめた童謡集である竹堂随筆(ちくどうずいひつ・1820年ごろ)で、歌詞は以下の通りです。
「かァごめかごめ かーごのなかの鳥は いついつでやる 夜あけのばんに つるつるつっぺぇつた なべのなべのそこぬけ そこぬいてーたーァもれ」
歌が広まるにつれて歌詞が変化したといわれており、地域や世代によって「かごめかごめ」の歌詞は異なります。
現在広く知られている
「かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀と滑った 後ろの正面だあれ?」
という歌詞が広まったのは昭和(1926年~1989年)になってからです。
【遊び方】
手を繋いで輪を作るので、遊ぶときの人数は5人以上から10人程度までが適しています
- ジャンケンで鬼を1人決める
- 鬼になった人はその場でしゃがんで目をつむる
- ほかの人は鬼を囲むように手をつないで輪になる
- 「かごめかごめ」を鬼以外のみんなで歌いながら鬼の回りを歩く
- 歌が終わったら歩くのをやめる
- 鬼は自分の後ろに誰がいるのか当てる
- 当たったらその人と鬼を交代する、当たらなかったら同じ人がもう一度鬼をする
- 繰り返し
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
関連:「かごめかごめ」の遊び方とは?歌詞のいろいろな解釈まとめ
かるた

50音の絵札と読み札があります。
読み上げられた絵札を取る遊びです。
子どもが言葉や文字を覚えるための遊びで、ことわざや教訓などが用いられていることが多いです。
その他にも、
- 地域の歴史や文化を用いたかるた
- 方言を用いたかるた
- アニメや漫画を用いたかるた
などがあります。
読み手が読み札を読み上げます。
参加者は前にバラバラに並べた絵札の中から読み札と対になるものを探し、取ります。
最後に一番枚数を持っていた人が勝ちとなります。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
関連:いろはかるた(江戸・上方(京都)・尾張)の読み方と意味一覧!枚数は何枚?
缶蹴り

鬼が隠れているプレイヤーを探して見つける「かくれんぼ」に「缶を蹴る」というルールを加えた伝統的な遊びです。
「缶を蹴る=逆転する要素」が追加されることでえ、鬼とプレイヤーの駆け引きが発生します。
遊び方:
空き缶が1つ必要ですが、ない場合はペットボトルやボールで代用します。
隠れる場所があり、蹴った缶が道路に飛び出さないような広い場所で遊びます。
1:地面にプレイヤーが数人入れる大きさの円を描き、その中心に空き缶を置く
2:じゃんけんで鬼を決める
3:プレイヤーのひとりが、空き缶を蹴る
4:鬼が空き缶を拾って元の場所に戻すまでにプレイヤーが隠れる
5:鬼がプレイヤーを探す
6:プレイヤーを見つけた鬼は「〇〇ちゃんみつけた」と言いながら空き缶を踏む
7:鬼は、プレイヤーをひとり見つけるごとに空き缶を踏み、円の外に出る
8:見つかったプレイヤーは捕まり、円の中に収容される
9:再び鬼がプレイヤーを探す
鬼が他のプレイヤーを探している時に、プレイヤーの誰か(円の中で待っている人以外)が空き缶を蹴ることができたら、円の中で待っていたプレイヤーは逃げることができ、4に戻ります。
10:鬼が全員見つけ、円の中に全員収容することが出来たら、最初に見つかったプレイヤーと鬼が交代する
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:缶蹴りの発祥と歴史とは?遊び方の基本ルール!「ポコペン」との違い
けん玉

けん玉は、十字状の「剣(けん)」と穴の空いた「玉」が糸で繋がっていて、
- 「大皿」
- 「小皿」
- 「中皿」
- 「皿胴」
- 「けん先」
などで構成されるおもちゃです。
【遊び方】
けんの部分を持ち、玉を大皿、中皿、小皿、けん先に乗せて遊ぶのが基本で、乗せ方や乗せる順番、乗せる場所などでいろいろな技があります。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:けん玉の発祥と歴史とは?けん玉検定の技一覧(簡単な技から難しい技)
コマ(コマ回し)

漢字で「独楽」と書きます。
コマは世界各地で自然発生的に誕生したといわれ、現存する世界最古のものは、エジプトで発見された紀元前2000年~1400年頃のものです。
日本のコマがいつごろ誕生したのかは不明ですが、現存するものとしては、滋賀県大津市の南滋賀遺跡から出土した6世紀後半から7世紀前半ごろの逆円錐の先端が細く削られた木製のコマが、日本最古のものです。
江戸時代(1603年~1868年)にコマは庶民の間で広まり、コマを手のひらや扇の上で回したり、綱渡りをさせるなどの遊び方が生まれました。
明治、大正、昭和と、子供たちの間で人気の玩具として定着しましたが、昭和50年代後半ごろから子供の数の減少や、遊び場の不足、娯楽の多様化などにより、徐々に廃れていきました。
平成11年(1999年)にベイブレードが子供の間でブームになり、コマの人気が復活しました。
その後、ベイブレードだけでなく昔ながらのコマを回す大会や、コマをぶつけあって戦う大会などが開催されるようになりました。
【遊び方】
コマは回すだけでも楽しいものですが、回すときの技が数多くあります。
コマ回しの技は100前後または100以上あると言われていますが、同じ技の名前でも条件が違ったり、同じ動きをしても技の名前が違ったりして、すべてを把握することは難しいそうです。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:「コマ回し」の技にはどんなものがあるの?初心者から楽しめる技一覧!
ゴム飛び

ゴム跳びは、ある高さでピンと張ったゴムを跳ぶほか、またいだり、跳んだり、足にひっかけたりする、昔ながらの遊びです。
ひとりで遊ぶこともできますし、二人以上で遊ぶこともできます。
ゴム跳びの発祥や歴史など、詳細は不明です。
各地で自然発生的に生まれた遊びだと考えられており、日本では、昭和(1926年~1989年)の1970年代~1980年代ごろに、女児を中心に大流行しました。
【遊び方】
代表的な遊び方はふたつあります。
・歌に合わせて遊ぶ
- 「アルプス一万尺」
- 「さくまのキャンロップ」
- 「おさるのかごや」
などの歌に合わせて、跳んだり、足にひっかけたり、ゴムをねじったりします。
・高さを変えて遊ぶ
ゴムの高さを、低い位置から少しずつ高くしていく遊びで、跳び方の種類によっては自分の身長より高い位置のゴムを跳ぶこともできます。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
すごろく

漢字で「双六」と書きます。
さいころを振り、出た目で駒を進めゴールを競う遊びです。
特にお正月にすごろくをして遊ぶことが多いですが、これは「その年の運試しのため」だといわれています。
【遊び方】
- サイコロ、駒、マス目が書かれたさいころシートを準備し、2人以上で遊びます。
- サイコロの数は基本的には1つですが、複数使って遊ぶこともできます。
- ジャンケンなどで順番を決め、さいころを振って出た数だけ駒を進めます。
- 駒が止まった場所に書かれている指示に従います。
- 順番に繰り返し、最初にゴールした人が勝ちです。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:お正月にすごろくをする意味とは?名前の由来と語源、遊び方とルール説明
竹馬

竹で作られた遊具のことで、2種類あります。
- 2本の竹にそれぞれ足を載せるところを作り、そこに自分の足を置いて歩く遊具
- 1本の竹を馬に見立てて、足の間に挟んで引きずって走る遊具
一般的には「竹馬」というと前者の2本の竹で作られたものを指します。
1本の竹の遊具は、竹馬の原型といわれています。
【遊び方】
2本の竹にそれぞれある足場に自分の足を乗せ、手でそれぞれの竹を持ち、手足を連動させてバランスを取りながら歩きます。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:竹馬の歴史と由来とは?漢字の読み方「たけうま・ちくば」の違い
竹とんぼ

竹とんぼは、プロペラ状に薄く削った竹の羽根と、細い棒からなる伝統的なおもちゃです。
羽根の削り方で主に高度用、距離用、滞空用の3種類に分けることができます。
一般的な竹とんぼは「高度用」で、羽根に急角度をつけて削ります。
垂直に上昇するように作られたもので、40m以上飛ぶものもあります。
日本にいつどのように伝わったのかは不明ですが、奈良時代(710年~794年)後半の遺跡から、竹とんぼに良く似たヒノキ製の「木とんぼ」が出土しています。
江戸時代(1603年~1868年)後期には、丈夫で軽く、加工しやすい竹は細工職人が竹とんぼを作って販売するようになりました。
竹とんぼは子供たちでも簡単に作ることができたこともあり、おもちゃとして日本中に広まりました。
【遊び方】
竹とんぼは、建物や木などに引っかからない場所で飛ばして遊びます。
竹とんぼの飛ばし方は、
- 両手で軸を軽く持つ
- 両手をこすりあわせるようにして軸を回転させる
- 両手から押し出すようにして飛ばす
片手を動かないように固定して、もう片手を手前から奥へ押し出すようにこするのがコツです。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:竹とんぼの起源と歴史とは?作り方と遊び方!どこに売っている?
凧揚げ(たこあげ)

凧揚げの起源は中国といわれており、日本には平安時代(794年~1192年ごろ)に伝わってきたと考えられています。
最初は貴族の遊びでしたが、戦国時代(1467年~1590年ごろ)には、武士が通信手段のひとつとして凧を利用したそうです。
江戸時代(1603年~1868年)になると庶民の間に広まり、子供から大人まで夢中になれる娯楽として定着しました。
明治時代(1868年~1912年)になると近代化に伴って街中に電線が増えたため、次第に凧を揚げられる場所が限られていきました。
現在も、安全に凧揚げを楽しめる場所はそれほど多くありません。
【遊び方】
凧揚げに適した場所は、
- 河川敷や大きな公園などの広い場所
- 電線や木、建物など、障害物が周囲にない場所
などで、 凧が電線に絡まったり、建物にぶつかったりする危険がある場所は避けましょう。
凧揚げに最適なのは、晴れていて適度な風(風速3〜5m程度)がある日です。
風が全くないと揚げるのが難しく、逆に強すぎると凧が壊れたり、思わぬ方向へ飛ばされたりする恐れがあるため注意が必要です
凧揚げの遊び方は以下の通りです。
- 凧に複数結ばれた糸を束ね合わせた部分を利き手で持ち、反対の手で糸巻きを持
- 風が吹いてきたタイミングで、風上に向かって走り出す
- 凧が風でふわっと持ち上がるのを感じたら、利き手から凧を離す
- 走りながら糸を少しずつ出す
- 糸を10mほど出し、凧が空中で安定してきたら走るのをやめる
- 少しずつ糸を出して、さらに凧を高く揚げる
- 糸がたるんできたら利き手で糸をクイックイッと動かし、凧が落ちないようにする
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:凧揚げの遊び方!小学生でも一人で揚げられる凧揚げのコツ
だるまさんがころんだ

「だるまさんがころんだ」は、鬼ごっこが変形した遊びです。
鬼ごっこは数人で遊ぶもので、ひとりが鬼となり、他のプレイヤーは鬼に捕まらないように逃げて遊びます。
「だるまさんがころんだ」は、鬼が「だるまさんがころんだ」と唱える間に、プレイヤーが鬼に近づき、鬼が振り返ったらプレイヤーは動きを止める遊びです。
「だるまさんがころんだ」という言葉そのものに、深い意味はないそうです。
鬼が10数えるかわりに、10文字のフレーズを使うようになり、その中でも語呂が良い、言いやすいなどの理由から「だるまさんがころんだ」が定着したと考えられています。
「だるまさんがころんだ」の起源や発祥は不明です。
大正時代(1912年~1926年)から昭和(1926年~1989年)初期頃に子供たちの間で広まったといわれています。
【遊び方】
1:鬼を一人決める
2:鬼は木や壁などの前に立つ
3:鬼から10m程度離れたところにスタート位置を決め、プレイヤーは横一列に並ぶ
4:鬼が「始めの一歩」と言い、プレイヤーは各自一歩だけ鬼に近づく
5:鬼はプレイヤーに背を向け「だるまさんがころんだ」と唱え、その間にプレイヤーは、鬼に少しずつ近づく
6:鬼は「だるまさんがころんだ」の最後の「だ」でプレイヤーの方を振り向く
7:鬼がプレイヤーを見ている間は、プレイヤーは動いてはいけない
8:5~7を繰り返す
このとき、
鬼は、動いているプレイヤーを見つけたら「〇〇ちゃん動いてる」と言い、名前を呼ばれたプレイヤーはアウトとなり、鬼と手を繋ぎます。
鬼が「だるまさんがころんだ」と唱えている間に、鬼と手を繋いでいるプレイヤーに他のプレイヤーが「切った!」と言ってタッチすると、プレイヤー全員がスタート地点に向かって逃げることができます。
鬼と手を繋いでいるプレイヤーがいない場合は鬼にタッチし、プレイヤー全員がスタート地点に向かって逃げることができます。
9:鬼は振り返って「ストップ!」または「止まれ!」と言って、プレイヤーは動きを止める
10:鬼は10歩進み、近くにいたプレイヤーにタッチする
11:タッチされたプレイヤーが鬼と交代し、2に戻る
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:「だるまさんがころんだ」の遊び方のルールとは?意味や由来とは?
だるま落とし

積み重ねたいくつかの積み木の上に置かれただるまを倒したり落としたりしないように、積み木を木槌(きづち)で順番に落とす日本の伝統的な遊びです。
だるま落としの正確な起源は定かではありませんが、江戸時代(1603年~1868年)中期ごろに、木製の玩具として庶民の間で遊ばれていたと考えられています。
現在は、プラスチック製やウレタン製など、木製以外のだるま落としも販売されています。
また、1mを超える巨大なだるま落としもあり、運動会や夏祭りなど各種イベントで子供から大人まで盛り上がれる遊びとして親しまれています。
【遊び方】
胴体の上にだるまを置き、胴体の一番下から順番に木槌で落として行きます。
- 途中で胴体やだるまが倒れたら失敗
- 最後にだるまが倒れたり転がったりせずに残っていれば成功
などのルールがあり、ひとりでも、複数人でも遊ぶことができます。
また、失敗した場合は
- 胴体・だるまを全部元に戻して最初からやり直す
- 失敗した胴体・だるまだけを元に戻して続ける
など、最初に決めておきます。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:だるま落としの由来と歴史とは?落とす順番はあるの?遊び方をわかりやすく説明します
はないちもんめ

はないちもんめは、2つのグループに分かれて歌を歌いながら歩き、メンバーのやりとりをする日本の伝統的な遊びです。
「はないちもんめ」は江戸時代ごろから遊ばれていたという説もありますが、実は明治・大正時代の文献にははっきりとした記録が残っておらず、その歴史は定かではありません。
広く歌われている「はないちもんめ」の歌詞は以下の通りです。
勝って嬉しい はないちもんめ
負けて悔しい はないちもんめ
あの子がほしい
あの子じゃわからん
相談しよう そうしよう
決まった
〇〇ちゃんが欲しい
△△ちゃんが欲しい
じゃんけんぽん!
地域や世代によって歌詞が異なったり、上記の歌詞にさまざまなことが追加されていたりします。
【遊び方】
- 「はないちもんめ」は、2つのグループに分かれて遊びます。
- 1グループが4人以上となるよう合計で8人以上が適しています。
- 2つのグループが歌に合わせて前後に動き、じゃんけんで負けた子が、勝った子のグループへ行きます。
- 最後に残った1人がジャンケンに負けて、全員が同じグループになったら終わりです。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
「はないちもんめ」の歌詞の意味と遊び方!最後まで残ったらどうなる?禁止の理由
羽根つき

羽子板(はごいた)で羽根を打ち合って遊びます。
特にお正月に羽根つきをして遊ぶことが多いですが、これは一年の始まりであるお正月に無病息災を願い、厄除けをするためです。
羽根つきの羽子板は、装飾がほとんどなくシンプルなものです。
「飾り羽子板」というものもあり、女の子の無病息災を願うもので飾ることが目的です。
そのため、豪華な装飾が施されており、ガラスケースに入っていたり、木の土台に固定されていたりします。
【遊び方】
羽根つきの遊び方は2つあります。
「揚羽根(あげばね)」
ひとりで羽根を真上に打ち上げ、羽根を落とさずに何回打ち上げられるか数えます。
ひとりで遊んでも良いし、複数人で数を競っても良いです。
「追羽根(おいばね)」
ふたりで向き合って、羽根を打ち合います。
羽根を落とした人が負けです。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:羽子板を初正月に贈る意味とは?羽根つきはなぜ顔に墨を塗るの?
百人一首

百人の歌人の和歌を、一人一首ずつ選んだ和歌集です。
首とは、和歌の数え方の単位で、中国の漢詩を数える単位が由来だといわれています。
絵札(読み札)と字札(取り札)がそれぞれ100枚ずつあります。
絵札(読み札)には和歌が一首書かれており、人物の絵が添えられています。
字札(取り札)には和歌の下の句だけが書かれており、文字だけです。
基本的に、絵札(読み札)と対になる字札(取り札)を取る遊びです。
【遊び方】
いくつかの遊び方がありますが、いずれも遊ぶ人数に決まりはありません。
「散らし取り(ちらしとり)」
字札(取り札)をバラバラに置き、参加者はその周りに座ります。
読み手が絵札(読み札)を読み上げます。
参加者は前に並べた字札(取り札)の中から絵札(読み札)と対になるものを探し、取ります。
最後に一番枚数を持っていた人が勝ちとなります。
「源平合戦(げんぺいがっせん)」
2つのチームで競う団体戦です。
字札(取り札)を各チーム50枚ずつ並べます。
読み手が絵札(読み札)を読み上げます。
参加者は前に並べた字札(取り札)の中から絵札(読み札)と対になるものを探し、取ります。
相手チームの字札(取り札)を取った場合、自分のチームの字札(取り札)を相手チームに渡します。
先に字札(取り札)が無くなったチームの勝ちです。
「坊主めくり(ぼうずめくり)」
よく混ぜた絵札(読み札)を裏向きに重ねて置きます。これを「山札」といいます。
山札を順番に一枚ずつめくっていきます。
絵札が男性の場合、そのまま自分の札として持ちます。
絵札が僧侶(坊主)の場合、自分が持っている札をすべて山札の横に重ねます。
絵札が女性の場合、山札の横に置かれた札をすべて自分の札として持ちます。
百枚すべてめくり終わった時に手元に一番多く絵札を持っていた人の勝ちとなります。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:【百人一首 一覧】作者と意味を一首ずつ解説!人気の和歌はどれ?百人一首のルールと遊び方
ビー玉

ビー玉とは、ガラスでできた小さな玉の総称です。
ガラス製が多いですが、木製、プラスチック製、アクリル製などもあります。
色は無色透明のもの、単色のもの、単色で模様があるもの、複数の色で模様があるものなど、さまざまです。
室町時代(1336年~1573年)末ごろにポルトガルから日本に「ビードロ玉」が伝わりましたが、ビードロ玉は高価で、庶民が手に入れるのは難しいものでした。
昭和初期から中期ごろにガラス玉が量産されるようになったことでビー玉が安く手に入るようになり、子供たちの遊び道具として普及しました。
【遊び方】
基本的な遊び方は、「ビー玉を指ではじく」「ビー玉を隠す」「ビー玉を落とす」があります。
「ビー玉を指ではじく」
テーブルなど平らな場所にビー玉をばらまき、ひとつのビー玉を指ではじいて別のビー玉に当てます。
ほかに、地面に三角形を描き、その中にビー玉をばらまいて、ひとつのビー玉を指ではじいて三角形の中のビー玉に当てる遊び方もあります。
「ビー玉を隠す」
複数の紙コップのうちひとつにビー玉を隠し、紙コップをシャッフルしてどこにビー玉が入っているか当てます。
「ビー玉を落とす」
テーブルなど平らな場所にビー玉をばらまき、それらのビー玉を狙ってひとつのビー玉を目の高さから落として当てます。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:ビー玉の意味と由来とは?遊び方をわかりやすく解説!ビー玉とエー玉の違い
福笑い(ふくわらい)

目隠しした人が、顔の輪郭を描いた紙の上に目や鼻、口などのパーツを、適当な位置に置いていきます。
目隠しをしてパーツを置くため、出来上がった顔はユニークなものになるので、それを見て楽しむ遊びです。
おめでたい一年の始まりにみんなで遊んで笑うことで、家族の幸福を願う意味でお正月に遊ぶようになったといわれています。
【遊び方】
顔の輪郭を描いた紙と顔のパーツ(目・口・鼻・眉など)を準備します。
アイマスクや布で目隠しをします。
顔の輪郭を描いた紙の前に目隠しをした人が座り、顔のパーツを置いていきます。
出来上がったら目隠しをはずし、出来上がりを見て楽しみます。
以下のようにルールを決めて勝敗を決める遊び方もできます。
- 「正しく顔のパーツを置いた顔を作った者の勝ち」
- 「面白い顔を作った者の勝ち」
- 「笑った人が多かった者の勝ち」
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:お正月に福笑いをする由来と意味とは?遊び方のルール説明。なぜおかめとひょっとこなの?
めんこ

厚紙などで作られた、手のひらサイズの四角や円形をした薄い玩具です。
漢字で「面子」と書き、「小さな面」が由来といわれています。
東日本では「めんこ」ですが、西日本では「めんこ」のほかに「パッチン」や「パチ」ともいいます。
めんこがいつ誕生したのか定かではありませんが、現在主流の「紙めんこ」は、明治10年代に誕生しました。
大正から昭和にかけて力士やプロ野球選手、アニメや特撮のヒーロー、時代劇など、その時代のスターが描かれた紙めんこが大量に作られるようになりました。
昭和後期以降は、娯楽の多様化によって紙めんこの販売数が激減しました。
現在、めんこで遊ぶ人が減っていますが、保育や教育現場では伝統的な遊びを後世に残そうとしており、子供たちにめんこ遊びを体験する機会を設けています。
【遊び方】
「めんこを地面に叩きつける遊び方」がめんこの定番です。
自分のめんこを地面に叩きつけて、その時の風や衝撃で相手のめんこをひっくり返したり、相手のめんこの下に自分のめんこをすべりこませたりします。
ほかに、自分のめんこを地面に叩きつけて、円形や三角形などの図形や、新聞紙、ダンボールなど、決められた範囲から相手のめんこを追い出す遊び方もあります。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
リンク:めんこの遊び方!ひっくり返すコツとは?どこで買えるの?

伝統的な遊びがたくさんありましたね。
子供たちの遊びの多様化によって、昔ながらの遊びができる人が減ってきていますが、伝統的な遊びを継承しようと活動している人たちもいます。
地域のイベントや学校などで体験できる遊びもありますので、機械があればぜひ、遊んでみてはいかがでしょうか。

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